あえて農作物の成長に必要とされる窒素分を抑え、もみ殻や落葉を用土に混ぜる「炭素循環農法」でアスパラ栽培に取り組む滝沢総一郎さん(74、栄村程久保)。滝沢さんのアスパラ畑は出荷のピークを迎え、「安全安心」と注目を集めている。「やっぱり『たんじゅん農法』だと虫も寄り付かないし、味もおいしい。雪がとけ新緑が芽吹く同じ時期にアスパラも芽を出し、ほかの野菜より早く収穫できるのは魅力の一つ。ずっと家にいてもしょうがないし、何より皆さんがアスパラを待っているので、体が動く限りは管理できる範囲をしっかりとしていきたいね」と話す。
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