今年創立100周年の節目を迎えている十日町高校(鈴木勇二校長、541人)。先月26日発表の2025年度から10年間で進める県立高校再編整備計画では…
2025年7月12日号
「再生二期作」。二期作は小学校の社会で習い、コメづくりを年に2回行うことは知っていたが、「再生」が付く二期作とは…。先週全国紙で大きく扱われ、今週は経済紙・日経に出ていた。それだけ産業構造に大きく影響する取り組みなのだろう。特にコメ価格高騰の昨今では、コメというキーワードだけで注目する世情だ。
再生とは、一度の田植えでその年、二度の収穫をするコメづくりだ。説明されれば、なるほど…と思う。事実、ここ妻有地方の水田でもこの光景はよく見る。収穫の秋。稲刈りが終わった田んぼ、その上を赤とんぼが舞う頃になると刈り取った稲株から新たな稲(ひこばえ)が伸び、年によっては稲穂をつけ再び実入りする。このイネの特性を活用したのが「再生二期作」。春の田植えは一度。だが、収穫は二度できるという超コストパフォーマンスのコメづくりだ。
実はこの再生二期作、先進地は中国という。一度の田植えで二度収獲する、それを専門的に研究し、システム化まできているという。日本はまだ研究が緒についたばかりで、本格研究はこれからだという。このメリットは大きい。高額なコメづくり農業機械が二度使える。結果、生産コストが下がり、利幅が増えることになる。
先週5日の朝日新聞で紹介の再生二期作は、福島県の専業農業者の取り組み。1回目の稲刈りは8月中に行い、新米が8月に流通する。二回目は11月頃という。品種は農研機構が開発の「にじのきらめき」。暑さに強く、食味もコシヒカリ並みという。栽培ポイントは切り株を長めに残すこと。長めの切り株で稲穂の結実が早まるという。さらに研究が進めば、この再生二期作は、いまのコメづくりを革命的に変えるかもしれない。
日進月歩、様々な分野の技術革新は早い。まさに、コメづくり革命か。
2025年7月12日号
「無床化は取り下げ今まで通り県立松代病院を存続を」。「診療所化すると土日や24時間対応ができなくなる。診療所で一刻を争う事態に対応できるのか」。不安の声が相次いだ…
2025年7月5日号
今年創立100周年の節目を迎えている十日町高校(鈴木勇二校長、541人)。先月26日発表の2025年度から10年間で進める県立高校再編整備計画では…
2025年7月12日号
「再生二期作」。二期作は小学校の社会で習い、コメづくりを年に2回行うことは知っていたが、「再生」が付く二期作とは…。先週全国紙で大きく扱われ、今週は経済紙・日経に出ていた。それだけ産業構造に大きく影響する取り組みなのだろう。特にコメ価格高騰の昨今では、コメというキーワードだけで注目する世情だ。
再生とは、一度の田植えでその年、二度の収穫をするコメづくりだ。説明されれば、なるほど…と思う。事実、ここ妻有地方の水田でもこの光景はよく見る。収穫の秋。稲刈りが終わった田んぼ、その上を赤とんぼが舞う頃になると刈り取った稲株から新たな稲(ひこばえ)が伸び、年によっては稲穂をつけ再び実入りする。このイネの特性を活用したのが「再生二期作」。春の田植えは一度。だが、収穫は二度できるという超コストパフォーマンスのコメづくりだ。
実はこの再生二期作、先進地は中国という。一度の田植えで二度収獲する、それを専門的に研究し、システム化まできているという。日本はまだ研究が緒についたばかりで、本格研究はこれからだという。このメリットは大きい。高額なコメづくり農業機械が二度使える。結果、生産コストが下がり、利幅が増えることになる。
先週5日の朝日新聞で紹介の再生二期作は、福島県の専業農業者の取り組み。1回目の稲刈りは8月中に行い、新米が8月に流通する。二回目は11月頃という。品種は農研機構が開発の「にじのきらめき」。暑さに強く、食味もコシヒカリ並みという。栽培ポイントは切り株を長めに残すこと。長めの切り株で稲穂の結実が早まるという。さらに研究が進めば、この再生二期作は、いまのコメづくりを革命的に変えるかもしれない。
日進月歩、様々な分野の技術革新は早い。まさに、コメづくり革命か。
2025年7月12日号
「無床化は取り下げ今まで通り県立松代病院を存続を」。「診療所化すると土日や24時間対応ができなくなる。診療所で一刻を争う事態に対応できるのか」。不安の声が相次いだ…
2025年7月5日号