新たな地域医療を支えるクリニックがまた一つ加わる。県立十日町病院に勤務していた整形外科医が独立、今月29日に開業する。その思いは、「地域の皆さんの人柄がすごく温かくて。治療に当たると感謝の言葉を多く頂き、医師としてやりがいを感じる」。さらに開業を後押しするのが、十日町市の医療機関の施設整備で限度額5千万円、設備整備で1千万円など新規開院や診療継続を補助する『十日町市医療施設整備等支援事業』。2017年度制度開始後、同事業を利用する開業は今回で3件目。これまで眼科医、内科医と外科医、そして今回の整形外科医が独立開業に至っている。住民の人柄と行政支援により、医師不足に悩む豪雪地の地域医療の、一筋の光明になっている。
2023年11月18日号
世界情勢変化によるエネルギー確保不安のなかで、関心がより高まっている「再生可能エネルギー」。特に地熱発電は地下にある熱水と蒸気を取り出し、蒸気で発電機をまわし発電するため、二酸化炭素排出量はほぼゼロ、安定的に24時間発電が可能で期待は大きい。秋山郷屋敷では再生可能エネ事業を取り扱う東京の投資会社が関わる地熱発電所の開発計画が浮上、栄村に申請届が出ている。ただ栄村は6月末発生の北海道・蘭越町の地熱発電所事故を受け、安全確保への懸念が高まったことから慎重な姿勢をみせている。一方、十日町市松之山では、温泉を使った地熱発電「コミュニティ発電・ザ・松之山温泉」が発電業者と地元温泉街との連携により3年前から稼働。運営会社には地元住民が役員に入り、今年10月からは国固定価格買取制度(FIT)に基づいた売電を開始。エネルギーの地産地消に向け、新たな段階に入っている。
2023年11月11日号
激戦の津南町議選は、新人3人が入り、現職3人が落選する波乱の結果となった。定数12に16人が出馬、5日間の選挙期間、街には連呼の声が響いたが、その街宣活動をいっさい行わず 「SNS選挙」に徹した女性新人がいた。「まったく得票数は予想もできない」と他選対関係者の見方をよそに、351票の6位当選を果たした。選挙戦を振り返り、高齢化率43%を超える人口8740人余の町で、SNS選挙にどう取り組んだのか。 (敬称略)
2023年10月28日号
水利権の更新を2年後、2025年6月に向えるJR東・信濃川発電所・宮中取水ダム(十日町市宮中)。今年4月に市民グループが設立した『信濃川水系の水利権を考える会』は、十日町市の市民や市議に対して「今度の水利権更新は重要な契機になり、地元還元など地元メリットを求めていくべきだ」と賛同を求める活動を広げる。
2023年9月23日号
「ふつうの場所で愛する人との暮らしを」をと障がいのある人に寄り添う活動を展開する十日町トラブルシューターネットワーク(十日町TS)は、障がいのある人の恋愛や結婚、出産、育児などに本格的な支援に乗り出している。組織的な活動は管内初。「障がいを問題と捉えず、愛する人との結婚など支援していきたい」と取り組む。
2023年9月16日号
新たな地域医療を支えるクリニックがまた一つ加わる。県立十日町病院に勤務していた整形外科医が独立、今月29日に開業する。その思いは、「地域の皆さんの人柄がすごく温かくて。治療に当たると感謝の言葉を多く頂き、医師としてやりがいを感じる」。さらに開業を後押しするのが、十日町市の医療機関の施設整備で限度額5千万円、設備整備で1千万円など新規開院や診療継続を補助する『十日町市医療施設整備等支援事業』。2017年度制度開始後、同事業を利用する開業は今回で3件目。これまで眼科医、内科医と外科医、そして今回の整形外科医が独立開業に至っている。住民の人柄と行政支援により、医師不足に悩む豪雪地の地域医療の、一筋の光明になっている。
2023年11月18日号
世界情勢変化によるエネルギー確保不安のなかで、関心がより高まっている「再生可能エネルギー」。特に地熱発電は地下にある熱水と蒸気を取り出し、蒸気で発電機をまわし発電するため、二酸化炭素排出量はほぼゼロ、安定的に24時間発電が可能で期待は大きい。秋山郷屋敷では再生可能エネ事業を取り扱う東京の投資会社が関わる地熱発電所の開発計画が浮上、栄村に申請届が出ている。ただ栄村は6月末発生の北海道・蘭越町の地熱発電所事故を受け、安全確保への懸念が高まったことから慎重な姿勢をみせている。一方、十日町市松之山では、温泉を使った地熱発電「コミュニティ発電・ザ・松之山温泉」が発電業者と地元温泉街との連携により3年前から稼働。運営会社には地元住民が役員に入り、今年10月からは国固定価格買取制度(FIT)に基づいた売電を開始。エネルギーの地産地消に向け、新たな段階に入っている。
2023年11月11日号
激戦の津南町議選は、新人3人が入り、現職3人が落選する波乱の結果となった。定数12に16人が出馬、5日間の選挙期間、街には連呼の声が響いたが、その街宣活動をいっさい行わず 「SNS選挙」に徹した女性新人がいた。「まったく得票数は予想もできない」と他選対関係者の見方をよそに、351票の6位当選を果たした。選挙戦を振り返り、高齢化率43%を超える人口8740人余の町で、SNS選挙にどう取り組んだのか。 (敬称略)
2023年10月28日号
水利権の更新を2年後、2025年6月に向えるJR東・信濃川発電所・宮中取水ダム(十日町市宮中)。今年4月に市民グループが設立した『信濃川水系の水利権を考える会』は、十日町市の市民や市議に対して「今度の水利権更新は重要な契機になり、地元還元など地元メリットを求めていくべきだ」と賛同を求める活動を広げる。
2023年9月23日号
「ふつうの場所で愛する人との暮らしを」をと障がいのある人に寄り添う活動を展開する十日町トラブルシューターネットワーク(十日町TS)は、障がいのある人の恋愛や結婚、出産、育児などに本格的な支援に乗り出している。組織的な活動は管内初。「障がいを問題と捉えず、愛する人との結婚など支援していきたい」と取り組む。
2023年9月16日号