「十日町道路」、いよいよ現実味

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全長10・8㌔、総事業費620億円、「早く出来てほしい」

 基幹病院へ続く命の道であり、関越道と妻有地域を結ぶ物流・交流促進の要として期待される高規格道「上越魚沼地域振興快速道・十日町道路」。同市北鐙坂‐八箇を繋ぐ延長10・8㌔。設計ルートは決まっており、今年は水沢地区の道路幅を決定。境界を確定し、用地測量に入る。今月26日に国道117号と連結し南魚沼方面に向かうハーフインターチェンジとなる地点に「道路中心線標識」を立てた。設置作業には地元の水沢中学(上重哲史校長)の3年生19人も参加。道路中心線の標識設置に中学生が関わるのは珍しく、次代を担う若者が将来地元を通る地域振興道路をどう活用するかを考える契機になっている。

続きは本誌2023年9月30日号を御覧ください