津南町の菓子店「ママのおやつ」
開業10周年の早河史恵さん
「日々一生懸命なだけです。私が頼りないから、いろんな方が助けてくれたおかげで今があります」。今月1日に開業10年を迎えた津南町正面の菓子店『ママのおやつ』店主の早河史恵さん(52、羽倉)は微笑んだ。これからも地域の食材を取り入れたお菓子作りに変わらず挑み続けるつもりだ。
夫が代表を務める農業法人フェアリーズファーム(早河聖光社長)の6次産業化をめざす菓子店として始まったママのおやつ。津南産コシヒカリ米粉使用のロールケーキやシュークリーム、自家産卵使用のプリンの3種類から始まった。開店後から史恵さんの出身地である神奈川県に住む洋菓子シェフの指導を受けながらレシピを増やし、今は4百種余になった。「外に名前が出ることを好まない先生なので名前は出せんが、日本の洋菓子界をけん引してきた方。SNSを通し社長と縁が生まれ、指導を受け続けています」。
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