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妻有新聞掲載記事一覧

  • 城坂城スノートレッキング

    小林 幸一(津南案内人)

     津南町自然に親しむ会で栄村の城坂城にスノーシューを履いてトレッキングして来ました。

    2025年4月12日号

  • 続く選挙、有権者意識が試される

     選挙は民主主義のコスト。今年から来年へと選挙が続く。今月は栄村議選、十日町市長選と市議選の同日選だ。7月は参院選。今月18日の県議会の結果によっては原発再稼働の賛否を問う県民投票もある。県議会が県民投票条例を否決した場合、花角知事は新たな手法で「信を問う」ことになる。知事選の前倒しもありうる状況になれば、7月の参院選にぶつける可能性もある。原発再稼働同意の姿勢を示し知事辞職、知事選で信を問う…、衆院選もあるかも…巷間のシナリオは勝手に描く。新年度がスタートしたが、上半期は激動の半年になる予感だ。
     まだ続く。来年春は統一地方選。4月には県議選がある。十日町市・津南町選挙区の現職2人は、いずれも自民。7期のベテランの進退に関心が集まるが、続投は色濃いが、与野党という色分けではない「新たな人材」を待望する雰囲気が漂い始めている。
     さらに続く。来年夏7月は津南町長選がある。全国最年少の女性町長は2期7年の現在進行形だ。懸案の保育園、小学校の再編方針が具体化し、住民説明で具体的なスケジュールを示し、今年6月の町議会で再編実現のための補正予算を提案するか、関心が集まる。
     人口減少は自治体運営のすべての分野に影響している。特に津南町は自治体が経営する町立病院を抱え、「町民の命を守るコスト」と、経営赤字を積み重ねることが許される状況にないことが、さらに行財政を圧迫している。さらに懸案は観光拠点、ニュー・グリーンピア津南の行方。先月、町長名で今後の方針資料が全町配布された。人口8500人余の自治体の中でのグリーンピアの位置づけは理解できるが、「どうするのか?」の疑問符への言葉は見つけられなかった。懸案が続く津南町は、来年夏、節目を迎える。
     選挙は連動する、という。まさに有権者意識が試される。

    2025年4月12日号

  • 小嶋武夫氏が十日町市議選出馬断念

    十日町市議選(告示20日、投票27日)に出馬予定だった川西地域・小嶋武夫氏(76、5期)は、出馬を断念する意向を示した。
    8日にメディアに出馬断念のFAXを送付。
    「巣唾を予定していたが、立候補を見合わせることにさせて頂きます」とし、さらに「みなさまから特に農業振興や地域づくりに、ご期待の声をいただきましたが、このところ病院への行き来も増えており、務めを果たし得るか不安もあります。どうぞご理解下さいますようお願い申し上げます」と理由を説明。
    さらに「農業基盤のまちづくりを訴えて来たので、その思いを別の形で果たしたいと思う」としている。
    立候補予定者は現在、新人7人、現職18人の計25人(定数19)。

  • 5選挑む現職 関口市長、三度の樋口明弘氏

    困惑する市民、「多選か、政策か」 

    十日町市長選

     告示日まであと「15日」の十日町市長選(4月20日告示、27日投票)。立候補を表明しているのは現職で4期在職中の関口芳史市長(66)と、市長選三度目の挑戦となる不動産業代表の樋口明弘氏(77)で、一騎打ちが濃厚。

    2025年4月5日号

  • 「中越地震、そして今」

    蕪木 陽一さん(1982年生まれ)

     20年前の市町村合併の前年発生の中越地震。東洋大3年の時だった。

    2025年4月5日号

  • 花粉症などアレルギーと免疫システム

    畜産農家の子にアレルギー疾患は低い、なぜ?

    Vol 118

     4月になりました。今年は雪が降りましたね!実は2月、ある小路の上り坂で車が立ち往生してしまい、通りかかった方に助けていただきました。

    2025年4月5日号

  • ラジオを聞いて…感じている

    「そなえよ!」

     3月に入って、20㌢の忘れ物を残して冬が遠のいて行った。次いでに、もうひとつ土産物も頂いた。上水道が凍って洗濯や風呂場の水も来なくなった。

    2025年4月5日号

  • ハルジオン

    照井 麻美(津南星空写真部)

     関東では今頃ソメイヨシノのお花見真っ盛りといったところですが、こちらはまだまだ雪が残っていて4月1日時点で津南も松之山も2mの積雪があるということで、やはり今年は雪が多かったんだなぁとしみじみ思います。

