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今週のトピックス一覧

  • 医師、教諭、学芸員、漁師など「夢の実現」へ

    県立津南中等教育学校 20期生82人合格

    過去最高倍率1・41、『妻有学』関心、新たな人間関係創出も魅力

     「夢の実現」を掲げる県立津南中等教育学校で26日、過去最高の1・41倍(前年0・93倍)となった合格発表が行われ、志願者数より2人少ない111人が受験し82人が合格した。当日は午前10時、生徒玄関前に合格番号が張り出されると、合格番号を見つけた受験生たちは「あったー」と大喜びだった。
     同校は開校19年目。受験者数の減少などで4年前に県教委から一度は募集停止方針が示され、今年度も実施形態が『併設型』『連携型』の案が示されるなど存続が不安視されるなかで、今回は過去最高の志願倍率となり今後、3月発表の県立高校再編計画に影響するか注目される。

    2025年2月1日号

  • 「合唱、響かせませんか」

    新生合唱団設立へ、昨年「第九」契機に

    「あの素晴らしい響きをもう一度」と昨年末、十日町市民合唱団として『第九』を披露したメンバーが新生合唱団をつくろうと団員の募集を開始した。世話役代表の庭野正宗さんは「地域音楽文化の発展につながるような合唱団を設けたい。ぜひ多くの方から参加してほしいです」と呼びかけている。

    2025年2月1日号

  • 原発避難路、整備計画で新トンネルを

    期成同盟会28年目、地元自治体の連携強化で国要望を

    国道353号十二峠

     2014年4月、さらに翌年も雪解け期の同時期に大規模な土砂崩れが発生した国道353号の十二峠。あれから10年が過ぎた。「安心と安全のため新トンネルが必要」の機運が高まったが、具体化は進んでいない。昨年9月15日も時間雨量40㍉を超える集中降雨で朝7時15分~10時まで約3時間に渡り十日町市‐南魚沼市間が通行止めになるなど、脆弱性が改めて露見。だが昨秋に国と県が合意した『原発避難道の優先整備』が急浮上。交通難所整備のチャンスとなるか、関係自治体の本気度が問われている。

    2025年1月25日号

  • 川西戦国時代、現新乱立か

    現職6人、新人2人、全市で激戦必至

     川西地区は大激戦に―。定数を5人削減し、改選定数19で臨む十日町市議選(現定数24)は、4月20日告示、27日投票の市長選と同時選で行うが、今月に入り川西地域でさらに新人が名乗りをあげ、同地域の行方が全域に大きく影響する情勢になっている。後任問題などでいまだ進退が微妙な現職もあり、年が明けても混沌とした状況だ。

    2025年1月18日号

  • やっかみと祝福受ける

    松之山 奇祭「むこ投げ」

    妻有地域出身者が伴侶の2組が

     降りしきる雪のなか、ムコ殿が宙に舞った。集落の娘をよそに取られたやっかみと祝福を込めて始まった松之山の奇祭「むこ投げ」。今年も小正月15日に松之山温泉で行い、鎮守の薬師堂前の崖からふたりのムコ殿が5㍍余の崖下に勢いよく放り投げられた。積雪は2㍍余でふかふかの新雪にまみれながら、愛妻の元に転がり落ちていった。今回は昨年入籍した一般公募2組。東京都在住の早川元さん(27)・愛さん(23、十日町市北新田出身)夫妻と、神奈川県在住の福原圭杜さん(31、津南町外丸出身)・渚未さん(32)夫妻が参加した。

    2025年1月18日号

  • キミのなまえは世界一大募集!

    オンライン取材も可能!

    2025年1月11日号

  • 柏崎刈羽原発再稼働・県民投票

    思い「14万筆超」、県議会動向に関心

    十日町市7315筆、津南町1795筆、目標達成率県トップクラス

     世界最大級の東京電力・柏崎刈羽原発(2012年から運転停止)の6、7号機再稼働の動きが加速するなか、「再稼働判断に県民の明確な意思表示を」と全県で行っている県民運動「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」。県民投票条例制定を県議会に直接請求するのに必要な「署名3万6400人」を上回り、現在33市区町村で「14万筆」を突破している。目標の20万筆には届いていないが、同じ条例制定を求めた13年前の約6万8千人署名を大きく上回り、県議会の判断が注目される。妻有地域では独自目標『署名1万人』を掲げ、両市町署名は『9110人』(達成率91%)で、内訳は十日町市『7315人』(同86%)、津南町『1795人』(同121%)で、独自目標に対しての達成率は県内トップクラス。「原発再稼働に自分の意思を反映させたい住民の思いの表れ」と関係者はみる。署名は柏崎市、刈羽村、南魚沼市、魚沼市の4市村が継続中で、来月1日までに終了。署名は各市町村選挙管理委員会の審査を受け、3月18~19日に県に署名簿を提出。4月7~8日に臨時県議会に図る見込みだ。

