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今週のトピックス一覧

  • 「魚沼ブラザーズ」の挑戦、もっと『魚沼コシ』を

    津南・南魚沼・魚沼・長岡の若手稲作経営者

    全国の米コンに出品、「ライバルだが、情報共有で向上を」

    魚沼米の品質向上をと、ライバルであり仲間である30~40代男女を中心とした農業グループ「魚沼ブラザーズ」(村山周平会長、13人)。昨年末に米・食味分析鑑定コンクールの津南町開催など受け、新たに独自の「第1回最高米グランプリin魚沼」を先月19日、塩沢公民館で実施。メンバーが食味コンなどの全国コメ品評会で出品し入賞した魚沼米や県外産米2品目を合わせ14検体を食味審査。講師に食味コン審査員を務めるパナソニック炊飯部職員を招き、自分たちが作った魚沼米を評価し合った。村山会長(32、津南町・ゆきやまと農場)は「この会は美味しいお米を作ることが共通認識。施肥設計など情報共有、良いコメを作る想いを共有しながら、メンバーの魚沼米が様々なコンテストでトップ10に入るようにしていきたい」と話している。

    2024年3月2日号

  • 「議会を身近に」、フリートーク好評

    津南町議会、初の「だんだん懇談会」

    今月10日も、以降毎月10日開催

     昨秋の改選で「定数12」となった津南町議会。議会を身近に感じるようにと、議会だよりの刷新、さらに2~4月の毎月10日に町中心部の大割野商店街まちなかオープンスペースだんだんを使った「だんだんよくする津南町議会懇談会」を初企画。初回の先月20日は午前10時~午後6時の間に30人余の町民が来訪し議員と意見交換。流れは途切れず、ほとんどの議員が昼食を取る時間がないほどで盛況。次回は今月10日に行う。

    2024年3月2日号

  • 民主導支援、「10年先の十日町を」

    合併20年、前年比1.6%増、総予算487億円

     「新市20期目の予算編成。次なるステップに進む予算になっている。5~10年先の新しい十日町の夢を示せたのでは」と関口市長は語った。十日町市は21日、新年度予算案を発表。一般会計は前年当初比1・9%増の348億4千万円(6億3500万円増)。新規事業では私立保育園・こども園支援で紙おむつ処分のエコクリーンセンターでの受入れ(3631万円)など子育て支援、さらに文化観光推進を図り、国宝出土地の笹山遺跡活用をねらいに笹山縄文広場整備基本計画策定(5百万円)を盛り込むなど誘客促進や産業振興に力を入れる。一般会計と特別会計6本の総額は前年比1・6%増の487億2900万円(7億7310万円増)となっている。

    2024年2月24日号

  • 上越市選挙区で日本酒配る

    立憲民主・梅谷守氏

    公選法違反の可能性で窮地に

     立憲現職1期の衆院・梅谷守氏(50)が窮地に立たされている。上越タウンジャーナルなどによると、今年に入り選挙区内である上越市の複数の町内会行事などで日本酒を配っていたことが発覚。選挙区での寄付を禁止する公職選挙法違反の可能性がある。梅谷氏事務所は、各町内会に日本酒を渡したことを認めており、「今後は疑義を生じさせかねない物品などの提供は差し控える」としている。公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金品を寄付することを禁じ、罰則は罰金50万円以下。一方、新潟県新5区では自民現職・高鳥修一氏(63)が安倍派からの収入544万円を政治資金報告書に記載しない裏金問題で県連会長を辞任している。「どちらの候補も緩みすぎではないか」と有権者の呆れた声が聞こえている。

    2024年2月24日号

  • めざせグランプリ

    第19回クエストカップ

    津南中等3年3チームが全国挑戦

     頂点をめざし全国舞台に挑む。現実社会と連動しながら「生きる力」を育む探究学習プログラム『クエストエデュケーション』。企業が出す課題に学生が挑み、世界の問題解決に繋がる視点を育んでいる。全国大会「第19回クエストカップ」はきょう24日、東京・明治大学中野キャンパスで開催。過去最多の全410校6万994チーム(約8万5千人)がエントリー。書類審査を経て、県立津南中等教育学校(関口和之校長)の中学3年生3チームの全国大会出場が決定している。全国出場チームは全167校305チーム。初日24日にまず企業賞を選び、企業賞を獲得チームは翌25日のセカンドステージの最終審査に進出、最高賞のグランプリを決める。

