東京五輪マラソン出場の服部勇馬選手
陸上歴20年余を語る、故郷の後輩たちに想いを
「夢を持つ、日常に感謝、過去に囚われない、自分をまず変える、敵は自分自身」。十日町市出身で東京オリンピックに出場した服部勇馬選手(31、トヨタ自動車)は故郷の中学生に自身が大事に思う5つの言葉を語り「夢を持つこと、これが一番。何のために走るのか、何のために勉強するのか、それを考えることが大切」と語った。
故郷に戻り、4日は吉田中学、7日に母校の中里中学で講演した服部選手。中里中学‐仙台育英高に進んだ。「小学時代はサッカーに熱中し、中学では母が保育士だったので、自分の将来の目標は保育士だった。まさかマラソンやオリンピックをめざすとは思ってもいなかった」と振り返る。「マラソンは42・195㌔を走る競技で、吉田中から長岡のリバーサイド千秋までを走る距離」。今は1日30㌔ほど走り、1ヵ月で1000㌔、3年で地球1周ほど走っていると語り「いまのところ、地球3周くらいはしている」と会場を驚かせた。
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