空校舎を活用し、雪国の新たな冬の魅力発信拠点として関心が高まっている冬季の雪上キャンプ・グランピング施設「雪原学舎」がいよいよ9日にオープンする。2年前に閉校した旧貝野小を改装、教室がグランピング施設、さらに地域住民も利用できるカフェスペースなど用意。中里地域の新たな交流拠点となる。運営するのは、丸山工務所の子会社である「株式会社雪原学舎」。小川新一社長(63)は、貝野小の卒業生のひとり。「使わない学校はどうしても老朽化するなか、母校の再スタートに関わることになった。これまで学校を建設する側だったが、造ってきたものを再生するのも我々の仕事と捉え始まった事業。軌道に乗せたい」と意欲を話す。8日に関口市長らと共にテープカットを行い、一般向け内覧会も行う。
2024年1月6日号
いっきに再稼働に向け動き出した。原子力規制委員会は20日、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の事実上の運転禁止命令を今月27日に解除する方針を決めた。これにより再稼働は地元の新潟県の同意が焦点に。花角英世知事は県民の意見を聞き判断する姿勢を示し、12月県議会で「信を問うのが責任の取り方としてもっとも明確であり重い方法と考えている」としている。一方、UPZ圏域(半径30㌔圏内)に下条地区や川西・松代地域の一部が入り、約5700人が住む十日町市。関口市長は18日の定例会見で「市民の皆さんの代表として、十日町市としての意見を述べる。決定権者は県知事と認識。十日町市民の意見をまず知事にお伝えする」と市民意見を集約し意見を伝える方針を示した。
2023年12月23日号
「やる気があるの?」、そんな声が聞こえている。『温浴施設か美術館か』と揉めにもめ、施設を改修してようやく今月2日に市の直営として再開した明石の湯だったが、年末年始の休館日が今月26日から来年1月3日までの9連休となる。帰省客が大幅に増える年末年始は温泉施設にとって『かき入れ時』のはずが、まさかの9日間の休館。利用者からは「正にお役所仕事。お客はどうでもいいということじゃないか」と厳しい声が出ている。
2023年12月23日号
中高一貫6年間の継続課程で長期視点の人材育成を図っている県立津南中等教育学校(関口和之校長、353人)。同校の特色となっているのが地域を学び、課題解決策を考える探究学習『津南 妻有学』。その活動を支える教職員チーム「探究学習プロジェクトチーム(探究学習委員会・8人)が今期の「新潟県優秀教職員表彰(組織)」をこのほど受けた。
2023年12月23日号
『改良すべき踏切』として国交省の指定を受け、642日ぶりに渡って通行止めで改良工事を進めてきた十日町市の市道稲荷町線・JR飯山線稲荷町踏切は、ようやく工事が完了。13日、開通式を行った。式には通行を待ち望んでいた周辺住民ら50人余りが駆けつけ、通行再開を喜んだ。同路線は2月16、17日に開く冬の一大イベント・十日町雪まつりの主会場となる西小グラウンドと市中央部とを結ぶ導線として重要視される一方、下島地区に結ぶ道路改良も進んでおり、重要路線となる期待が高まっている。
2023年12月16日号
「今のままでは子どもの人数が少なすぎる。保育園の整備を進めてほしい」。「上郷小の児童数はいま30人余り。統合すべき」。「前の統合の話しが出た時から時間が過ぎ状況は変わっている。芦ヶ崎小校区の保護者アンケートで意向調査を」など、子どもの学び環境についての意見や質問が若手参加者から出ていた。
2023年12月16日号
世界を対象に美味しいコメを表彰する「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」(12月1、2日)。新潟県初、津南町での農業関係の大規模全国大会となり、2日間で3400人余が来訪。最高部門である国際総合部門に津南町の出品社2人が金賞、1社が特別賞となるなど、津南産米のアピールにも繋がった。桑原町長は「町の米の美味しさを伝えたいと準備してきた。金賞受賞は拡販のステップアップに繋がる。農業は国の基、その農業を志すもの同士の相互交流の場になり、成功と言って良いと思う」と話す。だが一方で、2週間前の町内宿泊施設のキャンセル、さらに予算不足により12月議会で900万円を追加計上(当初予算1400万円)、総予算2900万円に増額が必要となるなど、行政サイドの不手際も浮き彫りになった国際大会となった。
