JR東日本・宮中取水ダムにトラップ
今秋も高水温傾向、昨年遡上わずか49匹
「今年こそ多く帰って来てほしいが…」。サケ遡上期が本格化する前に関係者は願うが、自然環境は厳しそうだ。JR東日本は18日、サケ捕獲調査のためのトラップを宮中取水ダムの大型魚道に今年も2機設置。サケ遡上の最盛期である10月1~31日の期間、毎日朝昼晩3回調査を行う。ただサケ遡上は近年減少。JR東の調査では一昨年は141匹(調査期間9月11日~11月10日の61日間)、昨年は49匹(同10月1~31日の31日間)に留まる。日本海の海水温が高い状況が続く影響などが考えられているが、「1匹でも多く帰って来て」と願う声は多い。
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