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妻有新聞掲載記事一覧

  • 世代交代、議会刷新、有権者判断は?

    期日前投票が増加、若者層の関心高まる

    津南町議選

     任期満了(11月9日)に伴う津南町議選は17日告示、22日投開票で行い、改選議席12に対し現職10人、新人3人、元職3人の16人が立候補、激戦を展開している。今回の町議選の注目は「女性5人の出馬」「39歳2人の挑戦」「70歳代9人の評価」など、かつてない多様な要素を含む町議選になっている。さらに関心は桑原町長の「推し」での候補者が複数おり、今回の結果は改選後の議会運営にも影響するだけに、関心が高まっている。

    2023年10月21日号

  • 保育園「1園化」多数、小学校統合セット

    16候補者が姿勢、妻有新聞社ホームページで視聴

    津南町議選 まちづくり公開討論会

    いよいよ明日22日が投票日の津南町議選。定数12に16人が立候補。妻有新聞社では立候補者全員出席の「まちづくり公開討論会」を13日、町文化センターホールで開催。第一部設問は「津南町の保育園の具体的なあるべき姿を聞かせてください」、第二部設問は「自由に使える財源1億円があらばどう活用するか具体的な政策提言を聞かせて下さい」、最後は候補者フリートークを行った。動画サイト・YouTubeでのライブ配信を行い、同時視聴者数は最大56人。視聴回数は現在800回を超える。候補の主張が明確になった公開討論会は妻有新聞社ホームページから録画視聴できる。

    2023年10月21日号

  • 音の芸術、下条に私設美術館を

    南米出身ギルさん家族、ニューヨークから移住

     アメリカ・ニューヨークから十日町市下条に移住―。大地の芸術祭に触発された南米ベネズエラ出身でアーティストのウォルフガング・ギルさん(40)は下条で私設美術館を開こうと、ニューヨークの語学学校で出会って結婚した妻の桐生愛里さん(37、夫婦別姓)と長男の大幼君(7ヵ月)と共に今年8月に引っ越して着々と計画を進めている。

    2023年10月21日号

  • 秋山郷電源開発軌道巡り

    小林 幸一(津南案内人)

     津南町自然に親しむ会で秋山郷の電源開発軌道巡りを行いました。今回は初めて中津川発電所工事の軌道跡を巡るツアーということで苗場山麓ジオパークガイドも同行し、秋山郷の魅力を別の観点から再発見する企画です。
     最初に向かったのは、千曲川を船で下り、建設資材を降ろした大倉スノーシェッド下の波止場跡です。私も何度か一人で来ていますが、大勢で見学するとまた新たな発見がありました。工事に使う膨大な資材の多くは此処から電車に積み込み終点の切明まで向かいますが、次に電気の無い時代に電車の動力を発電した芦ヶ崎の中津川第三発電所跡を見学。そこから電車道を通って反里口の廃隧道に入りました。
     午後から中津川第一発電所を国道から見下ろし、百年前の写真と比較しながら難工事の形跡を探しました。その後前倉の山中にある大正11年11月建立の慰霊碑を見学し、軌道跡を辿りながら屋敷の大発破下にある砕石場跡を見学した後、2本目の廃隧道を調査しました。
     隧道は軌道全線で43本、総延長2.564mも掘られましたが、確認できているのはこの2本だけで、どちらも片側は土砂で埋まり、いずれ原生林の中に飲み込まれて行くものと思います。来年は中津川第一発電所送電百周年を迎え、この偉大な事業をどのように継承して行くのか試行錯誤は続きます。

    2023年10月21日号

  • 自分自身を発掘し直す学校

    〇…妻有教育を国際感覚で見る松井千枝さん

     デンマークやスペイン、フィンランドなどでの教育経験を活かす。新潟県の地域おこし協力隊(ニイガタコラボレーターズ)で妻有地域に先月着任した、松井千枝さん(27、大阪・堺市出身)。県立学校の新たな教育推進や地域探究活動プログラムづくりなどがミッション。受け入れの一般社団法人・にいがた圏(十日町市袋町西)に所属。地域のキャリア教育コーディネーターとして、現在は県立高校の探究学習の活動を視察するなどしている。