    2024年2月24日号

  • 北川氏「妻有に心を寄せる」

    十日町市議会と初直接対話、「ここまで来たのが重要」

    大地の芸術祭

    十日町市議会と大地の芸術祭・北川フラム総合ディレクターが車座で直接意見交換した。市議会主催の「大地の芸術祭の今後の展開についての懇談会」は7日、越後妻有文化ホール段十ろうで開催。「子どもたちが芸術に関わる環境づくりを」や「明石の湯と大地の芸術祭を結びつける方法は」など、市議一人ひとりが北川氏に疑問をぶつける形で進んだ。

    2024年2月17日号

  • 「当たり前のこと」

    ダイワ電気工事の3人

    冬道遭難の男性救助で感謝状

     行方不明だった70代男性を雪道で保護し、命を守った除雪事業者3人の功績を称えた。十日町署(山岸信行署長)は9日、ダイワ電気工事(十日町市松代)の古田島周二取締役部長(48、高田町)、田辺謙一取締役(67、寺田)、臨時社員の小山勝正さん(80、蒲生)の3人に感謝状を贈った。3人は先月25日の早朝~午前にかけ、国道353号線を車でさまよっていた70代男性を不審に思い保護。男性は行方不明で家族が捜索しており、適切な対応で男性の命を守った。

    2024年2月17日号

  • 箱根から世界へ、ロス五輪に照準

    城西大4年 山本唯翔選手(松代・犬伏出身)

    「山の妖精」ふるさと凱旋、「五輪で表彰台に」

     マラソンでオリンピックをめざす―。五輪の登竜門・箱根駅伝の5区山登りで2年連続区間新をマークし最優秀選手賞・金栗四三杯を獲得した『山の妖精』山本唯翔選手(城西大4年)が5日、母校の松代中と松代小を凱旋。歓迎を受けた山本選手は児童生徒に「目標を持ち、その目標に向かって努力してほしい」と諦めずに努力することの大切さを伝えた。山本選手は「服部勇馬選手のようにマラソンでオリンピックをめざし、表彰台に立ちたい」と卒業後は自動車メーカーSUBARU(スバル)に入社、実業団選手として2028アメリカ・ロサンゼルス五輪をめざす。『箱根駅伝から世界へ』。山本選手が世界の舞台へと翔び立つ。

    2024年2月10日号

  • 故郷舞台のコメディ映画を

    津南出身の鴨井奨平監督、CF支援求む

    4月末上映会予定

     故郷の津南町で撮影した映画発信の協力を求めている。昨秋自身初の長編映画を津南町で撮影した、鴨井奨平さん(31、津南町上郷出身)。映画『書けないんじゃない、書かないんだ』。約60分の映画がもうすぐ完成する。作品は津南町の上映会はじめ、国内外の映画祭に出品する。最終目標はミニシアターを主とした劇場公開をめざすなか、クラウドファンディング(CF)で活動支援を求めている。

    2024年2月10日号

  • 魚沼コシ「量は力」、JA魚沼始動

    十日町のキノコ、津南の高原野菜、ユリなど

    合併JA、1日発足

     全国トップブランド米『魚沼産コシヒカリ』の生産量50%余を取り扱う「JA魚沼」が今月1日に発足。魚沼エリア4JA(十日町、津南町、北魚沼、越後おぢや)が合併。県内13JAのうち、組合員数は県内3位(3月にJAえちご上越が合併・誕生すると県内4位)となるJA魚沼。本店機能と金融部と共済部は十日町、営農部は北魚沼、機械販売など行う経済部は越後おぢやが拠点となる。新JAの米販売総額は67億円。農産物販売額の4割を占める。
     初代経営管理委員会会長を務める柄澤和久氏(68、前JA十日町会長)と実務を取り仕切る代表理事理事長・大平透氏(61、前魚沼地区JA合併協議会事務局長)は25日に発足報告会見を十日町本店で開催。柄澤会長は「十日町のキノコ類、津南の高原野菜、津南と北魚沼のユリなどそれぞれのJAの特徴がある。稲作プラスアルファの複合営農を進める必要がある。それには組織基盤がゆるぎないものにしなければならない組合のため、地域のための農協のあり方を考える」。