    2025年4月5日号

  • 原発再稼働、全国注視の新潟県議会

     どう判断するのか、原発再稼働。県民の直接請求の県民投票条例制定を決める県議会は16日開会し、条例制定の採決は18日金曜の予定だ。全県14万を超える条例制定を求める署名を、県議会・県議がどう考え、どう賛否を判断するか、最大の山場を向かえる。
     原点を考えたい。原発の存在の危険性は2011年の東日本大震災が実証している。巨大津波が原発を襲い、あのフクシマ事故が世界に発信され、いまも農林水産物の輸入規制が解かれていない国があるなど、14年経過するが、原発事故はまさに「昨日の事」状態が続いている。
     世界最大級の柏崎刈羽原発。その再稼働を問うのが県条例による県民投票。新潟県の花角知事は自分が判断を下し、「県民に信を問う」としている。その手法については依然明言せず、今度の県民署名による県民投票条例制定が、その信を問う場になる。だが、県議会が条例制定を否決すれば、信を問う場は別に用意されるか、来年の知事選まで持ち越されることになる。だが、国は原発再稼働を進める関連団体と連携し、再稼働には相当に前のめりだ。それにより新潟県の今回の県民投票条例制定は、全国注視の場になっている。それを決める新潟県議会の判断は、文字通り全国の関心を集め、県議ひとり一人が受けるプレッシャーは相当に強いだろう。
     原点の一つは、原発が使用の放射性廃棄物の最終処理先が、いぜん決まっていない、この1点だけでも「再稼働への疑問」が膨らむ現状は、原発が動き出した59年前から、全く変わっていない現実であり、これこそ原点の論議ではないのか。
     一方で専門分野を県民が判断するのには困難性が大きい、などと県議会判断を優先する意見があるが、県議がどれほど詳しいというのか、である。県議会の判断、それは県民、国民の命を守る判断である。その自覚があるのか。

    2025年4月5日号

  • 「多選」、市民どう判断

    関口市長5期目挑戦、「歩みを止めてはならない」

    十日町市長選

     「進退についてこれまで熟慮する時間を頂戴した。私のゆるぎない信念である『選ばれて住み継がれるまち十日町』を実現するためには、取り組んでいく課題がまだ山積みするなか、今ここで歩みを止めてはならないと強く感じた」。5選に向けようやく関口芳史市長(66)が出馬表明した。

    2025年3月29日号

  • 城坂城スノートレッキング

    小林 幸一(津南案内人)

     津南町自然に親しむ会で栄村の城坂城にスノーシューを履いてトレッキングして来ました。

    2025年4月12日号

  • 続く選挙、有権者意識が試される

     選挙は民主主義のコスト。今年から来年へと選挙が続く。今月は栄村議選、十日町市長選と市議選の同日選だ。7月は参院選。今月18日の県議会の結果によっては原発再稼働の賛否を問う県民投票もある。県議会が県民投票条例を否決した場合、花角知事は新たな手法で「信を問う」ことになる。知事選の前倒しもありうる状況になれば、7月の参院選にぶつける可能性もある。原発再稼働同意の姿勢を示し知事辞職、知事選で信を問う…、衆院選もあるかも…巷間のシナリオは勝手に描く。新年度がスタートしたが、上半期は激動の半年になる予感だ。
     まだ続く。来年春は統一地方選。4月には県議選がある。十日町市・津南町選挙区の現職2人は、いずれも自民。7期のベテランの進退に関心が集まるが、続投は色濃いが、与野党という色分けではない「新たな人材」を待望する雰囲気が漂い始めている。
     さらに続く。来年夏7月は津南町長選がある。全国最年少の女性町長は2期7年の現在進行形だ。懸案の保育園、小学校の再編方針が具体化し、住民説明で具体的なスケジュールを示し、今年6月の町議会で再編実現のための補正予算を提案するか、関心が集まる。
     人口減少は自治体運営のすべての分野に影響している。特に津南町は自治体が経営する町立病院を抱え、「町民の命を守るコスト」と、経営赤字を積み重ねることが許される状況にないことが、さらに行財政を圧迫している。さらに懸案は観光拠点、ニュー・グリーンピア津南の行方。先月、町長名で今後の方針資料が全町配布された。人口8500人余の自治体の中でのグリーンピアの位置づけは理解できるが、「どうするのか?」の疑問符への言葉は見つけられなかった。懸案が続く津南町は、来年夏、節目を迎える。
     選挙は連動する、という。まさに有権者意識が試される。