    2023年10月21日号

  • 議会を押し上げる「住民力」

    津南町議選に思う

    斎木 文夫 (年金生活者)

     津南町議選が明日22日に投開票となる。
     今回は定数12に対し新人3人を含む16人が出馬の激戦である。最近の地方議会の課題は「議会不信」と「なり手不足」の悪循環。定数削減で悪循環を断ち切ることができるか。
     議会不信には理由がある。住民の生活と意識が多様化してきている。で、有権者と、議員の属性(住所、職業、性別、年齢など)との違いが大きくなって民意が反映できなくなってきているのだ。
     だが、議会不信だの、だから選挙に行かないだのと言っている間に、人口減少、財政のひっ迫はどんどん進んできた。議会の役割は今まで以上に大きくなっている。
     議会は、利益配分でなく、何をやめるか、何を後回しにするか、「不利益の配分」をも決めなければならない。ある属性の利益代表的な候補者に決める力があるか。
     ここは、住民の理解を得ながら「不利益の配分」をのみ込ませることができる、頭が良くて、人望がある人を選んでもらいたい。そして、結果として有権者の多様性を反映した議会構成になればけっこうなことだ。
     本紙編集部は、女性議員の割合に注目しているようだ。だが、女性議員がすべて女性の味方とは限らない。分かりやすい例を挙げれば、暴言、妄言を吐き続ける自民党所属の杉田水脈衆議院議員である。その辺の見極めも必要だろう。
     本紙前号の社説は「じ
    っくり聞き、読み、感じて、投票所に行ってほしい」と締めくくっている。そのとおりだと思う。
     これは新しい議会の話になるが、有権者は議会改革に注目している。定数や議員報酬の見直しや、休日・夜間開催はよくある話だ。そのほか、兼職制度を緩和したり、年に4回の定例会だけでなく一年中活動できるように通年会期制にし、選挙運動もバンバンやれるように緩和したり…。
     全国町村議会議長会/編『議会力アップのための活動例』に25町村議会の事例が紹介されている。参考になるので、ネット検索してほしい。
     ただ、議会改革は手段に過ぎない。政策決定がどう変わるかが重要だ。議会は、①地方分権改革によって権限が拡大された首長のチェック機関であり、②住民が望む政策を作り出す機関でなければならない。
     行政監視、政策立案のためには住民との協働は欠かせない。そんな議会にするために、本当に求められているのは、「議員力」でなく「住民力」なのかもしれない。

    2023年10月21日号

  • 注目は20代・30代・40代の投票率

     津南町が刻む歴史の転換点にあるのか。22日投開票の津南町議選、今回の選挙は多様な要素を含む。合併から68年の時間を積み重ね、6代目の町長が引っ張るいまの津南町を、今度の町議選は端的に表している。
     その一つは高齢化する町の現状が、そのまま町議選に出ている。高齢化率65歳以上が43%余の数字が示す通り、今回の町議選候補者の平均年齢は65歳、津南町の現実そのままだ。70代以上が9人、驚くことはない。この世代がいまの津南町を支えている現実は、地域の生産活動の現役が、この世代だ。
     女性を特別視する必要はないが、議会の場では「女性」という括りがいまだまかり通るのが、この国の議会の場の現実だ。その女性候補5人が挑んでいる。「女性の視点で」などの表現自体が時代錯誤であり、ものの見方の立脚点が違う。だが改選議席12に、5人の女性が挑む自治体は、なにかの動きを予感させる今回の選挙でもある。
     やはり投票率が気になる。過去データを見ると、1975年・昭和50年以降では、この年は定数22に対し27人が出馬、投票率はなんと96・34%。その4年後は96・24%。投票率90%を割ったのは2003年・平成15年、この年は定数18に21人が出馬。以降、選挙のたびに投票率は下がり、4年前の前回2019年は72・48%だった。
     投票率低下は、20代・30代・40代の低投票率が主因だ。投票所に足が向かない、なぜか。無関心ではないはず。今回この世代が立候補している。年代別投票率はすぐには集計が出ないが、今回はぜひ公表してほしい。今回、この年代が前回を下回る投票率なら、残念ながら津南町の将来は危うい。これも今回の町議選の一つの視点だ。
     期日前投票が始まっている。早まる必要はない。21日までの候補の言動に注目してほしい。日を追うごとに「見えてくる」、それが選挙だ。

