4年ぶりに行った津南町事務事業見直しの一環で、支給対象者を縮小予定だった「町重度心身障害者(児)見舞金」と「町在宅介護手当支給事業」の2議案を町は撤回した。先月29日からの町議会開会前に桑原町長が恩田議長らに町長室で撤回の意向を伝えた。2議案は先月の町議会全員協議会で説明したが「福祉事業を安易に切り捨てていいのか」の議員の反発が強かったのに配慮した形だ。恩田議長は「議会の方も、もう少し審議した方がよいと判断。財政の話を含めお互いにすり合わせしたい」と話す。
2024年3月9日号
看護師不足に苦しむ中山間地医療を支える人材育成の場になる事が期待される県立十日町看護専門学校(山﨑理校長)。2期生36人(男5人、女31人)は6日卒業式を迎えた。進路は県内の県立病院勤務が16人、うち十日町市内の県立病院(十日町、松代)は2人だけで前年12人に比べ大幅減となっている。同校では「県内希望者の中には十日町・魚沼地域を希望する卒業生は相当数あり、今月末には確かな人数が決まる」とする。県立以外の病院を含め十日町市や南魚沼市、魚沼市出身の卒業生のほとんどが魚沼基幹病院など地元病院への就職を希望、魚沼地域全体の看護師不足解消の底上げになっている。
2024年3月9日号
◎…ゲレンデが光の幻想空間となった。1万本のキャンドルで雪夜を彩る「第2回さかえキャンドルナイト」は2日開催。スタッフや住民有志がさかえ倶楽部スキー場ゲレンデに一つずつキャンドルを設置。通常の透明カップだけでなく、赤や青、緑の色付きカップも用意。カラフルな光の競演を演出。さらに花火でゲレンデの上にも下にも光の園を創出した。
2024年3月9日号
魚沼米の品質向上をと、ライバルであり仲間である30~40代男女を中心とした農業グループ「魚沼ブラザーズ」(村山周平会長、13人)。昨年末に米・食味分析鑑定コンクールの津南町開催など受け、新たに独自の「第1回最高米グランプリin魚沼」を先月19日、塩沢公民館で実施。メンバーが食味コンなどの全国コメ品評会で出品し入賞した魚沼米や県外産米2品目を合わせ14検体を食味審査。講師に食味コン審査員を務めるパナソニック炊飯部職員を招き、自分たちが作った魚沼米を評価し合った。村山会長(32、津南町・ゆきやまと農場)は「この会は美味しいお米を作ることが共通認識。施肥設計など情報共有、良いコメを作る想いを共有しながら、メンバーの魚沼米が様々なコンテストでトップ10に入るようにしていきたい」と話している。
2024年3月2日号
昨秋の改選で「定数12」となった津南町議会。議会を身近に感じるようにと、議会だよりの刷新、さらに2~4月の毎月10日に町中心部の大割野商店街まちなかオープンスペースだんだんを使った「だんだんよくする津南町議会懇談会」を初企画。初回の先月20日は午前10時~午後6時の間に30人余の町民が来訪し議員と意見交換。流れは途切れず、ほとんどの議員が昼食を取る時間がないほどで盛況。次回は今月10日に行う。
2024年3月2日号
「新市20期目の予算編成。次なるステップに進む予算になっている。5~10年先の新しい十日町の夢を示せたのでは」と関口市長は語った。十日町市は21日、新年度予算案を発表。一般会計は前年当初比1・9%増の348億4千万円(6億3500万円増)。新規事業では私立保育園・こども園支援で紙おむつ処分のエコクリーンセンターでの受入れ(3631万円)など子育て支援、さらに文化観光推進を図り、国宝出土地の笹山遺跡活用をねらいに笹山縄文広場整備基本計画策定(5百万円)を盛り込むなど誘客促進や産業振興に力を入れる。一般会計と特別会計6本の総額は前年比1・6%増の487億2900万円(7億7310万円増)となっている。
2024年2月24日号
立憲現職1期の衆院・梅谷守氏(50)が窮地に立たされている。上越タウンジャーナルなどによると、今年に入り選挙区内である上越市の複数の町内会行事などで日本酒を配っていたことが発覚。選挙区での寄付を禁止する公職選挙法違反の可能性がある。梅谷氏事務所は、各町内会に日本酒を渡したことを認めており、「今後は疑義を生じさせかねない物品などの提供は差し控える」としている。公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金品を寄付することを禁じ、罰則は罰金50万円以下。一方、新潟県新5区では自民現職・高鳥修一氏(63)が安倍派からの収入544万円を政治資金報告書に記載しない裏金問題で県連会長を辞任している。「どちらの候補も緩みすぎではないか」と有権者の呆れた声が聞こえている。
