キノコは古くから利用されてきた食材である。栽培されることも多く、エノキ、シイタケ、マイタケなどは鍋物に欠かせない具材となっている。
「食」あれば「毒」あるのがキノコの世界。数ある毒キノコの中で絶対に食べたくないのが「ドクササコ」だ。名前からして怪しさがプンプン臭う。
摂取後の症状が特異だ。手足の末端が赤く腫れ、焼け火箸を押し付けたような激痛に襲われる(末端紅痛症)。恐ろしいのはその痛みが昼夜を問わず一か月ほども続くことである。痛みに耐えかね患部を冷水に浸けてみたがふやけてしまい指先の骨が露出したこともあったという。
食べてから発症するまでの潜伏期間が一週間ほどと遅い。そのためキノコが原因とはわからず風土病や祟りではと恐れられてきた。
一見食べられそうな姿が曲者。横から見るとラッパ形で、傘の中央が窪んでいたら要注意である。
2023年12月23日号
『市町村は人口減少対策から脱却を』。こんなタイトルの意見を日経紙面で見た。地方自治総合研究所の坂本誠研究員は言い切る。「そもそも、人口減少対策を市町村に委ねること自体に無理があるのではないか」。全国の人口減少に悩
む市町村は、「移住政策」と称する独自事業を打ち上げ、「うちの町に来ませんか、うちの村はどうですか」と、全国規模で人口が減少しているこの国の「やせ細るパイ」の奪い合いを繰り広げているのが、自治体の移住政策の実態ではないのか。「市町村の本分は、住民ひとり一人の生活の質を上げること。それによる定住環境の確保にあるのではないか」。坂本研究員は、浮足立つ人口減少対策に一石を投じている。
住民生活の「質」は、個人や地域ごとに多様だ。市長・町長・村長は住民との対話を掲げ、語る会など継続的に開く。生活から出る言葉をよく聞いていくと、住民が求めているのは立派な公民館やコミュニティー施設ではなく、最寄りの場所に「茶飲み」ができる場や気軽に集える広場などではないのか。声高に「移住」を叫んだところで肝心の住民が離れたのでは、まさに元も子もない。地域が行政に求めるのは、財政投資による「活性化」ではなく住民に余計な負担をかけずに、静かに見守り、安心して暮らせる環境づくりではないのか。
坂本研究員は続ける。「人口減少対策に全国各地で取り組むが、一握りの成功と、その陰に数多くの失敗例がある」と述べ、「住民であれ、移住者であれ、目の前の住民と共に腰を据えて向き合い、生活の質の向上に取り組む定住対策への転換だ」。人口減少対策の根本部分は国の社会保障制度の設計にあるとして、生活の質向上の第一義は市町村行政にある、と言い切る。まさに、目からウロコだ。細るパイの奪い合い、この実態を先ず見ることだろう。安心・安全の真の意味を考える時だ。
2023年12月23日号
『改良すべき踏切』として国交省の指定を受け、642日ぶりに渡って通行止めで改良工事を進めてきた十日町市の市道稲荷町線・JR飯山線稲荷町踏切は、ようやく工事が完了。13日、開通式を行った。式には通行を待ち望んでいた周辺住民ら50人余りが駆けつけ、通行再開を喜んだ。同路線は2月16、17日に開く冬の一大イベント・十日町雪まつりの主会場となる西小グラウンドと市中央部とを結ぶ導線として重要視される一方、下島地区に結ぶ道路改良も進んでおり、重要路線となる期待が高まっている。
2023年12月16日号
「今のままでは子どもの人数が少なすぎる。保育園の整備を進めてほしい」。「上郷小の児童数はいま30人余り。統合すべき」。「前の統合の話しが出た時から時間が過ぎ状況は変わっている。芦ヶ崎小校区の保護者アンケートで意向調査を」など、子どもの学び環境についての意見や質問が若手参加者から出ていた。
2023年12月16日号
もうすぐ冬至を迎えるにあたって、今が一番日暮れの早い季節だと分かっているのですが、やっぱり早く暗くなってしまうのは気持ちが滅入りやすくなりますね。でも今年は過去3年と比べて、週末に市内を車で走らせてみると、忘年会などでお店を貸し切って楽しんでおられる皆様の様子が見られるので、少し気分も明るく過ごせるのかもしれません。