    2023年10月21日号

  • 「胎内記憶」、聞き逃せない池川昭明医師の話

    お母さんが感じた事が胎内の赤ちゃんに伝わる

    Vol 84

     皆さんは、今日は夕飯に〇〇が食べたいな~と思って家に帰ったら、お母さんが自分の食べたいものを作っていた、という経験や、あるいは、△△さんに最近会わないけど、どうしてるかな~と思っていたら電話がかかってきた、とかメールが来たという経験はありませんか? 私は姉と自宅の湯船に2人で浸かっている時に、姉が歌う声が聞こえてきたので続きを声に出して歌ったら、「どうして今その歌を、その歌詞から歌ったの?」とびっくりされたことがあります。姉が言うには、心の中で歌を歌っていただけなのに、とのことでした。
     脳で何かを考えるとき、脳細胞と脳細胞の間で微量な電流が流れます。もしかしたら私たちが考えていることが電波となって頭から漏れでて、携帯やスマホのメッセージのように、伝えたい誰かに伝わっているのかもしれません。世の中には科学的に解明できていない不思議なことはまだまだたくさんあります。
     私は5年前に、池川明先生という産婦人科の先生を知りました。先生は産婦人科医の仕事の他に「胎内記憶」を研究してきました。お母さんのお腹の中にいた胎児だった頃の記憶を生まれてからも持っている人が世の中にいて、その人たちの証言をたくさん集めて、妊娠や出産を今までと違った側面から科学的に解明しようとしています。
     胎内記憶を探ることで、なぜ私たちはそれぞれ違った環境に生まれるのか、それはどこで決まってくるのか、何のために生まれてくるのかを知る、ちょっと間違うと宗教めいた話になりそうですが、先生はまじめに科学として論文にもしていますし、本もたくさん出しています。
     思いのほか、お腹の中の赤ちゃんは色々なことを発信していますし、外の世界とのやり取りをしているのは皆さんも知っていることです。ご飯を食べると赤ちゃんが良く動くから食べることが好きな子なのかなとか、趣味のドラムを叩いたら、どんな音楽を聴かせるよりお腹の赤ちゃんが反応したから、赤ちゃんもドラムが好きなのかも、などという話を妊婦さんたちから聞いたりしませんか?
     それだけでなく、いま既にいるお兄ちゃんやお姉ちゃんたちとお話をして自分の性別を教えてくれたり、お母さんに言われた通りの日にちに生まれてくるということも良く聞くことのように思いますよね。
     そして逆に、お母さんの見聞きしたこと感じたことは、とても赤ちゃんに伝わるものだと昔から思われています。「妊娠中に火事を見ると赤ちゃんに赤あざができる」という迷信。これは本当にあざができるわけではなく、妊婦さんが強いストレスや恐怖・不安を感じると、お腹の赤ちゃんに影響を与えることがあるから、妊婦さんには特別な配慮が必要だよ、火事=ストレス、心身的な傷=アザということなのでしょう。
     実際に迷信でなく、お母さんが右脳で感じたことは、赤ちゃんの右脳に伝わっているという研究もされています。今回11月5日に先生の講演会がたかき医院であります。 自分と子どもの絆を知り子育てに役立てることや、どうして流産や死産を選んでお母さんのところにやってくるのか、中絶をした時に赤ちゃんはどう思っているのか、どうして自分は子どもに恵まれなかったのかなど、女性なら一度は聞いてみたい話を聞いたり、質問できる機会です。先生の講演会は、予約1年待ちという超人気講演会ですので、ご興味のある方はたかき医院℡025–750–2622まで。なお当日は、ここに書けなかった私の変な話を、もう少ししたいと思っています!
     (たかき医院・仲栄美子医師)

