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オピニオン一覧

  • 20万円以下の罰金… ちょっと待ってよ

    気になる国の三つの動き

    藤ノ木信子 (清津川に清流を取り戻す会)

     今国会を見て「いよいよか?」と思った動きが三つある。

    2025年3月29日号

  • 原発再稼働、私たちが決める

    議会は逃げるな

    齋木 文夫 (年金生活者)

     「柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例の制定」を求める署名は全県で15万筆に達しました。

    2025年3月22日号

  • 純粋を重んじるか、継承を重んじるか

    新保広大寺節

    松崎 房子 (元ゆずり葉編集委員)

     3月2日(日)、渋谷のNHKホールへ出かけた。中々当たらないチケットがゲットできた。毎年この時期に開催されるNHK主催25回目になる『地域伝統芸能まつり』を見せて貰った。

    2025年3月15日号

  • いまある校舎で地域の子供を育てる

    中学校再編を考える

    村山 朗 (会社員)

     最近中学校の再編が地元紙や地域の振興会などでも話題になっています。地元紙によれば水沢地区振興会が中学校を全市1校にするのなら自分たちの地区が最適だと、名乗りを上げたとのことです。

    2025年3月8日号

  • なにを、どのように、現場にある課題は

    地方国立大学と地域

    清水 裕理 (経済地理学博士)

     立春が過ぎ、さまざまな気配や動きを感じるこの頃です。大学進学を考える人にとって、今が入学試験の真っただ中です。

    2025年3月1日号

  • また来年も屋根の上で…

    明日の雪下ろし

    長谷川 好文 (秋山郷山房もっきりや)

    今年の雪が変だと感じて、真剣に降る雪を見上げることが多くなった。
     雪深い秋山で暮らすようになって、屋根のような高い所が大嫌いな私はそれでも、いろんな人に助けられて徐々に慣れて、どうにか雪下ろしも出来るようになった。

    2025年2月22日号

  • 動きがとれない県民の命の話

    県民投票実現を

    藤ノ木信子 (清津川に清流を取り戻す会)

     スーパーの食品売り場に立って「高~い!」と叫びたくなる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。他の事は我慢できても食品が高いのは節約できないだけに気が滅入る。日本のエンゲル係数が43年ぶりに28・3%の高水準になったとのニュース。(43年前って上越新幹線ができた頃?)庶民はお財布と相談の毎日…。

    2025年2月15日号

  • 15万人の県民の声を生かしてほしい

    再稼働を問う県民投票署名

    齋木 文夫 (年金生活者)

     「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」による県民投票条例の制定を求める署名活動が終了し、署名数は15万128筆となった。

    2025年2月8日号

  • 私の宝物、『ゆすり葉』も『水曜会』も『十日町』も

    卒業宣言

    松崎 房子 (元ゆずり葉編集委員)

     自分も年を重ね、お付き合いをして下さる方々も、同様に年を重ねる。

    2025年2月1日号

  • 外国人観光客に焦点絞った誘客を

    円安、10年で2・7倍の訪日客

    村山 朗 (会社員)

     政府の発表によれば、昨年の訪日外国人観光客(以下訪日客)は史上最高の3686万人に達したということです。同じく政府統計では、2014年が1341万人ですので、10年間で約2・7倍に増えたことになります。コロナ期が3年ありますので、実質7年で大幅な伸びですね。
     東南アジア諸国に対する査証発給条件の緩和や格安航空会社の大幅就航増などが原因と言われていますが、なんといっても大きいのが円安の影響だと思います。2012年に1米ドル80円弱だったのが、2013年に100円弱、2015年になると120円台になり、コロナ後の円安でとうとう150円台後半になって現在に至っています。
     振り返ると、大きく円安に振れた年に訪日客の増加率がぐんと高まっています。米ドルと比較すると円の価値は12年前の2分の1です。欧米の物価が異常に高くなっている中で、日本の物価上昇は我々庶民には大いに痛手でも、彼らから見れば、かつての半分のコストで食事や買い物ができるわけですから、安い日本はとても魅力的に映るわけです。筆者にとって好物のラーメンが1杯千円時代になり、以前より足が遠のくようになりましたが、ラーメン好きの訪日客はこんなにうまいラーメンが故国の半値以下で食べられるなんて天国のようだ、と話します。 
     普段ニュースや動画サイトで目にする有名観光地は日本人の姿を見つけるのが困難なほど訪日客であふれています。冬のシーズンのスキー場も訪日客が多く、近くの苗場や妙高のスキー場でも知人の話ではスキー客のおおよそ9割が訪日客だとのことです。
     訪日客が有名観光地に殺到するオーバーツーリズムという言葉も耳慣れてしまいました。決して外国人嫌いというわけではありませんが、個人的にはとてもそんなところに行きたいとは思いません。
     消費額も国内のアパレル業界の市場規模に匹敵する8兆円に達したそうです。政府は訪日客を6千万人、15兆円の消費額を目標にしています。もしそうなったらどうなるんだろう、超オーバーツーリズム?
     昨年開催された大地の芸術祭、週末ごとに主な作品を巡りました。オーバーツーリズムとは全く無縁で、訪日客もちらほらでした。史上最高の訪日客はどこに行ったんでしょうか。開催年であっても、地元紙の報道を見ると経済効果はそれ程でもないようです。当地が大地の芸術祭の里を掲げている以上、オーバーツーリズムは論外としても、訪日客に焦点を絞った誘客を真剣に考えなくてはならないと思います。

