津南町3月定例会は今月27日開会。新年度予算(一般会計81億3600万円、総額138億9832万円)審議、教育委員・太平義弘氏(69・中深見、2期)と監査委員・藤ノ木勤氏(72・太田新田、2期)の再任同意、、湯沢駅付近町営駐車場使用料改定(一日700円、現行100円増)、など公営施設の値上げ議案が多い。
初日は町長施政方針表明。一般質問は初日27日、28日に10氏が行う。新年度予算は4、5日の合同常任委員会で審議。13日に総括質疑、14日が最終日となる。
一般質問概要は次の通り(質問順)。
27日▼筒井秀樹氏(スマートシティ構想、行政資産売却などで財源確保、ふるさと納税拡充にNFT付与のデジタルアート返礼品は、関係人口データベース構築を)▼久保田等氏(ふるさと納税増施策、企業版の結果は、関係人口でふるさと住民制度導入)▼月岡奈津子氏(商工業振興一環で新たなポイントシステム導入と町協力体制、石破内閣の観光による地方創生交付金の活用と町観光の見通し)▼関谷一男氏(4月プラスチックごみ分別収集は準備十分か、上郷・芦ケ崎小の令和9年4月統合判断はしたのか、町の除雪基準は)▼村山郁夫氏(柏崎刈羽原発再稼働と町行動、UPZ圏外の避難行動や重大事故時対処の国県指針、国道405号延伸・353号十二峠トンネルなど国県合意の避難路整備計画に加えるべき)
28日▼吉野徹氏(公共施設総合管理計画改定の新年度予算影響、指定管理者制度のメリット・デメリット、秋山郷など人口減少など踏まえ行政機能を兼ねた施設改修と住民サービス提供)▼滝沢萌子氏(自然資源をどう守るか、町外者や外国資本の町所有土地購入の場合の対応、水源地など購入問合せはあるか)▼江村大輔氏(桑原町政2期目最終年度予算で掲げた施策は着実に実現できているか、保育園整備に向け次の設計に向かう前に責任明確化を、ニュー・グリーンピア津南の運営・管理分析結果は)▼桒原洋子氏(気象庁アメダス積雪量を豪雪対策基準追加、老朽化の津南病院に介護医療院構想は実現可能か、ニュー・グリーンピア津南の調査委託の現状や住民説明を)
▼石田タマヱ氏(稼げる町政で規律ある歳出管理や産業が育つ町づくりなどの事業評価、観光ビジョン明確化とニュー・グリーンピア津南の位置づけ、DMOの今後、津南病院のあるべき姿と具体的改善案は町民共有すべき)
2025年2月22日号
「Xデー」はいつか。市長選4月27日投票まであと「65日」。未だ現職で4期在職中の関口芳史市長(66)は進退を表明していない。
2025年2月22日号
現議席数の3議席確保をめざしている共産党は、中里・倉俣の鈴木和雄氏(77、6期)の後継として党中里支部長の樋口富行氏(74、荒屋)が出馬意志を固めた。
2025年2月22日号
年子の妹とは双子のように仲良しだ。「いまも変わりませんよ、大の仲良しです。我が子たちを見て、子どもはこんなにケンカするんかって、思いますね」。
2025年2月22日号
久しぶりにたくさん雪が降りましたね! 毎日あちこちで除雪に精を出している場面に出くわしました。
2025年2月22日号
就学する子どもたちを増やそうと十日町市の松之山地域が取り組む国制度を活用の「学区・区域外修学受入制度」。地域特性をネーミングした『雪里留学』に神戸市から冬季だけ留学するスキー大好き小学生がいる。留学する小中一貫教育まつのやま学園5年生の惠美碧月(めぐみ・あづき)くん、11歳。兵庫県神戸市の生まれ。小学2年時に両親と滑り、スキーが大好きになり、小学4年から「渡り鳥」のように冬期間だけ留学している。
2025年2月22日号
今年の雪が変だと感じて、真剣に降る雪を見上げることが多くなった。
雪深い秋山で暮らすようになって、屋根のような高い所が大嫌いな私はそれでも、いろんな人に助けられて徐々に慣れて、どうにか雪下ろしも出来るようになった。
2025年2月22日号
残雪の森で出会うのがツキノワグマの痕跡である。
ブナやミズナラ、ミズキなどの広葉樹の樹上で見かけるのが、鳥の巣状の塊だ。花や果実のついた枝を引き寄せて折り、尻の下に積み重ねた「熊棚」と呼ばれる採食跡である。
2025年2月22日号
その年度がスタートする4月に改選を向かえる市町村長は、新年度の予算編成を事業詳細予算ではなく、いわゆる「骨格」だけ予算編成する場合が多い。十日町市は市町村合併後、年度スタートの4月に市長選を毎回行い、その時の現職は「市政の継続」から改選後の新年度市政に滞りが無いように、事業詳細予算を組んできた。4期在職の関口市長も、改選時の新年度予算は「次の4年間はこうしたい」と市政方針を反映させ、予算編成した。
