今週の妻有新聞最新号抜粋記事
まちづくり 公開討論会2023 開催

2023年10月13日(金)午後7時00分開会
- 会場
- 津南町文化センター
- 討論会出席者
- 津南町議選立候補予定者
◆ 設問テーマに対する政策や考え方を述べて頂きます。
2023年10月13日(金)午後6時55分から放送開始します
YouTubeライブ配信お知らせ
妻有新聞創刊70周年・第3000号記念の読者プレゼント開催中!
(4面広告欄に応募券あり)
2025年7月12日号
「トライ&エラー」がクロス探究科
十日町高に来年度新コース1クラス
今年創立100周年の節目を迎えている十日町高校(鈴木勇二校長、541人)。先月26日発表の2025年度から10年間で進める県立高校再編整備計画では…
2025年7月12日号
山の命をいただく
髙橋 美佐子さん(1972年生まれ)
狩猟免許を9年前に取った。猟では愛犬アム、シゲオの2頭が手助けする…
2025年7月12日号
産後ケア、ようやく始まった支援事業
夜間の子育て支援カフェ『ヨナキリウム』
最近、テレビで私の顔を見た! という声をあちこちでお聞きしました…
2025年7月12日号
関税・防衛費交渉に正論で臨むのは愚策
熱暑、群発地震、選挙と関税
熱暑、群発地震、選挙と関税、毎日報道される三題噺です…
2025年7月12日号
ワタスゲ
中沢 英正(県自然観察保護員)
ワタスゲ(綿菅)は、本州の中部以北と北海道に分布するスゲの仲間である…
2025年7月12日号
チャレンジ、「また人が集う場に」
ユーモールに10年ぶり新店、江口さん夫妻
「ぜひ一度、焼き立てを食べてほしい…
2025年7月12日号
「再生二期作」、コメづくり革命か
「再生二期作」。二期作は小学校の社会で習い、コメづくりを年に2回行うことは知っていたが、「再生」が付く二期作とは…。先週全国紙で大きく扱われ、今週は経済紙・日経に出ていた。それだけ産業構造に大きく影響する取り組みなのだろう。特にコメ価格高騰の昨今では、コメというキーワードだけで注目する世情だ。
再生とは、一度の田植えでその年、二度の収穫をするコメづくりだ。説明されれば、なるほど…と思う。事実、ここ妻有地方の水田でもこの光景はよく見る。収穫の秋。稲刈りが終わった田んぼ、その上を赤とんぼが舞う頃になると刈り取った稲株から新たな稲(ひこばえ)が伸び、年によっては稲穂をつけ再び実入りする。このイネの特性を活用したのが「再生二期作」。春の田植えは一度。だが、収穫は二度できるという超コストパフォーマンスのコメづくりだ。
実はこの再生二期作、先進地は中国という。一度の田植えで二度収獲する、それを専門的に研究し、システム化まできているという。日本はまだ研究が緒についたばかりで、本格研究はこれからだという。このメリットは大きい。高額なコメづくり農業機械が二度使える。結果、生産コストが下がり、利幅が増えることになる。
先週5日の朝日新聞で紹介の再生二期作は、福島県の専業農業者の取り組み。1回目の稲刈りは8月中に行い、新米が8月に流通する。二回目は11月頃という。品種は農研機構が開発の「にじのきらめき」。暑さに強く、食味もコシヒカリ並みという。栽培ポイントは切り株を長めに残すこと。長めの切り株で稲穂の結実が早まるという。さらに研究が進めば、この再生二期作は、いまのコメづくりを革命的に変えるかもしれない。
日進月歩、様々な分野の技術革新は早い。まさに、コメづくり革命か。
2025年7月12日号