全国的に社会問題として深刻化している地方の人口減少。その要因に挙げられているのが『未婚者』の増加。十日町市は昨年、新たな婚活支援で小千谷市との広域連携に取り組み、婚活イベントや婚活支援センター登録者同士のマッチングで、合わせて11組が誕生するなど連携効果が出ている。新年度はさらに津南町が連携に加わることになり、十日町市の結婚支援センターは『越後妻有ハピ婚サポートセンター』に名称変更して取り組む。栄村でも十日町市や津南町で働く人は会員登録できることから、より広域的な効果が期待され、人口対策の決め手になるか関心が集まる。
2024年3月30日号
『10年後に新設中学校2~3校で各学年3学級』、そして『30年後全市で1校』の答申がまとまった。5年前に出た十日町市中学校再編案への地域反発を受け、一昨年11月から再見直しを行ってきた「十日町市立中学校のあり方検討委員会」(委員長・雲尾周=新潟大教職大学院教授、25人)。最後となる第18回会議を行った19日、「より良い十日町市立中学校の想像と実現のために~十日町市立中学校のあり方についての提言」を渡辺正範教育長に答申。4項目14提言があり、注目の再編学校名の明記はないが、『10年後に新設の2~3中学校』と、前回より広域的な再編を求める一歩踏み込んだ内容になっている。提言は市ホームページでも公開予定。市中学校再編は、再び地域にボールが戻される。
2024年3月23日号
香ばしくまろやかな風味が特徴で人気を集めているキッチンカー・カレー店『チャドカン』が来月7日、5年間の活動に幕を閉じる。妻有地域のイベント会場やコンビニ、公共施設の駐車場など様々な場所で店開きし人気を集めてきた。「本当に多くの皆さんから応援してもらいました」と店主の藤村真美子さん(40)。今月19日からはこれまでキッチンカーを受け入れてくれた会場を回る『ラストラン』。最後となるバングラディッシュカレーを届けている。
2024年3月23日号
〇…時折吹雪くなど悪天候だったが、スカイランタン打ち上げ時は空に星が見える状況となり、風は強かったが約2千個がゆっくりと冬空に舞った。第48回つなん雪まつりは9日開催。今回はメイン会場のニュー・グリーンピア津南の貸切予約があったため、前夜祭はなく一日限りの開催。入込は9千人(昨年前夜祭1500人、本祭1万1千人の計1万2千人)と減少している。
2024年3月16日号
コメどころで毎年大量に発生する「もみ殻」。産業廃棄物として処理に困る農家もいるなか、もみ殻を燻炭化し特殊な微生物を混ぜることにより肥料化する「高機能バイオ炭」を製造する実証実験が十日町市東田沢で始まっている。農林水産省と国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)のグリーンイノベーション基金事業の一環の実証試験として行い、委託期間9年間のプロジェクトとなる。コメ農家にとっては厄介者のもみ殻が、土壌改良資材として地域に益をもたらす物に変化する可能性があり、関心を呼んでいる。
2024年3月16日号
4年ぶりに行った津南町事務事業見直しの一環で、支給対象者を縮小予定だった「町重度心身障害者(児)見舞金」と「町在宅介護手当支給事業」の2議案を町は撤回した。先月29日からの町議会開会前に桑原町長が恩田議長らに町長室で撤回の意向を伝えた。2議案は先月の町議会全員協議会で説明したが「福祉事業を安易に切り捨てていいのか」の議員の反発が強かったのに配慮した形だ。恩田議長は「議会の方も、もう少し審議した方がよいと判断。財政の話を含めお互いにすり合わせしたい」と話す。
2024年3月9日号
看護師不足に苦しむ中山間地医療を支える人材育成の場になる事が期待される県立十日町看護専門学校(山﨑理校長)。2期生36人(男5人、女31人)は6日卒業式を迎えた。進路は県内の県立病院勤務が16人、うち十日町市内の県立病院(十日町、松代)は2人だけで前年12人に比べ大幅減となっている。同校では「県内希望者の中には十日町・魚沼地域を希望する卒業生は相当数あり、今月末には確かな人数が決まる」とする。県立以外の病院を含め十日町市や南魚沼市、魚沼市出身の卒業生のほとんどが魚沼基幹病院など地元病院への就職を希望、魚沼地域全体の看護師不足解消の底上げになっている。