    2023年10月21日号

  • 告示までカウントダウン「3」

    津南町議選、4人超過の大激戦

     任期満了(11月9日)に伴う津南町議選は来週17日告示、22日投票、即日開票する。これまでに現職10人、元職3人、新人3人の16人が出馬表明し、改選定数12に対し4人超過の激戦もようになっている。
     新たに8日出馬表明した新人は元町職員の村山郁夫氏(68・十二ノ木)。取材に答え、「自律プランから20年余になり、その検証を通じて議会からの提言につなげたい」と、自身が関わった自律計画を通じた現町政の検証を視点に、議員活動に取り組む方針を話す。村山氏は昭和58年から町議1期在職した村山勇氏(故人)の長男で、現在は津南町家族会副会長、町民生児童委員協議会副会長などを務めている。村山氏を含め今改選期は新人3人が出馬予定だ。

    2023年10月14日号

  • 70代も優勝、大会出場が意欲に

    県マスターズに出場、24種目で上位

     年齢別24種目で3位以内入賞―。水泳で健康・体力づくりに取り組む「十日町体力づくり支援センター」利用者が、17都道府県から122チームが参加した第33回新潟県マスターズ水泳競技大会(8日、長岡市・ダイエープロビスフェニックスプール)に出場し健闘した。指導員らは「競技を通して意欲が生まれ、健康づくりにつながっている」と話している。

    2023年10月14日号

  • 世代交代、議会刷新、有権者判断は?

    期日前投票が増加、若者層の関心高まる

    津南町議選

     任期満了(11月9日)に伴う津南町議選は17日告示、22日投開票で行い、改選議席12に対し現職10人、新人3人、元職3人の16人が立候補、激戦を展開している。今回の町議選の注目は「女性5人の出馬」「39歳2人の挑戦」「70歳代9人の評価」など、かつてない多様な要素を含む町議選になっている。さらに関心は桑原町長の「推し」での候補者が複数おり、今回の結果は改選後の議会運営にも影響するだけに、関心が高まっている。

    2023年10月21日号

  • 保育園「1園化」多数、小学校統合セット

    16候補者が姿勢、妻有新聞社ホームページで視聴

    津南町議選 まちづくり公開討論会

    いよいよ明日22日が投票日の津南町議選。定数12に16人が立候補。妻有新聞社では立候補者全員出席の「まちづくり公開討論会」を13日、町文化センターホールで開催。第一部設問は「津南町の保育園の具体的なあるべき姿を聞かせてください」、第二部設問は「自由に使える財源1億円があらばどう活用するか具体的な政策提言を聞かせて下さい」、最後は候補者フリートークを行った。動画サイト・YouTubeでのライブ配信を行い、同時視聴者数は最大56人。視聴回数は現在800回を超える。候補の主張が明確になった公開討論会は妻有新聞社ホームページから録画視聴できる。

    2023年10月21日号

  • 音の芸術、下条に私設美術館を

    南米出身ギルさん家族、ニューヨークから移住

     アメリカ・ニューヨークから十日町市下条に移住―。大地の芸術祭に触発された南米ベネズエラ出身でアーティストのウォルフガング・ギルさん(40)は下条で私設美術館を開こうと、ニューヨークの語学学校で出会って結婚した妻の桐生愛里さん(37、夫婦別姓)と長男の大幼君(7ヵ月)と共に今年8月に引っ越して着々と計画を進めている。