    2025年4月12日号

  • 小嶋武夫氏が十日町市議選出馬断念

    十日町市議選(告示20日、投票27日)に出馬予定だった川西地域・小嶋武夫氏(76、5期)は、出馬を断念する意向を示した。
    8日にメディアに出馬断念のFAXを送付。
    「巣唾を予定していたが、立候補を見合わせることにさせて頂きます」とし、さらに「みなさまから特に農業振興や地域づくりに、ご期待の声をいただきましたが、このところ病院への行き来も増えており、務めを果たし得るか不安もあります。どうぞご理解下さいますようお願い申し上げます」と理由を説明。
    さらに「農業基盤のまちづくりを訴えて来たので、その思いを別の形で果たしたいと思う」としている。
    立候補予定者は現在、新人7人、現職18人の計25人(定数19)。

  • 5選挑む現職 関口市長、三度の樋口明弘氏

    困惑する市民、「多選か、政策か」 

    十日町市長選

     告示日まであと「15日」の十日町市長選(4月20日告示、27日投票)。立候補を表明しているのは現職で4期在職中の関口芳史市長(66)と、市長選三度目の挑戦となる不動産業代表の樋口明弘氏(77)で、一騎打ちが濃厚。

    2025年4月5日号

  • 「中越地震、そして今」

    蕪木 陽一さん(1982年生まれ)

     20年前の市町村合併の前年発生の中越地震。東洋大3年の時だった。

    2025年4月5日号

  • 花粉症などアレルギーと免疫システム

    畜産農家の子にアレルギー疾患は低い、なぜ?

    Vol 118

     4月になりました。今年は雪が降りましたね!実は2月、ある小路の上り坂で車が立ち往生してしまい、通りかかった方に助けていただきました。

    2025年4月5日号

  • ラジオを聞いて…感じている

    「そなえよ!」

     3月に入って、20㌢の忘れ物を残して冬が遠のいて行った。次いでに、もうひとつ土産物も頂いた。上水道が凍って洗濯や風呂場の水も来なくなった。

    2025年4月5日号

  • ハルジオン

    照井 麻美(津南星空写真部)

     関東では今頃ソメイヨシノのお花見真っ盛りといったところですが、こちらはまだまだ雪が残っていて4月1日時点で津南も松之山も2mの積雪があるということで、やはり今年は雪が多かったんだなぁとしみじみ思います。

    2025年4月5日号

  • 原発再稼働、全国注視の新潟県議会

     どう判断するのか、原発再稼働。県民の直接請求の県民投票条例制定を決める県議会は16日開会し、条例制定の採決は18日金曜の予定だ。全県14万を超える条例制定を求める署名を、県議会・県議がどう考え、どう賛否を判断するか、最大の山場を向かえる。
     原点を考えたい。原発の存在の危険性は2011年の東日本大震災が実証している。巨大津波が原発を襲い、あのフクシマ事故が世界に発信され、いまも農林水産物の輸入規制が解かれていない国があるなど、14年経過するが、原発事故はまさに「昨日の事」状態が続いている。
     世界最大級の柏崎刈羽原発。その再稼働を問うのが県条例による県民投票。新潟県の花角知事は自分が判断を下し、「県民に信を問う」としている。その手法については依然明言せず、今度の県民署名による県民投票条例制定が、その信を問う場になる。だが、県議会が条例制定を否決すれば、信を問う場は別に用意されるか、来年の知事選まで持ち越されることになる。だが、国は原発再稼働を進める関連団体と連携し、再稼働には相当に前のめりだ。それにより新潟県の今回の県民投票条例制定は、全国注視の場になっている。それを決める新潟県議会の判断は、文字通り全国の関心を集め、県議ひとり一人が受けるプレッシャーは相当に強いだろう。
     原点の一つは、原発が使用の放射性廃棄物の最終処理先が、いぜん決まっていない、この1点だけでも「再稼働への疑問」が膨らむ現状は、原発が動き出した59年前から、全く変わっていない現実であり、これこそ原点の論議ではないのか。
     一方で専門分野を県民が判断するのには困難性が大きい、などと県議会判断を優先する意見があるが、県議がどれほど詳しいというのか、である。県議会の判断、それは県民、国民の命を守る判断である。その自覚があるのか。

    2025年4月5日号

  • 「多選」、市民どう判断

    関口市長5期目挑戦、「歩みを止めてはならない」

    十日町市長選

     「進退についてこれまで熟慮する時間を頂戴した。私のゆるぎない信念である『選ばれて住み継がれるまち十日町』を実現するためには、取り組んでいく課題がまだ山積みするなか、今ここで歩みを止めてはならないと強く感じた」。5選に向けようやく関口芳史市長(66)が出馬表明した。

    2025年3月29日号