中高一貫6年間の継続課程で長期視点の人材育成を図っている県立津南中等教育学校(関口和之校長、353人)。同校の特色となっているのが地域を学び、課題解決策を考える探究学習『津南 妻有学』。その活動を支える教職員チーム「探究学習プロジェクトチーム(探究学習委員会・8人)が今期の「新潟県優秀教職員表彰(組織)」をこのほど受けた。
2023年12月23日号
『改良すべき踏切』として国交省の指定を受け、642日ぶりに渡って通行止めで改良工事を進めてきた十日町市の市道稲荷町線・JR飯山線稲荷町踏切は、ようやく工事が完了。13日、開通式を行った。式には通行を待ち望んでいた周辺住民ら50人余りが駆けつけ、通行再開を喜んだ。同路線は2月16、17日に開く冬の一大イベント・十日町雪まつりの主会場となる西小グラウンドと市中央部とを結ぶ導線として重要視される一方、下島地区に結ぶ道路改良も進んでおり、重要路線となる期待が高まっている。
2023年12月16日号
「今のままでは子どもの人数が少なすぎる。保育園の整備を進めてほしい」。「上郷小の児童数はいま30人余り。統合すべき」。「前の統合の話しが出た時から時間が過ぎ状況は変わっている。芦ヶ崎小校区の保護者アンケートで意向調査を」など、子どもの学び環境についての意見や質問が若手参加者から出ていた。
2023年12月16日号
世界を対象に美味しいコメを表彰する「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」(12月1、2日)。新潟県初、津南町での農業関係の大規模全国大会となり、2日間で3400人余が来訪。最高部門である国際総合部門に津南町の出品社2人が金賞、1社が特別賞となるなど、津南産米のアピールにも繋がった。桑原町長は「町の米の美味しさを伝えたいと準備してきた。金賞受賞は拡販のステップアップに繋がる。農業は国の基、その農業を志すもの同士の相互交流の場になり、成功と言って良いと思う」と話す。だが一方で、2週間前の町内宿泊施設のキャンセル、さらに予算不足により12月議会で900万円を追加計上(当初予算1400万円)、総予算2900万円に増額が必要となるなど、行政サイドの不手際も浮き彫りになった国際大会となった。
2023年12月9日号
地域の若手看護職員らの連帯促進をと、「魚沼圏域採用3年目の看護職員交流会」は4日、魚沼基幹病院講堂で開催。広域の看護職員や保健師など対象にした3年目職員の研修会は県内初。魚沼エリアの県立病院や地域病院、県や自治体職員など11団体から41人が参集。うち県立十日町病院は7人、県立松代病院からは1人が参加。医療の道を歩み続けている同期たちと意見交換をするなどで、横の繋がりを深めていた。
2023年12月9日号
日本最大級の米の祭典「第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(12月1~2日、ニュー・グリーンピア津南)。来訪者は3千人余、町内の宿泊施設は来訪者で埋まる見込みだった。だが蓋を開けてみると、関連客の多くは十日町市や長岡市、湯沢町などを宿にしていることが分かった。町は宿泊施設の取りまとめを株式会社農協観光に一任していたが、同社は『個室希望が多かった』と近隣市町のビジネスホテルに宿泊誘導。町内の宿泊施設は個室利用できる部屋が少なく、複数人が利用する形態なのが影響したが、宿泊関係者は「部屋を空けるように農協観光に言われていたがほぼ申し込みゼロのキャンセル。せっかく津南町で行うコメ祭典、当初の話しでは『宿が埋まるから』だった。津南のお金を使っているイベントであるのに、これでいいのか」と今回の宿泊対応を巡り、農協観光や町姿勢を疑問視する声が高まっている。
2023年12月2日号
明石の湯、ようやく再開―。地域住民の強い要望で継続が決まった十日町市の日帰り温泉施設『明石の湯』はきょう2日午後1時に営業再開する。関口市長は「継続が決まった以上、しっかりとした経営を。越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)に『温泉のある美術館』としていい効果をもたらすと思う。いろいろな方に利用してもらいたい」と話している。
2023年12月2日号
現代アートによる地域活性化構想が始まった1996年、そして2000年の第1回初開催となり、25年かけ世界的な現代アート展に成長している「大地の芸術祭」。当初は受付に1人しか来ない、バスは空気を運んでいるような状況もあったが、新型コロナ禍前の2018年第7回は54万人余り(会期51日間)、延期開催となった2022年第8回は57万人余(145日間、火水休)が来訪。そして新型コロナ後、行動規制のない「第9回展」は来年7月13日~11月10日(87日間、同)の開催が決まっている。
2023年11月25日号
ネイチャーフォトを学ぶ―。夏休みに苗場山麓ジオパークのフォトツアーに参加した十日町高と十日町総合高の写真部の作品指導会が十日町高で開かれ、フォトツアーで講師を務めた日本現代写真家協会所属で苗場山麓ジオパークフォトコンテストの審査員を務める飯塚英春さんと戸谷英利さんが作品指導を行った。生徒たちは「主題の切り取り方など、とても勉強になりました」と話していた。
2023年11月25日号
農産物などの価値を高めて農林漁業者の所得向上を目的とする「6次産業化」。日本食糧新聞社が主催する表彰制度「第8回6次化大賞」審査が9日、新潟市で行われ、35事業者が出品するなか十日町市中条地区が拠点の農業株式会社ウーマン・ファーマーズ・ジャパン(ウーファ)が製造するサツマイモの加工品「雪の日の丸干し芋」がグランプリを獲得。併せて協賛企業特別賞のナチュレ片山賞も受賞した。
2023年11月25日号