だが、今回発表した新年度予算は「骨格予算」。素直に受ければ「今期限りで引退」だが、どうも市長周辺を取材すると、ニュアンスが違う。「両面の構え」ではないのか。
多選批判は「重々承知」しているであろう66歳の関口市長。今回の骨格予算は言葉にはしていないが、「どうぞ、バトンタッチの用意は出来ています」とも取れる。つまり『呼び水』ではないのか。 2期在職時、「トップは2期交代が良い」と行政長のあり方を一般論で述べたことがある関口市長。その倍の4期在職の現実は、自身の政治ポリシーとかけ離れた存在になり、その弊害を自覚しているのではないか。旧十日町市を含め十日町市では過去最多選の市長で、市民感情を肌感覚で感じる4期在職の心境が、今回の骨格予算によく現われている。
もう一つのシナリオ。進退表明が遅れ、「もう1期してもらいたい」と市民から声が上がり、「最後の奉公」と5選出馬。事実、後援会周辺の動きがない現状が、その証左だろう。
ならば、現職表明の前に『呼び水』に応える新人の出番ではないか。同時選の市議選。再出馬の現職市議はすでに臨戦態勢だ。「向かう先を市長選に」代えることはできる。関口市長の『言葉なきメッセージ』を受ける「誰か」はいないのか。市民の期待は増している。
2025年2月22日号
連続降雪が4日から続き十日町市と津南町に国災害救助法が適用となった。十日町市は7日午前10時半に豪雪対策本部を設置、その後も降雪が続き9日午前10時半に豪雪災害対策本部に移行。同日川西・中里・松代・松之山地域は国災害救助法の適用、十日町地域は11日午前12時半に適用となり全市が対象となった。一方、津南町でも大雪警戒本部を7日正午に立ち上げ、10日午後4時に豪雪災害対策本部に移行。国災害救助法の適用を受けた。国災害救助法適用地域では要援護世帯の緊急屋根の雪下ろしや除排雪を9~28日の20日間行う。十日町市の国災害救助法適用は令和3年(2021)以来4年ぶり。昨年、一昨年と少雪だったが、今冬は一転して2月から集中降雪により大雪模様となった。
2025年2月15日号
津南町3月定例会は今月27日開会。新年度予算(一般会計81億3600万円、総額138億9832万円)審議、教育委員・太平義弘氏(69・中深見、2期)と監査委員・藤ノ木勤氏(72・太田新田、2期)の再任同意、、湯沢駅付近町営駐車場使用料改定(一日700円、現行100円増)、など公営施設の値上げ議案が多い。
初日は町長施政方針表明。一般質問は初日27日、28日に10氏が行う。新年度予算は4、5日の合同常任委員会で審議。13日に総括質疑、14日が最終日となる。
一般質問概要は次の通り(質問順)。
27日▼筒井秀樹氏(スマートシティ構想、行政資産売却などで財源確保、ふるさと納税拡充にNFT付与のデジタルアート返礼品は、関係人口データベース構築を)▼久保田等氏(ふるさと納税増施策、企業版の結果は、関係人口でふるさと住民制度導入)▼月岡奈津子氏(商工業振興一環で新たなポイントシステム導入と町協力体制、石破内閣の観光による地方創生交付金の活用と町観光の見通し)▼関谷一男氏(4月プラスチックごみ分別収集は準備十分か、上郷・芦ケ崎小の令和9年4月統合判断はしたのか、町の除雪基準は)▼村山郁夫氏(柏崎刈羽原発再稼働と町行動、UPZ圏外の避難行動や重大事故時対処の国県指針、国道405号延伸・353号十二峠トンネルなど国県合意の避難路整備計画に加えるべき)
28日▼吉野徹氏(公共施設総合管理計画改定の新年度予算影響、指定管理者制度のメリット・デメリット、秋山郷など人口減少など踏まえ行政機能を兼ねた施設改修と住民サービス提供)▼滝沢萌子氏(自然資源をどう守るか、町外者や外国資本の町所有土地購入の場合の対応、水源地など購入問合せはあるか)▼江村大輔氏(桑原町政2期目最終年度予算で掲げた施策は着実に実現できているか、保育園整備に向け次の設計に向かう前に責任明確化を、ニュー・グリーンピア津南の運営・管理分析結果は)▼桒原洋子氏(気象庁アメダス積雪量を豪雪対策基準追加、老朽化の津南病院に介護医療院構想は実現可能か、ニュー・グリーンピア津南の調査委託の現状や住民説明を)
▼石田タマヱ氏(稼げる町政で規律ある歳出管理や産業が育つ町づくりなどの事業評価、観光ビジョン明確化とニュー・グリーンピア津南の位置づけ、DMOの今後、津南病院のあるべき姿と具体的改善案は町民共有すべき)