2024年3月9日号
◎…ゲレンデが光の幻想空間となった。1万本のキャンドルで雪夜を彩る「第2回さかえキャンドルナイト」は2日開催。スタッフや住民有志がさかえ倶楽部スキー場ゲレンデに一つずつキャンドルを設置。通常の透明カップだけでなく、赤や青、緑の色付きカップも用意。カラフルな光の競演を演出。さらに花火でゲレンデの上にも下にも光の園を創出した。
2024年3月9日号
魚沼米の品質向上をと、ライバルであり仲間である30~40代男女を中心とした農業グループ「魚沼ブラザーズ」(村山周平会長、13人)。昨年末に米・食味分析鑑定コンクールの津南町開催など受け、新たに独自の「第1回最高米グランプリin魚沼」を先月19日、塩沢公民館で実施。メンバーが食味コンなどの全国コメ品評会で出品し入賞した魚沼米や県外産米2品目を合わせ14検体を食味審査。講師に食味コン審査員を務めるパナソニック炊飯部職員を招き、自分たちが作った魚沼米を評価し合った。村山会長(32、津南町・ゆきやまと農場)は「この会は美味しいお米を作ることが共通認識。施肥設計など情報共有、良いコメを作る想いを共有しながら、メンバーの魚沼米が様々なコンテストでトップ10に入るようにしていきたい」と話している。
2024年3月2日号
昨秋の改選で「定数12」となった津南町議会。議会を身近に感じるようにと、議会だよりの刷新、さらに2~4月の毎月10日に町中心部の大割野商店街まちなかオープンスペースだんだんを使った「だんだんよくする津南町議会懇談会」を初企画。初回の先月20日は午前10時~午後6時の間に30人余の町民が来訪し議員と意見交換。流れは途切れず、ほとんどの議員が昼食を取る時間がないほどで盛況。次回は今月10日に行う。
2024年3月2日号
全国的に社会問題として深刻化している地方の人口減少。その要因に挙げられているのが『未婚者』の増加。十日町市は昨年、新たな婚活支援で小千谷市との広域連携に取り組み、婚活イベントや婚活支援センター登録者同士のマッチングで、合わせて11組が誕生するなど連携効果が出ている。新年度はさらに津南町が連携に加わることになり、十日町市の結婚支援センターは『越後妻有ハピ婚サポートセンター』に名称変更して取り組む。栄村でも十日町市や津南町で働く人は会員登録できることから、より広域的な効果が期待され、人口対策の決め手になるか関心が集まる。
2024年3月30日号
『10年後に新設中学校2~3校で各学年3学級』、そして『30年後全市で1校』の答申がまとまった。5年前に出た十日町市中学校再編案への地域反発を受け、一昨年11月から再見直しを行ってきた「十日町市立中学校のあり方検討委員会」(委員長・雲尾周=新潟大教職大学院教授、25人)。最後となる第18回会議を行った19日、「より良い十日町市立中学校の想像と実現のために~十日町市立中学校のあり方についての提言」を渡辺正範教育長に答申。4項目14提言があり、注目の再編学校名の明記はないが、『10年後に新設の2~3中学校』と、前回より広域的な再編を求める一歩踏み込んだ内容になっている。提言は市ホームページでも公開予定。市中学校再編は、再び地域にボールが戻される。
2024年3月23日号
香ばしくまろやかな風味が特徴で人気を集めているキッチンカー・カレー店『チャドカン』が来月7日、5年間の活動に幕を閉じる。妻有地域のイベント会場やコンビニ、公共施設の駐車場など様々な場所で店開きし人気を集めてきた。「本当に多くの皆さんから応援してもらいました」と店主の藤村真美子さん(40)。今月19日からはこれまでキッチンカーを受け入れてくれた会場を回る『ラストラン』。最後となるバングラディッシュカレーを届けている。
2024年3月23日号
