北信越出場を目標に掲げる十日町吉田・男子。全中3000㍍9位の絶対的エース・小海楽空主将(3年)を中心に県上位を狙う。「とにかく持てる力をすべて出すだけ」と小海。中軸となる3年生の相崎基と齋木宝の2人がチームを引っ張る。最高の形で2年にタスキを渡すつもりだ。
2023年9月30日号
来年2月1日の4JA(十日町、津南町、北魚沼、越後おぢや)合併による『魚沼農業協同組合(JA魚沼)』発足をめざし、合併予備調印式は今月15日ラポート十日町で開催。4JAトップが県中央会長・伊藤能徳会長の立ち合いで署名した。「人口が少ない地域から将来見捨てられるのでは」など反対意見があるなか、4JAは今月30日午前9時、合併可否を決める臨時総代会を開く。組合員がどう判断するか注目が集まる。
2023年9月23日号
新人の名乗りが上がった。長らく町議が出なかった中津地区から、津南町商工会女性部長で自宅で「髪工房なつ」を経営する月岡奈津子氏(54・中深見)。今月中旬に出馬決意を固め、18日の本紙取材に「子どもからお年寄りまで皆が元気に暮らせる津南町にしたい」と決意の一端を話し、来月17日告示、22日投票の津南町議選への出馬を表明した。
2023年9月23日号
政府の「新型インフルエンザ等対策推進会議」の議長を努め、8月に退任した医師の尾身茂さん(74)が9日、祖父の出身地・十日町で講演。尾身さんは世界保健機構(WHO)勤務や新型コロナ対策などの経験を話しながら「小さい頃に十日町のことはよく話に聞いていた。心のふるさとに74歳になって初めて訪れることができた」と講演会の開催に感謝しながら話した。
2023年9月23日号
「これは災害級の品質低下だ」。2023年産米の集荷が始まった。妻有地域の魚沼コシヒカリの品質は、連日の猛暑による高温障害で12日現在、JA十日町では集荷率1・3%で1等米比率は僅か3・9%。例年だと80%台近くに達するが、大きな品質低下となっている。これから本格的な集荷が始まるJA津南町でも状況は同じだ。コメ検査官らは「品質は災害級」と厳しい見方をしている。
JA十日町の今年産米の集荷は早生種を中心に7日から始まり、出荷検査が始まっている。魚沼米の今期予約数量は26万1943袋(30㌔袋)。12日現在の1等米比率は3・9%と極端に等級が落ちている。干ばつによる収量減少と1等米の減少で生産農家の収入に大きく影響することは必至だ。JA十日町・志賀義雄営農経済常務は「高温障害でコメが白く濁る背白や心白、基部未熟が目立ち、等級落ちの原因になっている。2019年(令和元年)の高温障害では1等米比率は39%だったが、今年はそれ以上に悪くなるのではと危惧している」と厳しい見方をしている。
2023年9月16日号
告示まで31日。その顔ぶれが読める事前説明が来週22日にある。「現職で引退するのは1人だけ? すごい町議選になるねぇ」、住民の井戸端会議の話題だ。加えて「誰か若いのは出ないのか」、さらに「高齢化議会どころか、後期高齢者議会になってしまう」…。巷間ではおもしろ話に仕立てられているが、現職には現職の言い分がある。
「次代を託す若い人から出てほしいが、残念ながら、そういう地域の環境になっていない。議員報酬だけでは子育て世代は無理だし、かといって、もっと若い世代からとなると、そこに気持ちが行っていない。ならば50代、60代となるが、この年代はもっと難しい、いろいろ見えすぎているから。なかなか難しいねぇ」。
2023年9月16日号
夏休みの力作を一堂に展示する第51回十日町市中魚沼郡児童生徒発明工夫模型展・第39回生物標本展は8日、千手中央コミュニティセンターを会場に開催。出品数は発明工夫が114点、模型は200点、生物標本展は191点の合わせて505点を展示した。想像力や観察力豊かな作品が集まったが、昨年より20点少なかった。
2023年9月16日号
2人の議長経験者の動向に関心が集まる。昭和23年6月生まれの吉野徹氏(75・7期)。昭和24年1月生まれの草津進氏(74・7期)。共に県立津南高校卒業、つまり同学年生。議長就任は吉野氏が早く前議長辞職により2009年6月から2年間、さらに2019年11月2年間、延べ4年間在職。草津氏は2015年11月から4年間。同級生同士が同じ町議として歩み、議長キャリアなどを重ね、議員経験を積み上げている。
2023年9月9日号
特徴的な開架や映画「図書館戦争」のロケで全国的に知られる十日町情報館は1999年のオープンから24年。開館以来、美術団体を中心に活用しているのが「情報館ギャラリー」だ。コロナの感染症5類移行で再びギャラリーの活用が増えている。そこで要望が出ているのが『声出しできる場』への改善。「来年は開館25年。新たな魅力づくりのためにも改善してほしい」と実現を求めているが…。
2023年9月9日号
「自分たちだけでは生き残れない。地域ぐるみで、みんなで下支えすることで地域全体が成り立っている。地域の発展なくして組合の発展はない」。今月19日から営業エリアを十日町市全域や小千谷市、さらに県境を超えた長野県栄村などに拡大する塩沢信用組合。同日付で名称は『ゆきぐに信用組合』に変わる。小野澤一成理事長(67)は地域の多彩な企業を支え「いまは効率化の名のもとに金融機関の事業縮小が相次いでいる。だがそれでいいのか。地域の発展なくして組合の発展はなし、という理念を変わらず持ち、事業を進めていく」と話している。
2023年9月9日号