2024年2月24日号
頂点をめざし全国舞台に挑む。現実社会と連動しながら「生きる力」を育む探究学習プログラム『クエストエデュケーション』。企業が出す課題に学生が挑み、世界の問題解決に繋がる視点を育んでいる。全国大会「第19回クエストカップ」はきょう24日、東京・明治大学中野キャンパスで開催。過去最多の全410校6万994チーム(約8万5千人)がエントリー。書類審査を経て、県立津南中等教育学校(関口和之校長)の中学3年生3チームの全国大会出場が決定している。全国出場チームは全167校305チーム。初日24日にまず企業賞を選び、企業賞を獲得チームは翌25日のセカンドステージの最終審査に進出、最高賞のグランプリを決める。
2024年2月24日号
十日町市議会と大地の芸術祭・北川フラム総合ディレクターが車座で直接意見交換した。市議会主催の「大地の芸術祭の今後の展開についての懇談会」は7日、越後妻有文化ホール段十ろうで開催。「子どもたちが芸術に関わる環境づくりを」や「明石の湯と大地の芸術祭を結びつける方法は」など、市議一人ひとりが北川氏に疑問をぶつける形で進んだ。
2024年2月17日号
行方不明だった70代男性を雪道で保護し、命を守った除雪事業者3人の功績を称えた。十日町署(山岸信行署長)は9日、ダイワ電気工事(十日町市松代)の古田島周二取締役部長(48、高田町)、田辺謙一取締役(67、寺田)、臨時社員の小山勝正さん(80、蒲生)の3人に感謝状を贈った。3人は先月25日の早朝~午前にかけ、国道353号線を車でさまよっていた70代男性を不審に思い保護。男性は行方不明で家族が捜索しており、適切な対応で男性の命を守った。
2024年2月17日号
4年ぶりに行った津南町事務事業見直しの一環で、支給対象者を縮小予定だった「町重度心身障害者(児)見舞金」と「町在宅介護手当支給事業」の2議案を町は撤回した。先月29日からの町議会開会前に桑原町長が恩田議長らに町長室で撤回の意向を伝えた。2議案は先月の町議会全員協議会で説明したが「福祉事業を安易に切り捨てていいのか」の議員の反発が強かったのに配慮した形だ。恩田議長は「議会の方も、もう少し審議した方がよいと判断。財政の話を含めお互いにすり合わせしたい」と話す。
2024年3月9日号
看護師不足に苦しむ中山間地医療を支える人材育成の場になる事が期待される県立十日町看護専門学校(山﨑理校長)。2期生36人(男5人、女31人)は6日卒業式を迎えた。進路は県内の県立病院勤務が16人、うち十日町市内の県立病院(十日町、松代)は2人だけで前年12人に比べ大幅減となっている。同校では「県内希望者の中には十日町・魚沼地域を希望する卒業生は相当数あり、今月末には確かな人数が決まる」とする。県立以外の病院を含め十日町市や南魚沼市、魚沼市出身の卒業生のほとんどが魚沼基幹病院など地元病院への就職を希望、魚沼地域全体の看護師不足解消の底上げになっている。
2024年3月9日号
◎…ゲレンデが光の幻想空間となった。1万本のキャンドルで雪夜を彩る「第2回さかえキャンドルナイト」は2日開催。スタッフや住民有志がさかえ倶楽部スキー場ゲレンデに一つずつキャンドルを設置。通常の透明カップだけでなく、赤や青、緑の色付きカップも用意。カラフルな光の競演を演出。さらに花火でゲレンデの上にも下にも光の園を創出した。
2024年3月9日号
魚沼米の品質向上をと、ライバルであり仲間である30~40代男女を中心とした農業グループ「魚沼ブラザーズ」(村山周平会長、13人)。昨年末に米・食味分析鑑定コンクールの津南町開催など受け、新たに独自の「第1回最高米グランプリin魚沼」を先月19日、塩沢公民館で実施。メンバーが食味コンなどの全国コメ品評会で出品し入賞した魚沼米や県外産米2品目を合わせ14検体を食味審査。講師に食味コン審査員を務めるパナソニック炊飯部職員を招き、自分たちが作った魚沼米を評価し合った。村山会長(32、津南町・ゆきやまと農場)は「この会は美味しいお米を作ることが共通認識。施肥設計など情報共有、良いコメを作る想いを共有しながら、メンバーの魚沼米が様々なコンテストでトップ10に入るようにしていきたい」と話している。