中高一貫6年間の継続課程で長期視点の人材育成を図っている県立津南中等教育学校(関口和之校長、353人)。同校の特色となっているのが地域を学び、課題解決策を考える探究学習『津南 妻有学』。その活動を支える教職員チーム「探究学習プロジェクトチーム(探究学習委員会・8人)が今期の「新潟県優秀教職員表彰(組織)」をこのほど受けた。
2023年12月23日号
『改良すべき踏切』として国交省の指定を受け、642日ぶりに渡って通行止めで改良工事を進めてきた十日町市の市道稲荷町線・JR飯山線稲荷町踏切は、ようやく工事が完了。13日、開通式を行った。式には通行を待ち望んでいた周辺住民ら50人余りが駆けつけ、通行再開を喜んだ。同路線は2月16、17日に開く冬の一大イベント・十日町雪まつりの主会場となる西小グラウンドと市中央部とを結ぶ導線として重要視される一方、下島地区に結ぶ道路改良も進んでおり、重要路線となる期待が高まっている。
2023年12月16日号
「今のままでは子どもの人数が少なすぎる。保育園の整備を進めてほしい」。「上郷小の児童数はいま30人余り。統合すべき」。「前の統合の話しが出た時から時間が過ぎ状況は変わっている。芦ヶ崎小校区の保護者アンケートで意向調査を」など、子どもの学び環境についての意見や質問が若手参加者から出ていた。
2023年12月16日号
世界を対象に美味しいコメを表彰する「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」(12月1、2日)。新潟県初、津南町での農業関係の大規模全国大会となり、2日間で3400人余が来訪。最高部門である国際総合部門に津南町の出品社2人が金賞、1社が特別賞となるなど、津南産米のアピールにも繋がった。桑原町長は「町の米の美味しさを伝えたいと準備してきた。金賞受賞は拡販のステップアップに繋がる。農業は国の基、その農業を志すもの同士の相互交流の場になり、成功と言って良いと思う」と話す。だが一方で、2週間前の町内宿泊施設のキャンセル、さらに予算不足により12月議会で900万円を追加計上(当初予算1400万円)、総予算2900万円に増額が必要となるなど、行政サイドの不手際も浮き彫りになった国際大会となった。
2023年12月9日号
地域の若手看護職員らの連帯促進をと、「魚沼圏域採用3年目の看護職員交流会」は4日、魚沼基幹病院講堂で開催。広域の看護職員や保健師など対象にした3年目職員の研修会は県内初。魚沼エリアの県立病院や地域病院、県や自治体職員など11団体から41人が参集。うち県立十日町病院は7人、県立松代病院からは1人が参加。医療の道を歩み続けている同期たちと意見交換をするなどで、横の繋がりを深めていた。
2023年12月9日号
日本最大級の米の祭典「第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(12月1~2日、ニュー・グリーンピア津南)。来訪者は3千人余、町内の宿泊施設は来訪者で埋まる見込みだった。だが蓋を開けてみると、関連客の多くは十日町市や長岡市、湯沢町などを宿にしていることが分かった。町は宿泊施設の取りまとめを株式会社農協観光に一任していたが、同社は『個室希望が多かった』と近隣市町のビジネスホテルに宿泊誘導。町内の宿泊施設は個室利用できる部屋が少なく、複数人が利用する形態なのが影響したが、宿泊関係者は「部屋を空けるように農協観光に言われていたがほぼ申し込みゼロのキャンセル。せっかく津南町で行うコメ祭典、当初の話しでは『宿が埋まるから』だった。津南のお金を使っているイベントであるのに、これでいいのか」と今回の宿泊対応を巡り、農協観光や町姿勢を疑問視する声が高まっている。
2023年12月2日号
明石の湯、ようやく再開―。地域住民の強い要望で継続が決まった十日町市の日帰り温泉施設『明石の湯』はきょう2日午後1時に営業再開する。関口市長は「継続が決まった以上、しっかりとした経営を。越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)に『温泉のある美術館』としていい効果をもたらすと思う。いろいろな方に利用してもらいたい」と話している。
2023年12月2日号
現代アートによる地域活性化構想が始まった1996年、そして2000年の第1回初開催となり、25年かけ世界的な現代アート展に成長している「大地の芸術祭」。当初は受付に1人しか来ない、バスは空気を運んでいるような状況もあったが、新型コロナ禍前の2018年第7回は54万人余り(会期51日間)、延期開催となった2022年第8回は57万人余(145日間、火水休)が来訪。そして新型コロナ後、行動規制のない「第9回展」は来年7月13日~11月10日(87日間、同)の開催が決まっている。
2023年11月25日号
ネイチャーフォトを学ぶ―。夏休みに苗場山麓ジオパークのフォトツアーに参加した十日町高と十日町総合高の写真部の作品指導会が十日町高で開かれ、フォトツアーで講師を務めた日本現代写真家協会所属で苗場山麓ジオパークフォトコンテストの審査員を務める飯塚英春さんと戸谷英利さんが作品指導を行った。生徒たちは「主題の切り取り方など、とても勉強になりました」と話していた。
2023年11月25日号
農産物などの価値を高めて農林漁業者の所得向上を目的とする「6次産業化」。日本食糧新聞社が主催する表彰制度「第8回6次化大賞」審査が9日、新潟市で行われ、35事業者が出品するなか十日町市中条地区が拠点の農業株式会社ウーマン・ファーマーズ・ジャパン(ウーファ)が製造するサツマイモの加工品「雪の日の丸干し芋」がグランプリを獲得。併せて協賛企業特別賞のナチュレ片山賞も受賞した。
2023年11月25日号