    2023年10月21日号

  • 秋山郷電源開発軌道巡り

    小林 幸一(津南案内人)

     津南町自然に親しむ会で秋山郷の電源開発軌道巡りを行いました。今回は初めて中津川発電所工事の軌道跡を巡るツアーということで苗場山麓ジオパークガイドも同行し、秋山郷の魅力を別の観点から再発見する企画です。
     最初に向かったのは、千曲川を船で下り、建設資材を降ろした大倉スノーシェッド下の波止場跡です。私も何度か一人で来ていますが、大勢で見学するとまた新たな発見がありました。工事に使う膨大な資材の多くは此処から電車に積み込み終点の切明まで向かいますが、次に電気の無い時代に電車の動力を発電した芦ヶ崎の中津川第三発電所跡を見学。そこから電車道を通って反里口の廃隧道に入りました。
     午後から中津川第一発電所を国道から見下ろし、百年前の写真と比較しながら難工事の形跡を探しました。その後前倉の山中にある大正11年11月建立の慰霊碑を見学し、軌道跡を辿りながら屋敷の大発破下にある砕石場跡を見学した後、2本目の廃隧道を調査しました。
     隧道は軌道全線で43本、総延長2.564mも掘られましたが、確認できているのはこの2本だけで、どちらも片側は土砂で埋まり、いずれ原生林の中に飲み込まれて行くものと思います。来年は中津川第一発電所送電百周年を迎え、この偉大な事業をどのように継承して行くのか試行錯誤は続きます。

    2023年10月21日号

  • 自分自身を発掘し直す学校

    〇…妻有教育を国際感覚で見る松井千枝さん

     デンマークやスペイン、フィンランドなどでの教育経験を活かす。新潟県の地域おこし協力隊(ニイガタコラボレーターズ)で妻有地域に先月着任した、松井千枝さん(27、大阪・堺市出身)。県立学校の新たな教育推進や地域探究活動プログラムづくりなどがミッション。受け入れの一般社団法人・にいがた圏(十日町市袋町西)に所属。地域のキャリア教育コーディネーターとして、現在は県立高校の探究学習の活動を視察するなどしている。

    2023年10月21日号

  • 議会を押し上げる「住民力」

    津南町議選に思う

    斎木 文夫 (年金生活者)

     津南町議選が明日22日に投開票となる。
     今回は定数12に対し新人3人を含む16人が出馬の激戦である。最近の地方議会の課題は「議会不信」と「なり手不足」の悪循環。定数削減で悪循環を断ち切ることができるか。
     議会不信には理由がある。住民の生活と意識が多様化してきている。で、有権者と、議員の属性(住所、職業、性別、年齢など)との違いが大きくなって民意が反映できなくなってきているのだ。
     だが、議会不信だの、だから選挙に行かないだのと言っている間に、人口減少、財政のひっ迫はどんどん進んできた。議会の役割は今まで以上に大きくなっている。
     議会は、利益配分でなく、何をやめるか、何を後回しにするか、「不利益の配分」をも決めなければならない。ある属性の利益代表的な候補者に決める力があるか。
     ここは、住民の理解を得ながら「不利益の配分」をのみ込ませることができる、頭が良くて、人望がある人を選んでもらいたい。そして、結果として有権者の多様性を反映した議会構成になればけっこうなことだ。
     本紙編集部は、女性議員の割合に注目しているようだ。だが、女性議員がすべて女性の味方とは限らない。分かりやすい例を挙げれば、暴言、妄言を吐き続ける自民党所属の杉田水脈衆議院議員である。その辺の見極めも必要だろう。
     本紙前号の社説は「じ
    っくり聞き、読み、感じて、投票所に行ってほしい」と締めくくっている。そのとおりだと思う。
     これは新しい議会の話になるが、有権者は議会改革に注目している。定数や議員報酬の見直しや、休日・夜間開催はよくある話だ。そのほか、兼職制度を緩和したり、年に4回の定例会だけでなく一年中活動できるように通年会期制にし、選挙運動もバンバンやれるように緩和したり…。
     全国町村議会議長会/編『議会力アップのための活動例』に25町村議会の事例が紹介されている。参考になるので、ネット検索してほしい。
     ただ、議会改革は手段に過ぎない。政策決定がどう変わるかが重要だ。議会は、①地方分権改革によって権限が拡大された首長のチェック機関であり、②住民が望む政策を作り出す機関でなければならない。
     行政監視、政策立案のためには住民との協働は欠かせない。そんな議会にするために、本当に求められているのは、「議員力」でなく「住民力」なのかもしれない。