北信越出場を目標に掲げる十日町吉田・男子。全中3000㍍9位の絶対的エース・小海楽空主将(3年)を中心に県上位を狙う。「とにかく持てる力をすべて出すだけ」と小海。中軸となる3年生の相崎基と齋木宝の2人がチームを引っ張る。最高の形で2年にタスキを渡すつもりだ。
2023年9月30日号
来年2月1日の4JA(十日町、津南町、北魚沼、越後おぢや)合併による『魚沼農業協同組合(JA魚沼)』発足をめざし、合併予備調印式は今月15日ラポート十日町で開催。4JAトップが県中央会長・伊藤能徳会長の立ち合いで署名した。「人口が少ない地域から将来見捨てられるのでは」など反対意見があるなか、4JAは今月30日午前9時、合併可否を決める臨時総代会を開く。組合員がどう判断するか注目が集まる。
2023年9月23日号
新人の名乗りが上がった。長らく町議が出なかった中津地区から、津南町商工会女性部長で自宅で「髪工房なつ」を経営する月岡奈津子氏(54・中深見)。今月中旬に出馬決意を固め、18日の本紙取材に「子どもからお年寄りまで皆が元気に暮らせる津南町にしたい」と決意の一端を話し、来月17日告示、22日投票の津南町議選への出馬を表明した。
2023年9月23日号
政府の「新型インフルエンザ等対策推進会議」の議長を努め、8月に退任した医師の尾身茂さん(74)が9日、祖父の出身地・十日町で講演。尾身さんは世界保健機構(WHO)勤務や新型コロナ対策などの経験を話しながら「小さい頃に十日町のことはよく話に聞いていた。心のふるさとに74歳になって初めて訪れることができた」と講演会の開催に感謝しながら話した。
2023年9月23日号
「これは災害級の品質低下だ」。2023年産米の集荷が始まった。妻有地域の魚沼コシヒカリの品質は、連日の猛暑による高温障害で12日現在、JA十日町では集荷率1・3%で1等米比率は僅か3・9%。例年だと80%台近くに達するが、大きな品質低下となっている。これから本格的な集荷が始まるJA津南町でも状況は同じだ。コメ検査官らは「品質は災害級」と厳しい見方をしている。
JA十日町の今年産米の集荷は早生種を中心に7日から始まり、出荷検査が始まっている。魚沼米の今期予約数量は26万1943袋(30㌔袋)。12日現在の1等米比率は3・9%と極端に等級が落ちている。干ばつによる収量減少と1等米の減少で生産農家の収入に大きく影響することは必至だ。JA十日町・志賀義雄営農経済常務は「高温障害でコメが白く濁る背白や心白、基部未熟が目立ち、等級落ちの原因になっている。2019年(令和元年)の高温障害では1等米比率は39%だったが、今年はそれ以上に悪くなるのではと危惧している」と厳しい見方をしている。
2023年9月16日号
告示まで31日。その顔ぶれが読める事前説明が来週22日にある。「現職で引退するのは1人だけ? すごい町議選になるねぇ」、住民の井戸端会議の話題だ。加えて「誰か若いのは出ないのか」、さらに「高齢化議会どころか、後期高齢者議会になってしまう」…。巷間ではおもしろ話に仕立てられているが、現職には現職の言い分がある。
「次代を託す若い人から出てほしいが、残念ながら、そういう地域の環境になっていない。議員報酬だけでは子育て世代は無理だし、かといって、もっと若い世代からとなると、そこに気持ちが行っていない。ならば50代、60代となるが、この年代はもっと難しい、いろいろ見えすぎているから。なかなか難しいねぇ」。
2023年9月16日号
夏休みの力作を一堂に展示する第51回十日町市中魚沼郡児童生徒発明工夫模型展・第39回生物標本展は8日、千手中央コミュニティセンターを会場に開催。出品数は発明工夫が114点、模型は200点、生物標本展は191点の合わせて505点を展示した。想像力や観察力豊かな作品が集まったが、昨年より20点少なかった。
2023年9月16日号
2人の議長経験者の動向に関心が集まる。昭和23年6月生まれの吉野徹氏(75・7期)。昭和24年1月生まれの草津進氏(74・7期)。共に県立津南高校卒業、つまり同学年生。議長就任は吉野氏が早く前議長辞職により2009年6月から2年間、さらに2019年11月2年間、延べ4年間在職。草津氏は2015年11月から4年間。同級生同士が同じ町議として歩み、議長キャリアなどを重ね、議員経験を積み上げている。
2023年9月9日号
特徴的な開架や映画「図書館戦争」のロケで全国的に知られる十日町情報館は1999年のオープンから24年。開館以来、美術団体を中心に活用しているのが「情報館ギャラリー」だ。コロナの感染症5類移行で再びギャラリーの活用が増えている。そこで要望が出ているのが『声出しできる場』への改善。「来年は開館25年。新たな魅力づくりのためにも改善してほしい」と実現を求めているが…。
2023年9月9日号
「自分たちだけでは生き残れない。地域ぐるみで、みんなで下支えすることで地域全体が成り立っている。地域の発展なくして組合の発展はない」。今月19日から営業エリアを十日町市全域や小千谷市、さらに県境を超えた長野県栄村などに拡大する塩沢信用組合。同日付で名称は『ゆきぐに信用組合』に変わる。小野澤一成理事長(67)は地域の多彩な企業を支え「いまは効率化の名のもとに金融機関の事業縮小が相次いでいる。だがそれでいいのか。地域の発展なくして組合の発展はなし、という理念を変わらず持ち、事業を進めていく」と話している。
2023年9月9日号