    2025年1月25日号

  • 20万円以下の罰金… ちょっと待ってよ

    気になる国の三つの動き

    藤ノ木信子 (清津川に清流を取り戻す会)

     今国会を見て「いよいよか?」と思った動きが三つある。

    2025年3月29日号

  • 原発再稼働、私たちが決める

    議会は逃げるな

    齋木 文夫 (年金生活者)

     「柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例の制定」を求める署名は全県で15万筆に達しました。

    2025年3月22日号

  • 純粋を重んじるか、継承を重んじるか

    新保広大寺節

    松崎 房子 (元ゆずり葉編集委員)

     3月2日(日)、渋谷のNHKホールへ出かけた。中々当たらないチケットがゲットできた。毎年この時期に開催されるNHK主催25回目になる『地域伝統芸能まつり』を見せて貰った。

    2025年3月15日号

  • いまある校舎で地域の子供を育てる

    中学校再編を考える

    村山 朗 (会社員)

     最近中学校の再編が地元紙や地域の振興会などでも話題になっています。地元紙によれば水沢地区振興会が中学校を全市1校にするのなら自分たちの地区が最適だと、名乗りを上げたとのことです。

    2025年3月8日号

  • なにを、どのように、現場にある課題は

    地方国立大学と地域

    清水 裕理 (経済地理学博士)

     立春が過ぎ、さまざまな気配や動きを感じるこの頃です。大学進学を考える人にとって、今が入学試験の真っただ中です。

    2025年3月1日号

  • また来年も屋根の上で…

    明日の雪下ろし

    長谷川 好文 (秋山郷山房もっきりや)

    今年の雪が変だと感じて、真剣に降る雪を見上げることが多くなった。
     雪深い秋山で暮らすようになって、屋根のような高い所が大嫌いな私はそれでも、いろんな人に助けられて徐々に慣れて、どうにか雪下ろしも出来るようになった。

    2025年2月22日号

  • 動きがとれない県民の命の話

    県民投票実現を

    藤ノ木信子 (清津川に清流を取り戻す会)

     スーパーの食品売り場に立って「高~い!」と叫びたくなる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。他の事は我慢できても食品が高いのは節約できないだけに気が滅入る。日本のエンゲル係数が43年ぶりに28・3%の高水準になったとのニュース。(43年前って上越新幹線ができた頃?)庶民はお財布と相談の毎日…。

    2025年2月15日号

  • 15万人の県民の声を生かしてほしい

    再稼働を問う県民投票署名

    齋木 文夫 (年金生活者)

     「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」による県民投票条例の制定を求める署名活動が終了し、署名数は15万128筆となった。

    2025年2月8日号

  • 私の宝物、『ゆすり葉』も『水曜会』も『十日町』も

    卒業宣言

    松崎 房子 (元ゆずり葉編集委員)

     自分も年を重ね、お付き合いをして下さる方々も、同様に年を重ねる。

    2025年2月1日号

  • 外国人観光客に焦点絞った誘客を

    円安、10年で2・7倍の訪日客

    村山 朗 (会社員)

     政府の発表によれば、昨年の訪日外国人観光客(以下訪日客)は史上最高の3686万人に達したということです。同じく政府統計では、2014年が1341万人ですので、10年間で約2・7倍に増えたことになります。コロナ期が3年ありますので、実質7年で大幅な伸びですね。
     東南アジア諸国に対する査証発給条件の緩和や格安航空会社の大幅就航増などが原因と言われていますが、なんといっても大きいのが円安の影響だと思います。2012年に1米ドル80円弱だったのが、2013年に100円弱、2015年になると120円台になり、コロナ後の円安でとうとう150円台後半になって現在に至っています。
     振り返ると、大きく円安に振れた年に訪日客の増加率がぐんと高まっています。米ドルと比較すると円の価値は12年前の2分の1です。欧米の物価が異常に高くなっている中で、日本の物価上昇は我々庶民には大いに痛手でも、彼らから見れば、かつての半分のコストで食事や買い物ができるわけですから、安い日本はとても魅力的に映るわけです。筆者にとって好物のラーメンが1杯千円時代になり、以前より足が遠のくようになりましたが、ラーメン好きの訪日客はこんなにうまいラーメンが故国の半値以下で食べられるなんて天国のようだ、と話します。 
     普段ニュースや動画サイトで目にする有名観光地は日本人の姿を見つけるのが困難なほど訪日客であふれています。冬のシーズンのスキー場も訪日客が多く、近くの苗場や妙高のスキー場でも知人の話ではスキー客のおおよそ9割が訪日客だとのことです。
     訪日客が有名観光地に殺到するオーバーツーリズムという言葉も耳慣れてしまいました。決して外国人嫌いというわけではありませんが、個人的にはとてもそんなところに行きたいとは思いません。
     消費額も国内のアパレル業界の市場規模に匹敵する8兆円に達したそうです。政府は訪日客を6千万人、15兆円の消費額を目標にしています。もしそうなったらどうなるんだろう、超オーバーツーリズム?
     昨年開催された大地の芸術祭、週末ごとに主な作品を巡りました。オーバーツーリズムとは全く無縁で、訪日客もちらほらでした。史上最高の訪日客はどこに行ったんでしょうか。開催年であっても、地元紙の報道を見ると経済効果はそれ程でもないようです。当地が大地の芸術祭の里を掲げている以上、オーバーツーリズムは論外としても、訪日客に焦点を絞った誘客を真剣に考えなくてはならないと思います。

    2025年1月25日号