    2023年10月21日号

  • 注目は20代・30代・40代の投票率

     津南町が刻む歴史の転換点にあるのか。22日投開票の津南町議選、今回の選挙は多様な要素を含む。合併から68年の時間を積み重ね、6代目の町長が引っ張るいまの津南町を、今度の町議選は端的に表している。
     その一つは高齢化する町の現状が、そのまま町議選に出ている。高齢化率65歳以上が43%余の数字が示す通り、今回の町議選候補者の平均年齢は65歳、津南町の現実そのままだ。70代以上が9人、驚くことはない。この世代がいまの津南町を支えている現実は、地域の生産活動の現役が、この世代だ。
     女性を特別視する必要はないが、議会の場では「女性」という括りがいまだまかり通るのが、この国の議会の場の現実だ。その女性候補5人が挑んでいる。「女性の視点で」などの表現自体が時代錯誤であり、ものの見方の立脚点が違う。だが改選議席12に、5人の女性が挑む自治体は、なにかの動きを予感させる今回の選挙でもある。
     やはり投票率が気になる。過去データを見ると、1975年・昭和50年以降では、この年は定数22に対し27人が出馬、投票率はなんと96・34%。その4年後は96・24%。投票率90%を割ったのは2003年・平成15年、この年は定数18に21人が出馬。以降、選挙のたびに投票率は下がり、4年前の前回2019年は72・48%だった。
     投票率低下は、20代・30代・40代の低投票率が主因だ。投票所に足が向かない、なぜか。無関心ではないはず。今回この世代が立候補している。年代別投票率はすぐには集計が出ないが、今回はぜひ公表してほしい。今回、この年代が前回を下回る投票率なら、残念ながら津南町の将来は危うい。これも今回の町議選の一つの視点だ。
     期日前投票が始まっている。早まる必要はない。21日までの候補の言動に注目してほしい。日を追うごとに「見えてくる」、それが選挙だ。