    2025年1月11日号

  • 食べる楽しさを ごっつお探求会

    煮なますや米粉ピザ

     〇…郷土の味を知り、さらに子どもたちにも調理体験を通し食べるものを作る喜びを知って貰おうと昨年から始まった「妻有のごっつぉ~探求会」(南雲留里子代表)。農村地域生活アドバイザーで、郷土料理集『昔なつかし 津南のごっつぉ』(2010年刊)発刊にも携わった阿部和子さん(69、美穂)を講師に食探求会を継続。第3回は先月21日に町総合センターで開き、阿部さんが作った煮なます、奈良漬など試食。子どもたちは米粉ピザづくりに挑戦するなどし、料理交流した。

    2025年1月11日号

  • 「JR水利権」、争点化へ

    今年6月更新期、魚沼の流域市議が連携グループに

    十日町市長選

     現職の態度表明がまだないなか、十日町市長選(4月20日告示、27日投票)は新人が先行する形で動きが始まっている。現職で4期の関口芳史市長(65)は、市議会12月議会で関連質疑の中で「市固有の歴史遺産を国内外に積極発信し地域総がかりのまちづくりに取り組む」と市政への積極姿勢を見せている。一方、三度目の挑戦となる樋口明弘氏(76)は昨年4月に出馬表明し、前回までの政策を中心に人から人へと繋げる活動を進める一方で、今年6月末に水利権が満了するJR東・宮中取水ダムの水利権更新への取り組み姿勢を明確にし、「発電の地元還元」を前面に打ち出し、市長選の争点化をはかっている。注目は現職・関口市長がどのタイミングで進退表明するかだ。4年前の前回は原発事故対応などの対処問題などを理由に表明時期を2月まで引っ張った経緯があり、今期の進退表明はいつするのか、市民の関心が集まっている。

    2025年1月4日号

  • 校舎に子ども喚声戻る

    IT拠点 外丸集学校

    初企画「とまるしぇ」で全教室開放

     〇…9年前の閉校以来、久しぶりに全教室が開放され、子どもたちの声が響いた。2015年に閉校した津南町立外丸小学校。廃校利用の一環で2年前の2023年1月にIT交流施設「外丸集学校」としてプレオープンするなか、初の全教室を使った交流企画「とまるしぇ@外丸集学校」は15日開催。かつて子どもたちが学んでいた教室棟で、ハンドメイドアクセサリーやデコスイーツ、手作り香水など体験、さらに手づくり品販売、ギター教室、子どもと大人向けマネー講座など24店が展開。閉校後に教室棟を全面的に使った初のイベント。多くの地域住民が訪れ「懐かしいね」などと久しぶりの母校に足を踏み入れていた。

    2025年1月4日号

  • 医師、教諭、学芸員、漁師など「夢の実現」へ

    県立津南中等教育学校 20期生82人合格

    過去最高倍率1・41、『妻有学』関心、新たな人間関係創出も魅力

     「夢の実現」を掲げる県立津南中等教育学校で26日、過去最高の1・41倍(前年0・93倍)となった合格発表が行われ、志願者数より2人少ない111人が受験し82人が合格した。当日は午前10時、生徒玄関前に合格番号が張り出されると、合格番号を見つけた受験生たちは「あったー」と大喜びだった。
     同校は開校19年目。受験者数の減少などで4年前に県教委から一度は募集停止方針が示され、今年度も実施形態が『併設型』『連携型』の案が示されるなど存続が不安視されるなかで、今回は過去最高の志願倍率となり今後、3月発表の県立高校再編計画に影響するか注目される。

    2025年2月1日号

  • 「合唱、響かせませんか」

    新生合唱団設立へ、昨年「第九」契機に

    「あの素晴らしい響きをもう一度」と昨年末、十日町市民合唱団として『第九』を披露したメンバーが新生合唱団をつくろうと団員の募集を開始した。世話役代表の庭野正宗さんは「地域音楽文化の発展につながるような合唱団を設けたい。ぜひ多くの方から参加してほしいです」と呼びかけている。

    2025年2月1日号

  • 原発避難路、整備計画で新トンネルを

    期成同盟会28年目、地元自治体の連携強化で国要望を

    国道353号十二峠

     2014年4月、さらに翌年も雪解け期の同時期に大規模な土砂崩れが発生した国道353号の十二峠。あれから10年が過ぎた。「安心と安全のため新トンネルが必要」の機運が高まったが、具体化は進んでいない。昨年9月15日も時間雨量40㍉を超える集中降雨で朝7時15分~10時まで約3時間に渡り十日町市‐南魚沼市間が通行止めになるなど、脆弱性が改めて露見。だが昨秋に国と県が合意した『原発避難道の優先整備』が急浮上。交通難所整備のチャンスとなるか、関係自治体の本気度が問われている。

    2025年1月25日号

  • 川西戦国時代、現新乱立か

    現職6人、新人2人、全市で激戦必至

     川西地区は大激戦に―。定数を5人削減し、改選定数19で臨む十日町市議選(現定数24)は、4月20日告示、27日投票の市長選と同時選で行うが、今月に入り川西地域でさらに新人が名乗りをあげ、同地域の行方が全域に大きく影響する情勢になっている。後任問題などでいまだ進退が微妙な現職もあり、年が明けても混沌とした状況だ。

