無党派層ねらう立憲、組織票の自民

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魚沼決戦、投票率が焦点か

 政権選択の選挙となっている衆院選はあす27日投開票。全国注視の与野党一騎打ちの新潟5区は、新たに選挙区編入になった南魚・北魚エリア7万9千票の行方が最大の焦点になっている。再選めざす立憲・梅谷守氏(50)は公選法に触れる日本酒配布問題がどこまで影響するか。6選めざす自民・高鳥修一氏(64)は政治資金不記載の裏金問題を有権者がどう受け止めているか。共に党処分を受けている身だけに、有権者の動向がつかめない選挙戦になっている。盛り上がりに欠く情勢だが、投票率の高低が5区では大きく影響する見込み。基礎票を持つ自民は「低投票率」を期待し、浮動票を狙う立憲は「高い投票率」を期待するなど、今回は当日投票率が勝敗を分ける。公示14日付の5区有権者は34万1807人。大票田の上越市15万4456人(全体の45%)、新編入の南魚・北魚エリア7万9577人(同23%)、十日町市・津南町4万1444人(同12%)。

続きは本誌2024年10月26日号を御覧ください