    2023年10月21日号

  • 「胎内記憶」、聞き逃せない池川昭明医師の話

    お母さんが感じた事が胎内の赤ちゃんに伝わる

    Vol 84

     皆さんは、今日は夕飯に〇〇が食べたいな~と思って家に帰ったら、お母さんが自分の食べたいものを作っていた、という経験や、あるいは、△△さんに最近会わないけど、どうしてるかな~と思っていたら電話がかかってきた、とかメールが来たという経験はありませんか? 私は姉と自宅の湯船に2人で浸かっている時に、姉が歌う声が聞こえてきたので続きを声に出して歌ったら、「どうして今その歌を、その歌詞から歌ったの?」とびっくりされたことがあります。姉が言うには、心の中で歌を歌っていただけなのに、とのことでした。
     脳で何かを考えるとき、脳細胞と脳細胞の間で微量な電流が流れます。もしかしたら私たちが考えていることが電波となって頭から漏れでて、携帯やスマホのメッセージのように、伝えたい誰かに伝わっているのかもしれません。世の中には科学的に解明できていない不思議なことはまだまだたくさんあります。
     私は5年前に、池川明先生という産婦人科の先生を知りました。先生は産婦人科医の仕事の他に「胎内記憶」を研究してきました。お母さんのお腹の中にいた胎児だった頃の記憶を生まれてからも持っている人が世の中にいて、その人たちの証言をたくさん集めて、妊娠や出産を今までと違った側面から科学的に解明しようとしています。
     胎内記憶を探ることで、なぜ私たちはそれぞれ違った環境に生まれるのか、それはどこで決まってくるのか、何のために生まれてくるのかを知る、ちょっと間違うと宗教めいた話になりそうですが、先生はまじめに科学として論文にもしていますし、本もたくさん出しています。
     思いのほか、お腹の中の赤ちゃんは色々なことを発信していますし、外の世界とのやり取りをしているのは皆さんも知っていることです。ご飯を食べると赤ちゃんが良く動くから食べることが好きな子なのかなとか、趣味のドラムを叩いたら、どんな音楽を聴かせるよりお腹の赤ちゃんが反応したから、赤ちゃんもドラムが好きなのかも、などという話を妊婦さんたちから聞いたりしませんか?
     それだけでなく、いま既にいるお兄ちゃんやお姉ちゃんたちとお話をして自分の性別を教えてくれたり、お母さんに言われた通りの日にちに生まれてくるということも良く聞くことのように思いますよね。
     そして逆に、お母さんの見聞きしたこと感じたことは、とても赤ちゃんに伝わるものだと昔から思われています。「妊娠中に火事を見ると赤ちゃんに赤あざができる」という迷信。これは本当にあざができるわけではなく、妊婦さんが強いストレスや恐怖・不安を感じると、お腹の赤ちゃんに影響を与えることがあるから、妊婦さんには特別な配慮が必要だよ、火事=ストレス、心身的な傷=アザということなのでしょう。
     実際に迷信でなく、お母さんが右脳で感じたことは、赤ちゃんの右脳に伝わっているという研究もされています。今回11月5日に先生の講演会がたかき医院であります。 自分と子どもの絆を知り子育てに役立てることや、どうして流産や死産を選んでお母さんのところにやってくるのか、中絶をした時に赤ちゃんはどう思っているのか、どうして自分は子どもに恵まれなかったのかなど、女性なら一度は聞いてみたい話を聞いたり、質問できる機会です。先生の講演会は、予約1年待ちという超人気講演会ですので、ご興味のある方はたかき医院℡025–750–2622まで。なお当日は、ここに書けなかった私の変な話を、もう少ししたいと思っています!
     (たかき医院・仲栄美子医師)

    2023年10月21日号

  • 告示までカウントダウン「3」

    津南町議選、4人超過の大激戦

     任期満了(11月9日)に伴う津南町議選は来週17日告示、22日投票、即日開票する。これまでに現職10人、元職3人、新人3人の16人が出馬表明し、改選定数12に対し4人超過の激戦もようになっている。
     新たに8日出馬表明した新人は元町職員の村山郁夫氏(68・十二ノ木)。取材に答え、「自律プランから20年余になり、その検証を通じて議会からの提言につなげたい」と、自身が関わった自律計画を通じた現町政の検証を視点に、議員活動に取り組む方針を話す。村山氏は昭和58年から町議1期在職した村山勇氏(故人)の長男で、現在は津南町家族会副会長、町民生児童委員協議会副会長などを務めている。村山氏を含め今改選期は新人3人が出馬予定だ。

    2023年10月14日号

  • 70代も優勝、大会出場が意欲に

    県マスターズに出場、24種目で上位

     年齢別24種目で3位以内入賞―。水泳で健康・体力づくりに取り組む「十日町体力づくり支援センター」利用者が、17都道府県から122チームが参加した第33回新潟県マスターズ水泳競技大会(8日、長岡市・ダイエープロビスフェニックスプール)に出場し健闘した。指導員らは「競技を通して意欲が生まれ、健康づくりにつながっている」と話している。

    2023年10月14日号