2023年12月9日号
地域の若手看護職員らの連帯促進をと、「魚沼圏域採用3年目の看護職員交流会」は4日、魚沼基幹病院講堂で開催。広域の看護職員や保健師など対象にした3年目職員の研修会は県内初。魚沼エリアの県立病院や地域病院、県や自治体職員など11団体から41人が参集。うち県立十日町病院は7人、県立松代病院からは1人が参加。医療の道を歩み続けている同期たちと意見交換をするなどで、横の繋がりを深めていた。
2023年12月9日号
日本最大級の米の祭典「第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(12月1~2日、ニュー・グリーンピア津南)。来訪者は3千人余、町内の宿泊施設は来訪者で埋まる見込みだった。だが蓋を開けてみると、関連客の多くは十日町市や長岡市、湯沢町などを宿にしていることが分かった。町は宿泊施設の取りまとめを株式会社農協観光に一任していたが、同社は『個室希望が多かった』と近隣市町のビジネスホテルに宿泊誘導。町内の宿泊施設は個室利用できる部屋が少なく、複数人が利用する形態なのが影響したが、宿泊関係者は「部屋を空けるように農協観光に言われていたがほぼ申し込みゼロのキャンセル。せっかく津南町で行うコメ祭典、当初の話しでは『宿が埋まるから』だった。津南のお金を使っているイベントであるのに、これでいいのか」と今回の宿泊対応を巡り、農協観光や町姿勢を疑問視する声が高まっている。
2023年12月2日号
明石の湯、ようやく再開―。地域住民の強い要望で継続が決まった十日町市の日帰り温泉施設『明石の湯』はきょう2日午後1時に営業再開する。関口市長は「継続が決まった以上、しっかりとした経営を。越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)に『温泉のある美術館』としていい効果をもたらすと思う。いろいろな方に利用してもらいたい」と話している。
2023年12月2日号
空校舎を活用し、雪国の新たな冬の魅力発信拠点として関心が高まっている冬季の雪上キャンプ・グランピング施設「雪原学舎」がいよいよ9日にオープンする。2年前に閉校した旧貝野小を改装、教室がグランピング施設、さらに地域住民も利用できるカフェスペースなど用意。中里地域の新たな交流拠点となる。運営するのは、丸山工務所の子会社である「株式会社雪原学舎」。小川新一社長(63)は、貝野小の卒業生のひとり。「使わない学校はどうしても老朽化するなか、母校の再スタートに関わることになった。これまで学校を建設する側だったが、造ってきたものを再生するのも我々の仕事と捉え始まった事業。軌道に乗せたい」と意欲を話す。8日に関口市長らと共にテープカットを行い、一般向け内覧会も行う。
2024年1月6日号
いっきに再稼働に向け動き出した。原子力規制委員会は20日、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の事実上の運転禁止命令を今月27日に解除する方針を決めた。これにより再稼働は地元の新潟県の同意が焦点に。花角英世知事は県民の意見を聞き判断する姿勢を示し、12月県議会で「信を問うのが責任の取り方としてもっとも明確であり重い方法と考えている」としている。一方、UPZ圏域(半径30㌔圏内)に下条地区や川西・松代地域の一部が入り、約5700人が住む十日町市。関口市長は18日の定例会見で「市民の皆さんの代表として、十日町市としての意見を述べる。決定権者は県知事と認識。十日町市民の意見をまず知事にお伝えする」と市民意見を集約し意見を伝える方針を示した。
2023年12月23日号
「やる気があるの?」、そんな声が聞こえている。『温浴施設か美術館か』と揉めにもめ、施設を改修してようやく今月2日に市の直営として再開した明石の湯だったが、年末年始の休館日が今月26日から来年1月3日までの9連休となる。帰省客が大幅に増える年末年始は温泉施設にとって『かき入れ時』のはずが、まさかの9日間の休館。利用者からは「正にお役所仕事。お客はどうでもいいということじゃないか」と厳しい声が出ている。