〇…時折吹雪くなど悪天候だったが、スカイランタン打ち上げ時は空に星が見える状況となり、風は強かったが約2千個がゆっくりと冬空に舞った。第48回つなん雪まつりは9日開催。今回はメイン会場のニュー・グリーンピア津南の貸切予約があったため、前夜祭はなく一日限りの開催。入込は9千人(昨年前夜祭1500人、本祭1万1千人の計1万2千人)と減少している。
2024年3月16日号
コメどころで毎年大量に発生する「もみ殻」。産業廃棄物として処理に困る農家もいるなか、もみ殻を燻炭化し特殊な微生物を混ぜることにより肥料化する「高機能バイオ炭」を製造する実証実験が十日町市東田沢で始まっている。農林水産省と国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)のグリーンイノベーション基金事業の一環の実証試験として行い、委託期間9年間のプロジェクトとなる。コメ農家にとっては厄介者のもみ殻が、土壌改良資材として地域に益をもたらす物に変化する可能性があり、関心を呼んでいる。
2024年3月16日号
4年ぶりに行った津南町事務事業見直しの一環で、支給対象者を縮小予定だった「町重度心身障害者(児)見舞金」と「町在宅介護手当支給事業」の2議案を町は撤回した。先月29日からの町議会開会前に桑原町長が恩田議長らに町長室で撤回の意向を伝えた。2議案は先月の町議会全員協議会で説明したが「福祉事業を安易に切り捨てていいのか」の議員の反発が強かったのに配慮した形だ。恩田議長は「議会の方も、もう少し審議した方がよいと判断。財政の話を含めお互いにすり合わせしたい」と話す。
2024年3月9日号
看護師不足に苦しむ中山間地医療を支える人材育成の場になる事が期待される県立十日町看護専門学校(山﨑理校長)。2期生36人(男5人、女31人)は6日卒業式を迎えた。進路は県内の県立病院勤務が16人、うち十日町市内の県立病院(十日町、松代)は2人だけで前年12人に比べ大幅減となっている。同校では「県内希望者の中には十日町・魚沼地域を希望する卒業生は相当数あり、今月末には確かな人数が決まる」とする。県立以外の病院を含め十日町市や南魚沼市、魚沼市出身の卒業生のほとんどが魚沼基幹病院など地元病院への就職を希望、魚沼地域全体の看護師不足解消の底上げになっている。
2024年3月9日号
◎…ゲレンデが光の幻想空間となった。1万本のキャンドルで雪夜を彩る「第2回さかえキャンドルナイト」は2日開催。スタッフや住民有志がさかえ倶楽部スキー場ゲレンデに一つずつキャンドルを設置。通常の透明カップだけでなく、赤や青、緑の色付きカップも用意。カラフルな光の競演を演出。さらに花火でゲレンデの上にも下にも光の園を創出した。
2024年3月9日号
魚沼米の品質向上をと、ライバルであり仲間である30~40代男女を中心とした農業グループ「魚沼ブラザーズ」(村山周平会長、13人)。昨年末に米・食味分析鑑定コンクールの津南町開催など受け、新たに独自の「第1回最高米グランプリin魚沼」を先月19日、塩沢公民館で実施。メンバーが食味コンなどの全国コメ品評会で出品し入賞した魚沼米や県外産米2品目を合わせ14検体を食味審査。講師に食味コン審査員を務めるパナソニック炊飯部職員を招き、自分たちが作った魚沼米を評価し合った。村山会長(32、津南町・ゆきやまと農場)は「この会は美味しいお米を作ることが共通認識。施肥設計など情報共有、良いコメを作る想いを共有しながら、メンバーの魚沼米が様々なコンテストでトップ10に入るようにしていきたい」と話している。
2024年3月2日号
昨秋の改選で「定数12」となった津南町議会。議会を身近に感じるようにと、議会だよりの刷新、さらに2~4月の毎月10日に町中心部の大割野商店街まちなかオープンスペースだんだんを使った「だんだんよくする津南町議会懇談会」を初企画。初回の先月20日は午前10時~午後6時の間に30人余の町民が来訪し議員と意見交換。流れは途切れず、ほとんどの議員が昼食を取る時間がないほどで盛況。次回は今月10日に行う。
2024年3月2日号