    2024年2月3日号

  • 「魚沼ブラザーズ」の挑戦、もっと『魚沼コシ』を

    津南・南魚沼・魚沼・長岡の若手稲作経営者

    全国の米コンに出品、「ライバルだが、情報共有で向上を」

    魚沼米の品質向上をと、ライバルであり仲間である30~40代男女を中心とした農業グループ「魚沼ブラザーズ」(村山周平会長、13人)。昨年末に米・食味分析鑑定コンクールの津南町開催など受け、新たに独自の「第1回最高米グランプリin魚沼」を先月19日、塩沢公民館で実施。メンバーが食味コンなどの全国コメ品評会で出品し入賞した魚沼米や県外産米2品目を合わせ14検体を食味審査。講師に食味コン審査員を務めるパナソニック炊飯部職員を招き、自分たちが作った魚沼米を評価し合った。村山会長(32、津南町・ゆきやまと農場)は「この会は美味しいお米を作ることが共通認識。施肥設計など情報共有、良いコメを作る想いを共有しながら、メンバーの魚沼米が様々なコンテストでトップ10に入るようにしていきたい」と話している。

    2024年3月2日号

  • 「議会を身近に」、フリートーク好評

    津南町議会、初の「だんだん懇談会」

    今月10日も、以降毎月10日開催

     昨秋の改選で「定数12」となった津南町議会。議会を身近に感じるようにと、議会だよりの刷新、さらに2~4月の毎月10日に町中心部の大割野商店街まちなかオープンスペースだんだんを使った「だんだんよくする津南町議会懇談会」を初企画。初回の先月20日は午前10時~午後6時の間に30人余の町民が来訪し議員と意見交換。流れは途切れず、ほとんどの議員が昼食を取る時間がないほどで盛況。次回は今月10日に行う。

    2024年3月2日号

  • 民主導支援、「10年先の十日町を」

    合併20年、前年比1.6%増、総予算487億円

     「新市20期目の予算編成。次なるステップに進む予算になっている。5~10年先の新しい十日町の夢を示せたのでは」と関口市長は語った。十日町市は21日、新年度予算案を発表。一般会計は前年当初比1・9%増の348億4千万円(6億3500万円増)。新規事業では私立保育園・こども園支援で紙おむつ処分のエコクリーンセンターでの受入れ(3631万円)など子育て支援、さらに文化観光推進を図り、国宝出土地の笹山遺跡活用をねらいに笹山縄文広場整備基本計画策定(5百万円)を盛り込むなど誘客促進や産業振興に力を入れる。一般会計と特別会計6本の総額は前年比1・6%増の487億2900万円(7億7310万円増)となっている。

    2024年2月24日号

  • 上越市選挙区で日本酒配る

    立憲民主・梅谷守氏

    公選法違反の可能性で窮地に

     立憲現職1期の衆院・梅谷守氏(50)が窮地に立たされている。上越タウンジャーナルなどによると、今年に入り選挙区内である上越市の複数の町内会行事などで日本酒を配っていたことが発覚。選挙区での寄付を禁止する公職選挙法違反の可能性がある。梅谷氏事務所は、各町内会に日本酒を渡したことを認めており、「今後は疑義を生じさせかねない物品などの提供は差し控える」としている。公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金品を寄付することを禁じ、罰則は罰金50万円以下。一方、新潟県新5区では自民現職・高鳥修一氏(63)が安倍派からの収入544万円を政治資金報告書に記載しない裏金問題で県連会長を辞任している。「どちらの候補も緩みすぎではないか」と有権者の呆れた声が聞こえている。

    2024年2月24日号

  • めざせグランプリ

    第19回クエストカップ

    津南中等3年3チームが全国挑戦

     頂点をめざし全国舞台に挑む。現実社会と連動しながら「生きる力」を育む探究学習プログラム『クエストエデュケーション』。企業が出す課題に学生が挑み、世界の問題解決に繋がる視点を育んでいる。全国大会「第19回クエストカップ」はきょう24日、東京・明治大学中野キャンパスで開催。過去最多の全410校6万994チーム(約8万5千人)がエントリー。書類審査を経て、県立津南中等教育学校(関口和之校長)の中学3年生3チームの全国大会出場が決定している。全国出場チームは全167校305チーム。初日24日にまず企業賞を選び、企業賞を獲得チームは翌25日のセカンドステージの最終審査に進出、最高賞のグランプリを決める。