2024年3月2日号
昨秋の改選で「定数12」となった津南町議会。議会を身近に感じるようにと、議会だよりの刷新、さらに2~4月の毎月10日に町中心部の大割野商店街まちなかオープンスペースだんだんを使った「だんだんよくする津南町議会懇談会」を初企画。初回の先月20日は午前10時~午後6時の間に30人余の町民が来訪し議員と意見交換。流れは途切れず、ほとんどの議員が昼食を取る時間がないほどで盛況。次回は今月10日に行う。
2024年3月2日号
「新市20期目の予算編成。次なるステップに進む予算になっている。5~10年先の新しい十日町の夢を示せたのでは」と関口市長は語った。十日町市は21日、新年度予算案を発表。一般会計は前年当初比1・9%増の348億4千万円(6億3500万円増)。新規事業では私立保育園・こども園支援で紙おむつ処分のエコクリーンセンターでの受入れ(3631万円)など子育て支援、さらに文化観光推進を図り、国宝出土地の笹山遺跡活用をねらいに笹山縄文広場整備基本計画策定(5百万円)を盛り込むなど誘客促進や産業振興に力を入れる。一般会計と特別会計6本の総額は前年比1・6%増の487億2900万円(7億7310万円増)となっている。
2024年2月24日号
立憲現職1期の衆院・梅谷守氏(50)が窮地に立たされている。上越タウンジャーナルなどによると、今年に入り選挙区内である上越市の複数の町内会行事などで日本酒を配っていたことが発覚。選挙区での寄付を禁止する公職選挙法違反の可能性がある。梅谷氏事務所は、各町内会に日本酒を渡したことを認めており、「今後は疑義を生じさせかねない物品などの提供は差し控える」としている。公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金品を寄付することを禁じ、罰則は罰金50万円以下。一方、新潟県新5区では自民現職・高鳥修一氏(63)が安倍派からの収入544万円を政治資金報告書に記載しない裏金問題で県連会長を辞任している。「どちらの候補も緩みすぎではないか」と有権者の呆れた声が聞こえている。
2024年2月24日号
頂点をめざし全国舞台に挑む。現実社会と連動しながら「生きる力」を育む探究学習プログラム『クエストエデュケーション』。企業が出す課題に学生が挑み、世界の問題解決に繋がる視点を育んでいる。全国大会「第19回クエストカップ」はきょう24日、東京・明治大学中野キャンパスで開催。過去最多の全410校6万994チーム(約8万5千人)がエントリー。書類審査を経て、県立津南中等教育学校(関口和之校長)の中学3年生3チームの全国大会出場が決定している。全国出場チームは全167校305チーム。初日24日にまず企業賞を選び、企業賞を獲得チームは翌25日のセカンドステージの最終審査に進出、最高賞のグランプリを決める。
2024年2月24日号
十日町市議会と大地の芸術祭・北川フラム総合ディレクターが車座で直接意見交換した。市議会主催の「大地の芸術祭の今後の展開についての懇談会」は7日、越後妻有文化ホール段十ろうで開催。「子どもたちが芸術に関わる環境づくりを」や「明石の湯と大地の芸術祭を結びつける方法は」など、市議一人ひとりが北川氏に疑問をぶつける形で進んだ。
2024年2月17日号
行方不明だった70代男性を雪道で保護し、命を守った除雪事業者3人の功績を称えた。十日町署(山岸信行署長)は9日、ダイワ電気工事(十日町市松代)の古田島周二取締役部長(48、高田町)、田辺謙一取締役(67、寺田)、臨時社員の小山勝正さん(80、蒲生)の3人に感謝状を贈った。3人は先月25日の早朝~午前にかけ、国道353号線を車でさまよっていた70代男性を不審に思い保護。男性は行方不明で家族が捜索しており、適切な対応で男性の命を守った。
2024年2月17日号