2025年2月22日号
「Xデー」はいつか。市長選4月27日投票まであと「65日」。未だ現職で4期在職中の関口芳史市長(66)は進退を表明していない。
2025年2月22日号
現議席数の3議席確保をめざしている共産党は、中里・倉俣の鈴木和雄氏(77、6期)の後継として党中里支部長の樋口富行氏(74、荒屋)が出馬意志を固めた。
2025年2月22日号
年子の妹とは双子のように仲良しだ。「いまも変わりませんよ、大の仲良しです。我が子たちを見て、子どもはこんなにケンカするんかって、思いますね」。
2025年2月22日号
久しぶりにたくさん雪が降りましたね! 毎日あちこちで除雪に精を出している場面に出くわしました。
2025年2月22日号
就学する子どもたちを増やそうと十日町市の松之山地域が取り組む国制度を活用の「学区・区域外修学受入制度」。地域特性をネーミングした『雪里留学』に神戸市から冬季だけ留学するスキー大好き小学生がいる。留学する小中一貫教育まつのやま学園5年生の惠美碧月(めぐみ・あづき)くん、11歳。兵庫県神戸市の生まれ。小学2年時に両親と滑り、スキーが大好きになり、小学4年から「渡り鳥」のように冬期間だけ留学している。
2025年2月22日号
今年の雪が変だと感じて、真剣に降る雪を見上げることが多くなった。
雪深い秋山で暮らすようになって、屋根のような高い所が大嫌いな私はそれでも、いろんな人に助けられて徐々に慣れて、どうにか雪下ろしも出来るようになった。
2025年2月22日号
残雪の森で出会うのがツキノワグマの痕跡である。
ブナやミズナラ、ミズキなどの広葉樹の樹上で見かけるのが、鳥の巣状の塊だ。花や果実のついた枝を引き寄せて折り、尻の下に積み重ねた「熊棚」と呼ばれる採食跡である。
2025年2月22日号
その年度がスタートする4月に改選を向かえる市町村長は、新年度の予算編成を事業詳細予算ではなく、いわゆる「骨格」だけ予算編成する場合が多い。十日町市は市町村合併後、年度スタートの4月に市長選を毎回行い、その時の現職は「市政の継続」から改選後の新年度市政に滞りが無いように、事業詳細予算を組んできた。4期在職の関口市長も、改選時の新年度予算は「次の4年間はこうしたい」と市政方針を反映させ、予算編成した。
だが、今回発表した新年度予算は「骨格予算」。素直に受ければ「今期限りで引退」だが、どうも市長周辺を取材すると、ニュアンスが違う。「両面の構え」ではないのか。
多選批判は「重々承知」しているであろう66歳の関口市長。今回の骨格予算は言葉にはしていないが、「どうぞ、バトンタッチの用意は出来ています」とも取れる。つまり『呼び水』ではないのか。 2期在職時、「トップは2期交代が良い」と行政長のあり方を一般論で述べたことがある関口市長。その倍の4期在職の現実は、自身の政治ポリシーとかけ離れた存在になり、その弊害を自覚しているのではないか。旧十日町市を含め十日町市では過去最多選の市長で、市民感情を肌感覚で感じる4期在職の心境が、今回の骨格予算によく現われている。
もう一つのシナリオ。進退表明が遅れ、「もう1期してもらいたい」と市民から声が上がり、「最後の奉公」と5選出馬。事実、後援会周辺の動きがない現状が、その証左だろう。
ならば、現職表明の前に『呼び水』に応える新人の出番ではないか。同時選の市議選。再出馬の現職市議はすでに臨戦態勢だ。「向かう先を市長選に」代えることはできる。関口市長の『言葉なきメッセージ』を受ける「誰か」はいないのか。市民の期待は増している。
2025年2月22日号
連続降雪が4日から続き十日町市と津南町に国災害救助法が適用となった。十日町市は7日午前10時半に豪雪対策本部を設置、その後も降雪が続き9日午前10時半に豪雪災害対策本部に移行。同日川西・中里・松代・松之山地域は国災害救助法の適用、十日町地域は11日午前12時半に適用となり全市が対象となった。一方、津南町でも大雪警戒本部を7日正午に立ち上げ、10日午後4時に豪雪災害対策本部に移行。国災害救助法の適用を受けた。国災害救助法適用地域では要援護世帯の緊急屋根の雪下ろしや除排雪を9~28日の20日間行う。十日町市の国災害救助法適用は令和3年(2021)以来4年ぶり。昨年、一昨年と少雪だったが、今冬は一転して2月から集中降雪により大雪模様となった。
2025年2月15日号