里山にあり、かつて生活に使われていた「古道」を復活、トレイルランニングコースとして整備し地域活性化と里山環境保全などねらいに昨年6月初開催の『越後まつだい春の陣』。その取り組みを高評価し、「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」で、最高賞のひとつ「スポーツツーリズム賞」を獲得。表彰式は来月2日に東京・神田明神ホールで行う。同陣の実行委員長でミッション型地域おこし協力隊の新坂志保里さん(36)が当日行われるシンポジウムの事例発表で活動を紹介する。
2024年1月27日号
元日に発生した能登半島地震の被災地に義援金を贈ろうと、十日町市内のラーメン店などで作るボランティア団体「だるまの会」(小杉幸二会長)が特製のチャリティラーメンを企画。小正月の15日、市民交流センター・分じろうに調理機材を持ち込んで店開きした。
だるまの会は20年前の中越地震で支援を受けた恩返しをと、2011年の東日本大震災と長野県北部地震を受けて市内の飲食店経営者などが立ち上げたボランティア団体。
2024年1月20日号
◎…「あった」、一足早い受験で合格を決めた小学6年生から笑顔がこぼれた。県立中等教育学校の合格発表は津南、直江津、佐渡、村上の4校は14日に実施。津南中等は受験した75人(志願者数は77人)全員が合格。最終倍率は0・93倍(前年1・18倍)だった。開校18年目の津南中等。国公立進学率は50%余と高いが、3年前に県教委からいったん募集停止方針が出され、後に撤回。昨夏発表の3年間の県高校等再編整備計画では『津南中等校は志願倍率が極めて低い状況にあったが令和3年(2021)度以降に大幅な改善が見られている。
2024年1月20日号
十日町産魚沼コシヒカリの米粉を台湾へ―。台湾の事業所と輸出入の事業を展開している十日町市のエスディーコーポレーション(福崎勝幸会長)は、新たな産品交流事業としてパンやお菓子の原材料となる魚沼コシの米粉『繁蔵(しげぞう)』の販売計画をスタートした。将来は月500㌔の輸出に拡大したい計画で、国内でのコメ販売が頭打ち状態のなか、米粉にすることにより台湾で活路を見出したい考えだ。
2024年1月13日号
津南町の各界合同年賀交歓会は4日、ニュー・グリーンピア津南で開催。桑原町長は「10年後を見据えた時、目先のことを重視するあまり、大きな取り組みを何もせず、衰退を選ぶのか、あるいはそうじゃない道を選ぶのか、町は大きな分岐点に立たされている」と強調。「子どもに寄り添った町、特色ある産業が持続的に育つ町、津南病院を軸に子どもからお年寄りまで安心できる医療介護生活支援を届ける町、町民に寄り添い地域コミュニティが育つ町を重点項目として町政を運営したい」と語った。
2024年1月13日号
○…「エイッ」という気合と共に「ビシッ、ビシッ」と道着の音が響く。日本空手道西空館(西野弘幸館長)新春恒例の合同初稽古が8日、十日町市武道館で行われた。集まった成人から児童生徒の道場生28人は西野館長と樋口紀行師範、有段者の福島徳治さんから呼吸の仕方、突きや蹴り、防御の要点などの指導を受けて稽古に臨んだ。
2024年1月13日号
元日に地震が襲った。1日午後4時10分頃、石川・能登半島を震源とし、最大震度7を観測するマグニュード7・6の大地震が発生。新潟県では長岡市震度6弱を観測。十日町市と長野県栄村は震度5弱、津南町は震度4を観測。民家などに大きな被害はなかったが、松之山松口の作業小屋が倒壊、栄村横倉地区で断水が発生するなど一部被害が出ている。
2024年1月6日号
