再編合意、診療所化12月県議会に

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守る会「一方的」と反発、地元県議は

魚沼圏域地域医療構想調整会議

 県立松代病院の診療所化に合意した。7日夜開催の「魚沼圏域地域医療構想調整会議」の議題となった、県立松代病院(吉嶺文俊院長、39床)の来春4月の無床診療所化、受入れ先の県立十日町病院(清﨑浩一院長、275床)の5病棟構成変更(急性期3・回復期2)と病床数を削減し250床とすることを審議し、合意を受けた。一方、傍聴した病院存続を求め署名1万6310筆を県病院局に提出した「松代病院を守る会」(村山繁一代表)は「こちらの願い通りの話にまったくなってない」と再編ありきの県姿勢を変わらず疑問視する。松代病院の無床化案は12月県議会に上程。議論のテーブルは県議会に移る。地元県議の動向にも関心が集まる。

続きは本誌2025年10月11日号を御覧ください