将来の鳥獣保護管理法整備で先進地に
栄村ファリーミート
全国でクマ被害が相次ぎ、10月末付の県内の人身事故は13件14人。今年のクマ捕獲数は先月末付で、十日町市19頭(前年19頭)、津南町22頭(同5頭)、栄村31頭(同26頭)と目撃頻発により、大幅増となっている。一方で奥信越地域はクマなど野生鳥獣対策の先進地でもある。先月は鳥獣保護管理法がない台湾政府一行が自国の法整備に役立てるため栄村の狩猟・加工会社を視察。さらに十日町市ではクマ油を使った新商品開発する女性がいるなど、クマ対策と共に資源としての活用を図る取り組みが生まれている。野生鳥獣とどう向き合うかの一端が奥信越地域で示されている。 (関連記事2面)
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