    2025年1月18日号

  • やっかみと祝福受ける

    松之山 奇祭「むこ投げ」

    妻有地域出身者が伴侶の2組が

     降りしきる雪のなか、ムコ殿が宙に舞った。集落の娘をよそに取られたやっかみと祝福を込めて始まった松之山の奇祭「むこ投げ」。今年も小正月15日に松之山温泉で行い、鎮守の薬師堂前の崖からふたりのムコ殿が5㍍余の崖下に勢いよく放り投げられた。積雪は2㍍余でふかふかの新雪にまみれながら、愛妻の元に転がり落ちていった。今回は昨年入籍した一般公募2組。東京都在住の早川元さん(27)・愛さん(23、十日町市北新田出身)夫妻と、神奈川県在住の福原圭杜さん(31、津南町外丸出身)・渚未さん(32)夫妻が参加した。

    2025年1月18日号

  • キミのなまえは世界一大募集!

    オンライン取材も可能!

    2025年1月11日号

  • 柏崎刈羽原発再稼働・県民投票

    思い「14万筆超」、県議会動向に関心

    十日町市7315筆、津南町1795筆、目標達成率県トップクラス

     世界最大級の東京電力・柏崎刈羽原発(2012年から運転停止)の6、7号機再稼働の動きが加速するなか、「再稼働判断に県民の明確な意思表示を」と全県で行っている県民運動「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」。県民投票条例制定を県議会に直接請求するのに必要な「署名3万6400人」を上回り、現在33市区町村で「14万筆」を突破している。目標の20万筆には届いていないが、同じ条例制定を求めた13年前の約6万8千人署名を大きく上回り、県議会の判断が注目される。妻有地域では独自目標『署名1万人』を掲げ、両市町署名は『9110人』(達成率91%)で、内訳は十日町市『7315人』(同86%)、津南町『1795人』(同121%)で、独自目標に対しての達成率は県内トップクラス。「原発再稼働に自分の意思を反映させたい住民の思いの表れ」と関係者はみる。署名は柏崎市、刈羽村、南魚沼市、魚沼市の4市村が継続中で、来月1日までに終了。署名は各市町村選挙管理委員会の審査を受け、3月18~19日に県に署名簿を提出。4月7~8日に臨時県議会に図る見込みだ。

    2025年1月11日号

  • 食べる楽しさを ごっつお探求会

    煮なますや米粉ピザ

     〇…郷土の味を知り、さらに子どもたちにも調理体験を通し食べるものを作る喜びを知って貰おうと昨年から始まった「妻有のごっつぉ~探求会」(南雲留里子代表)。農村地域生活アドバイザーで、郷土料理集『昔なつかし 津南のごっつぉ』(2010年刊)発刊にも携わった阿部和子さん(69、美穂)を講師に食探求会を継続。第3回は先月21日に町総合センターで開き、阿部さんが作った煮なます、奈良漬など試食。子どもたちは米粉ピザづくりに挑戦するなどし、料理交流した。

    2025年1月11日号

  • 「JR水利権」、争点化へ

    今年6月更新期、魚沼の流域市議が連携グループに

    十日町市長選

     現職の態度表明がまだないなか、十日町市長選(4月20日告示、27日投票)は新人が先行する形で動きが始まっている。現職で4期の関口芳史市長(65)は、市議会12月議会で関連質疑の中で「市固有の歴史遺産を国内外に積極発信し地域総がかりのまちづくりに取り組む」と市政への積極姿勢を見せている。一方、三度目の挑戦となる樋口明弘氏(76)は昨年4月に出馬表明し、前回までの政策を中心に人から人へと繋げる活動を進める一方で、今年6月末に水利権が満了するJR東・宮中取水ダムの水利権更新への取り組み姿勢を明確にし、「発電の地元還元」を前面に打ち出し、市長選の争点化をはかっている。注目は現職・関口市長がどのタイミングで進退表明するかだ。4年前の前回は原発事故対応などの対処問題などを理由に表明時期を2月まで引っ張った経緯があり、今期の進退表明はいつするのか、市民の関心が集まっている。

    2025年1月4日号

  • 校舎に子ども喚声戻る

    IT拠点 外丸集学校

    初企画「とまるしぇ」で全教室開放

     〇…9年前の閉校以来、久しぶりに全教室が開放され、子どもたちの声が響いた。2015年に閉校した津南町立外丸小学校。廃校利用の一環で2年前の2023年1月にIT交流施設「外丸集学校」としてプレオープンするなか、初の全教室を使った交流企画「とまるしぇ@外丸集学校」は15日開催。かつて子どもたちが学んでいた教室棟で、ハンドメイドアクセサリーやデコスイーツ、手作り香水など体験、さらに手づくり品販売、ギター教室、子どもと大人向けマネー講座など24店が展開。閉校後に教室棟を全面的に使った初のイベント。多くの地域住民が訪れ「懐かしいね」などと久しぶりの母校に足を踏み入れていた。

    2025年1月4日号