今年6月更新期、魚沼の流域市議が連携グループに
十日町市長選
現職の態度表明がまだないなか、十日町市長選(4月20日告示、27日投票)は新人が先行する形で動きが始まっている。現職で4期の関口芳史市長(65)は、市議会12月議会で関連質疑の中で「市固有の歴史遺産を国内外に積極発信し地域総がかりのまちづくりに取り組む」と市政への積極姿勢を見せている。一方、三度目の挑戦となる樋口明弘氏(76)は昨年4月に出馬表明し、前回までの政策を中心に人から人へと繋げる活動を進める一方で、今年6月末に水利権が満了するJR東・宮中取水ダムの水利権更新への取り組み姿勢を明確にし、「発電の地元還元」を前面に打ち出し、市長選の争点化をはかっている。注目は現職・関口市長がどのタイミングで進退表明するかだ。4年前の前回は原発事故対応などの対処問題などを理由に表明時期を2月まで引っ張った経緯があり、今期の進退表明はいつするのか、市民の関心が集まっている。
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