2023年12月23日号
中高一貫6年間の継続課程で長期視点の人材育成を図っている県立津南中等教育学校(関口和之校長、353人)。同校の特色となっているのが地域を学び、課題解決策を考える探究学習『津南 妻有学』。その活動を支える教職員チーム「探究学習プロジェクトチーム(探究学習委員会・8人)が今期の「新潟県優秀教職員表彰(組織)」をこのほど受けた。
2023年12月23日号
『改良すべき踏切』として国交省の指定を受け、642日ぶりに渡って通行止めで改良工事を進めてきた十日町市の市道稲荷町線・JR飯山線稲荷町踏切は、ようやく工事が完了。13日、開通式を行った。式には通行を待ち望んでいた周辺住民ら50人余りが駆けつけ、通行再開を喜んだ。同路線は2月16、17日に開く冬の一大イベント・十日町雪まつりの主会場となる西小グラウンドと市中央部とを結ぶ導線として重要視される一方、下島地区に結ぶ道路改良も進んでおり、重要路線となる期待が高まっている。
2023年12月16日号
「今のままでは子どもの人数が少なすぎる。保育園の整備を進めてほしい」。「上郷小の児童数はいま30人余り。統合すべき」。「前の統合の話しが出た時から時間が過ぎ状況は変わっている。芦ヶ崎小校区の保護者アンケートで意向調査を」など、子どもの学び環境についての意見や質問が若手参加者から出ていた。
2023年12月16日号
世界を対象に美味しいコメを表彰する「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」(12月1、2日)。新潟県初、津南町での農業関係の大規模全国大会となり、2日間で3400人余が来訪。最高部門である国際総合部門に津南町の出品社2人が金賞、1社が特別賞となるなど、津南産米のアピールにも繋がった。桑原町長は「町の米の美味しさを伝えたいと準備してきた。金賞受賞は拡販のステップアップに繋がる。農業は国の基、その農業を志すもの同士の相互交流の場になり、成功と言って良いと思う」と話す。だが一方で、2週間前の町内宿泊施設のキャンセル、さらに予算不足により12月議会で900万円を追加計上(当初予算1400万円)、総予算2900万円に増額が必要となるなど、行政サイドの不手際も浮き彫りになった国際大会となった。
2023年12月9日号
地域の若手看護職員らの連帯促進をと、「魚沼圏域採用3年目の看護職員交流会」は4日、魚沼基幹病院講堂で開催。広域の看護職員や保健師など対象にした3年目職員の研修会は県内初。魚沼エリアの県立病院や地域病院、県や自治体職員など11団体から41人が参集。うち県立十日町病院は7人、県立松代病院からは1人が参加。医療の道を歩み続けている同期たちと意見交換をするなどで、横の繋がりを深めていた。
2023年12月9日号
日本最大級の米の祭典「第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(12月1~2日、ニュー・グリーンピア津南)。来訪者は3千人余、町内の宿泊施設は来訪者で埋まる見込みだった。だが蓋を開けてみると、関連客の多くは十日町市や長岡市、湯沢町などを宿にしていることが分かった。町は宿泊施設の取りまとめを株式会社農協観光に一任していたが、同社は『個室希望が多かった』と近隣市町のビジネスホテルに宿泊誘導。町内の宿泊施設は個室利用できる部屋が少なく、複数人が利用する形態なのが影響したが、宿泊関係者は「部屋を空けるように農協観光に言われていたがほぼ申し込みゼロのキャンセル。せっかく津南町で行うコメ祭典、当初の話しでは『宿が埋まるから』だった。津南のお金を使っているイベントであるのに、これでいいのか」と今回の宿泊対応を巡り、農協観光や町姿勢を疑問視する声が高まっている。
2023年12月2日号
明石の湯、ようやく再開―。地域住民の強い要望で継続が決まった十日町市の日帰り温泉施設『明石の湯』はきょう2日午後1時に営業再開する。関口市長は「継続が決まった以上、しっかりとした経営を。越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)に『温泉のある美術館』としていい効果をもたらすと思う。いろいろな方に利用してもらいたい」と話している。
2023年12月2日号