村政継続か、返り咲きか

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栄村長選21日投票

 「いまの村政でいいのか。それとも…」。4年前と同じ選択を迫られている栄村の人たち。任期満了(5月14日)に伴う栄村長選は16日告示、21日投票。元職・森川浩市氏(64、雪坪)、現職・宮川幹雄氏(70、野田沢)の一騎打ちは、挑戦者は変わったが同じ候補同士の争い。森川氏は「村民が安心できる村づくりを進める。私一人では何もできない。皆様方の力を貸してほしい」と出陣式で80人余を前に、村民総力での村政運営を前面に出す。一方、宮川氏は出陣式で50人余に「4年間、確実で安定した運営に力を注いだ。財政健全化に取り組み土台は固まりつつある。またここで以前の村政に戻すことは絶対にできない」と村政継続の必要性を強調。宮川氏は今回自民系や建設業界などの支援を受けるが、森川氏が挑戦者の勢いで猛追している。人口1600人余の栄村。まさに顔が見える選挙戦になっており、縁戚や地域性などが強く、浮動票が少なく、21日投開票の行方に大きな関心が集まる。15日の付有権者数1414人(男676、女738)。                (関連記事5面)

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