空校舎を活用し、雪国の新たな冬の魅力発信拠点として関心が高まっている冬季の雪上キャンプ・グランピング施設「雪原学舎」がいよいよ9日にオープンする。2年前に閉校した旧貝野小を改装、教室がグランピング施設、さらに地域住民も利用できるカフェスペースなど用意。中里地域の新たな交流拠点となる。運営するのは、丸山工務所の子会社である「株式会社雪原学舎」。小川新一社長(63)は、貝野小の卒業生のひとり。「使わない学校はどうしても老朽化するなか、母校の再スタートに関わることになった。これまで学校を建設する側だったが、造ってきたものを再生するのも我々の仕事と捉え始まった事業。軌道に乗せたい」と意欲を話す。8日に関口市長らと共にテープカットを行い、一般向け内覧会も行う。
2024年1月6日号
いっきに再稼働に向け動き出した。原子力規制委員会は20日、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の事実上の運転禁止命令を今月27日に解除する方針を決めた。これにより再稼働は地元の新潟県の同意が焦点に。花角英世知事は県民の意見を聞き判断する姿勢を示し、12月県議会で「信を問うのが責任の取り方としてもっとも明確であり重い方法と考えている」としている。一方、UPZ圏域(半径30㌔圏内)に下条地区や川西・松代地域の一部が入り、約5700人が住む十日町市。関口市長は18日の定例会見で「市民の皆さんの代表として、十日町市としての意見を述べる。決定権者は県知事と認識。十日町市民の意見をまず知事にお伝えする」と市民意見を集約し意見を伝える方針を示した。
2023年12月23日号
「やる気があるの?」、そんな声が聞こえている。『温浴施設か美術館か』と揉めにもめ、施設を改修してようやく今月2日に市の直営として再開した明石の湯だったが、年末年始の休館日が今月26日から来年1月3日までの9連休となる。帰省客が大幅に増える年末年始は温泉施設にとって『かき入れ時』のはずが、まさかの9日間の休館。利用者からは「正にお役所仕事。お客はどうでもいいということじゃないか」と厳しい声が出ている。
2023年12月23日号
里山にあり、かつて生活に使われていた「古道」を復活、トレイルランニングコースとして整備し地域活性化と里山環境保全などねらいに昨年6月初開催の『越後まつだい春の陣』。その取り組みを高評価し、「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」で、最高賞のひとつ「スポーツツーリズム賞」を獲得。表彰式は来月2日に東京・神田明神ホールで行う。同陣の実行委員長でミッション型地域おこし協力隊の新坂志保里さん(36)が当日行われるシンポジウムの事例発表で活動を紹介する。
2024年1月27日号
元日に発生した能登半島地震の被災地に義援金を贈ろうと、十日町市内のラーメン店などで作るボランティア団体「だるまの会」(小杉幸二会長)が特製のチャリティラーメンを企画。小正月の15日、市民交流センター・分じろうに調理機材を持ち込んで店開きした。
だるまの会は20年前の中越地震で支援を受けた恩返しをと、2011年の東日本大震災と長野県北部地震を受けて市内の飲食店経営者などが立ち上げたボランティア団体。
2024年1月20日号
◎…「あった」、一足早い受験で合格を決めた小学6年生から笑顔がこぼれた。県立中等教育学校の合格発表は津南、直江津、佐渡、村上の4校は14日に実施。津南中等は受験した75人(志願者数は77人)全員が合格。最終倍率は0・93倍(前年1・18倍)だった。開校18年目の津南中等。国公立進学率は50%余と高いが、3年前に県教委からいったん募集停止方針が出され、後に撤回。昨夏発表の3年間の県高校等再編整備計画では『津南中等校は志願倍率が極めて低い状況にあったが令和3年(2021)度以降に大幅な改善が見られている。
2024年1月20日号