    2024年2月24日号

  • 北川氏「妻有に心を寄せる」

    十日町市議会と初直接対話、「ここまで来たのが重要」

    大地の芸術祭

    十日町市議会と大地の芸術祭・北川フラム総合ディレクターが車座で直接意見交換した。市議会主催の「大地の芸術祭の今後の展開についての懇談会」は7日、越後妻有文化ホール段十ろうで開催。「子どもたちが芸術に関わる環境づくりを」や「明石の湯と大地の芸術祭を結びつける方法は」など、市議一人ひとりが北川氏に疑問をぶつける形で進んだ。

    2024年2月17日号

  • 「当たり前のこと」

    ダイワ電気工事の3人

    冬道遭難の男性救助で感謝状

     行方不明だった70代男性を雪道で保護し、命を守った除雪事業者3人の功績を称えた。十日町署(山岸信行署長)は9日、ダイワ電気工事(十日町市松代)の古田島周二取締役部長(48、高田町)、田辺謙一取締役(67、寺田)、臨時社員の小山勝正さん(80、蒲生)の3人に感謝状を贈った。3人は先月25日の早朝~午前にかけ、国道353号線を車でさまよっていた70代男性を不審に思い保護。男性は行方不明で家族が捜索しており、適切な対応で男性の命を守った。

    2024年2月17日号

  • 箱根から世界へ、ロス五輪に照準

    城西大4年 山本唯翔選手(松代・犬伏出身)

    「山の妖精」ふるさと凱旋、「五輪で表彰台に」

     マラソンでオリンピックをめざす―。五輪の登竜門・箱根駅伝の5区山登りで2年連続区間新をマークし最優秀選手賞・金栗四三杯を獲得した『山の妖精』山本唯翔選手(城西大4年)が5日、母校の松代中と松代小を凱旋。歓迎を受けた山本選手は児童生徒に「目標を持ち、その目標に向かって努力してほしい」と諦めずに努力することの大切さを伝えた。山本選手は「服部勇馬選手のようにマラソンでオリンピックをめざし、表彰台に立ちたい」と卒業後は自動車メーカーSUBARU(スバル)に入社、実業団選手として2028アメリカ・ロサンゼルス五輪をめざす。『箱根駅伝から世界へ』。山本選手が世界の舞台へと翔び立つ。

    2024年2月10日号

  • 故郷舞台のコメディ映画を

    津南出身の鴨井奨平監督、CF支援求む

    4月末上映会予定

     故郷の津南町で撮影した映画発信の協力を求めている。昨秋自身初の長編映画を津南町で撮影した、鴨井奨平さん(31、津南町上郷出身)。映画『書けないんじゃない、書かないんだ』。約60分の映画がもうすぐ完成する。作品は津南町の上映会はじめ、国内外の映画祭に出品する。最終目標はミニシアターを主とした劇場公開をめざすなか、クラウドファンディング(CF)で活動支援を求めている。

    2024年2月10日号

  • 魚沼コシ「量は力」、JA魚沼始動

    十日町のキノコ、津南の高原野菜、ユリなど

    合併JA、1日発足

     全国トップブランド米『魚沼産コシヒカリ』の生産量50%余を取り扱う「JA魚沼」が今月1日に発足。魚沼エリア4JA(十日町、津南町、北魚沼、越後おぢや)が合併。県内13JAのうち、組合員数は県内3位(3月にJAえちご上越が合併・誕生すると県内4位)となるJA魚沼。本店機能と金融部と共済部は十日町、営農部は北魚沼、機械販売など行う経済部は越後おぢやが拠点となる。新JAの米販売総額は67億円。農産物販売額の4割を占める。
     初代経営管理委員会会長を務める柄澤和久氏(68、前JA十日町会長)と実務を取り仕切る代表理事理事長・大平透氏(61、前魚沼地区JA合併協議会事務局長)は25日に発足報告会見を十日町本店で開催。柄澤会長は「十日町のキノコ類、津南の高原野菜、津南と北魚沼のユリなどそれぞれのJAの特徴がある。稲作プラスアルファの複合営農を進める必要がある。それには組織基盤がゆるぎないものにしなければならない組合のため、地域のための農協のあり方を考える」。

    2024年2月3日号