「21世紀の美術、妻有から」

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第9回大地の芸術祭 来月13日開幕

311作品、ウクライナウィーク、秋山郷アート関心

 「日本の文化は極東の島国であり、吹き溜まりのような場所に世界からいろんなモノが入って来たから面白い。21世紀の美術は越後妻有から始まっているかもしれないと言われている。関わった地域の方、先人の努力、手伝ってくれる方の繋がりで、バスで空気を運んでいると言われた時代からここまで来た」。
 大地の芸術祭を構想段階から30年余、牽引し続けてきた北川フラム総合ディレクターはこれまでを振り返り、そしてこれから始まる第9回展(7月13日~11月10日のうち87日間)のメイン作品を参集の関係者170人余に説明。「歓待する美術」「感幸」「五感全開で楽しめる芸術」などキーワードを語った。

続きは本誌2024年6月29日号を御覧ください