十日町産魚沼コシヒカリの米粉を台湾へ―。台湾の事業所と輸出入の事業を展開している十日町市のエスディーコーポレーション(福崎勝幸会長)は、新たな産品交流事業としてパンやお菓子の原材料となる魚沼コシの米粉『繁蔵(しげぞう)』の販売計画をスタートした。将来は月500㌔の輸出に拡大したい計画で、国内でのコメ販売が頭打ち状態のなか、米粉にすることにより台湾で活路を見出したい考えだ。
2024年1月13日号
津南町の各界合同年賀交歓会は4日、ニュー・グリーンピア津南で開催。桑原町長は「10年後を見据えた時、目先のことを重視するあまり、大きな取り組みを何もせず、衰退を選ぶのか、あるいはそうじゃない道を選ぶのか、町は大きな分岐点に立たされている」と強調。「子どもに寄り添った町、特色ある産業が持続的に育つ町、津南病院を軸に子どもからお年寄りまで安心できる医療介護生活支援を届ける町、町民に寄り添い地域コミュニティが育つ町を重点項目として町政を運営したい」と語った。
2024年1月13日号
○…「エイッ」という気合と共に「ビシッ、ビシッ」と道着の音が響く。日本空手道西空館(西野弘幸館長)新春恒例の合同初稽古が8日、十日町市武道館で行われた。集まった成人から児童生徒の道場生28人は西野館長と樋口紀行師範、有段者の福島徳治さんから呼吸の仕方、突きや蹴り、防御の要点などの指導を受けて稽古に臨んだ。
2024年1月13日号
元日に地震が襲った。1日午後4時10分頃、石川・能登半島を震源とし、最大震度7を観測するマグニュード7・6の大地震が発生。新潟県では長岡市震度6弱を観測。十日町市と長野県栄村は震度5弱、津南町は震度4を観測。民家などに大きな被害はなかったが、松之山松口の作業小屋が倒壊、栄村横倉地区で断水が発生するなど一部被害が出ている。
2024年1月6日号
空校舎を活用し、雪国の新たな冬の魅力発信拠点として関心が高まっている冬季の雪上キャンプ・グランピング施設「雪原学舎」がいよいよ9日にオープンする。2年前に閉校した旧貝野小を改装、教室がグランピング施設、さらに地域住民も利用できるカフェスペースなど用意。中里地域の新たな交流拠点となる。運営するのは、丸山工務所の子会社である「株式会社雪原学舎」。小川新一社長(63)は、貝野小の卒業生のひとり。「使わない学校はどうしても老朽化するなか、母校の再スタートに関わることになった。これまで学校を建設する側だったが、造ってきたものを再生するのも我々の仕事と捉え始まった事業。軌道に乗せたい」と意欲を話す。8日に関口市長らと共にテープカットを行い、一般向け内覧会も行う。
2024年1月6日号
いっきに再稼働に向け動き出した。原子力規制委員会は20日、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の事実上の運転禁止命令を今月27日に解除する方針を決めた。これにより再稼働は地元の新潟県の同意が焦点に。花角英世知事は県民の意見を聞き判断する姿勢を示し、12月県議会で「信を問うのが責任の取り方としてもっとも明確であり重い方法と考えている」としている。一方、UPZ圏域(半径30㌔圏内)に下条地区や川西・松代地域の一部が入り、約5700人が住む十日町市。関口市長は18日の定例会見で「市民の皆さんの代表として、十日町市としての意見を述べる。決定権者は県知事と認識。十日町市民の意見をまず知事にお伝えする」と市民意見を集約し意見を伝える方針を示した。
2023年12月23日号
「やる気があるの?」、そんな声が聞こえている。『温浴施設か美術館か』と揉めにもめ、施設を改修してようやく今月2日に市の直営として再開した明石の湯だったが、年末年始の休館日が今月26日から来年1月3日までの9連休となる。帰省客が大幅に増える年末年始は温泉施設にとって『かき入れ時』のはずが、まさかの9日間の休館。利用者からは「正にお役所仕事。お客はどうでもいいということじゃないか」と厳しい声が出ている。
2023年12月23日号