「医療再編」、顔の見える関係必須

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26年後に魚沼人口「9万人」、高齢化率「48・5%」

5年ぶり魚沼圏域 看護職員交流研修会

 人口減少のなかで高度・救急医療を行う魚沼基幹病院を中核とした、地域医療再編を進める必要が生まれている魚沼医療圏(人口約14万5千人、うち妻有地域約5万3千人)。団塊の世代が後期高齢者となる75歳以上の人口は2030年頃にピークとなり、さらに26年後の2050年は「人口9万人余」となる見通しが出ており、医療機能の役割分担による効率化などをさらに検討している。魚沼医療圏は2649平方㌔、東京都や神奈川県より広い範囲に中山間地が広がるエリアだが「地域でひとつの病院」をめざしている。現状と課題を最前線で働く看護師が情報共有する「魚沼圏域看護職員代表者会議」(代表=髙橋みはる・魚沼基幹病院副院長)の5年ぶりの交流研修会を9月末に同病院で開き、看護師70人余が将来必要な医療看護体制など学び合った。
 国は医療機関の機能分化・連携を進める目的で地域医療構想の指針を示すが、現想定は『2025年』までで、現在は『2040年』に向けた「新たな地域医療構想等に関する検討会」を実施中。

続きは本誌2024年11月9日号を御覧ください