「福祉切り捨てだ」、反発で2議案撤回

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3月議会直前に桑原町長が申し出

 4年ぶりに行った津南町事務事業見直しの一環で、支給対象者を縮小予定だった「町重度心身障害者(児)見舞金」と「町在宅介護手当支給事業」の2議案を町は撤回した。先月29日からの町議会開会前に桑原町長が恩田議長らに町長室で撤回の意向を伝えた。2議案は先月の町議会全員協議会で説明したが「福祉事業を安易に切り捨てていいのか」の議員の反発が強かったのに配慮した形だ。恩田議長は「議会の方も、もう少し審議した方がよいと判断。財政の話を含めお互いにすり合わせしたい」と話す。

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