今から35年以上も昔、私が小学生のころからすでに、この地域の冬は日照時間が短く湿度が高いため、他の地域よりうつ病と喘息が多いのだと、内科医であった父より聞いています。今日はそんなことで、もう少し明るい話題が良いのかと思いましたが、うつ病の患者さんを抱える家族の方がどう家庭でふるまうと良いのかをお話してみたいと思います。
それはなぜかというと、外来でも患者さんのご家族の方が見えて、「どう言葉を掛けたらよいのか分からない」という相談を受けるからです。
うつ病は、体を動かすエネルギーが全くない状態で生活を送らなければいけない辛い病気です。一番困っているのは患者さん本人であるということを忘れないであげてください。
その1『怒らない』。たとえ歯がゆくても、「いつまでそんな風になっているんだ!」と怒らないでください。治りたいけれど先が見えずに切ない思いをしているのは本人です。自分でも分かっていて動けない状態で、自分に対してダメだと思う感情や周りにとても迷惑をかけているという気持ちでいっぱいになっている状態なので、この言葉に大いに傷つき病状を悪化させます。
その2『何かを決めさせない』。本人のことを考えて「仕事は思い切って休んだ方がいいんじゃない?」「仕事辞めたら?」「予定していた〇〇はやめようか?」と本人に未来の何かを決定させてはいけません。それを考える余裕が頭の中には無く、ただ今を生きるのが精一杯な状態です。このような声がけは本人にとって、何も決められない自分は生きていても無意味と感じるプレッシャーになり、自殺未遂につながります。似たような声がけとして、「薬を飲んでいれば治るよ」「大丈夫大丈夫」などの安易な未来予想は口にしないほうが良いです。
その3『気分転換に何処かへ連れ出すのはかえって逆効果』。本人がしたいことだけさせてください。「これをやらなきゃいけない、やりたくないけど」と思いながらやることは、エネルギーをとても使い、症状を悪化させます。
その4『調子の悪い合図を見極めてあげる』。本当に調子が悪い時に本人から、「今は気分が落ち込んでいて辛い」と言うのはなかなか困難なものです。話しかけても黙っている、ボーっとしてうつむいている、表情が消える、涙がでる、頭痛がする、など、ひとによって症状は異なりますが、調子の悪い時に最初に出てくる症状がたいていあります。これらを見かけたら、「今調子悪いのでは? 休もう。」と、していることをやめさせてゆっくり横にさせてあげる気遣いをしてあげましょう。
さて、今回はここまで。次回続きをお知らせします。今振り返れば、私の体験からしても、なんといってもそばにいた母が一番大変だったろうなと思います。今回のお話が少しでも頑張っていらっしゃるご本人、ご家族さまのお力になればと思います。(たかき医院・仲栄美子医師)
2023年12月16日号
移転工事が終わって、引越しが一応済み、その片付けは暖かくなってからだと決めている。それまでは冬ごもりの熊よろしく疲れた身体の回復を待つだけだ。これといって病状が出て来たというこではないが、ただ気力が無いのだ。ふらつく、転ぶ、忘れる、震える、こぼす、漏らすといった老人特有のだらしなさがグンと多くなったと云うことなのだ。
そんななか、どうにか中津川右岸のひとつの家に紛れこむことが出来ただけでその集落の一員として地歩を得た。
長い間一軒家に暮らしていたせいか、自分がこのような集落に住んで、その集落を自立させるためのシステムに慣れていないことにも気が付いた。何も分からないのである。
ただ75歳老人だけれど、一番若い青年部員として少しずつ地域の事を覚えて行かなければならない事の面倒にも立ち至るのだ。
師走になり少しずつ冬らしくなって2㌢10㌢5㌢と白いものがこちらの気持ちを試すように厚みを変えて行く。雪踏み支援員という制度もあって、お上からそれを頼まれたりして、朝早くトイレに起きたついでに電灯のスイッチを探しながら積雪の状況なんぞを確認したりすることから一日が始るようになった。
そんなことひとつとっても、集落を維持するとはなかなか大変なんだとつくづく気付いた。左岸でひとり暮らしていた頃が天国だったなぁ~とあらためて感じもした。
今年、師走の天気は何となく穏やかで、そうなると周りを見回す余裕が出来たのだろう、少しずつ飯山線の話だとか日大アメフト部の事件だとか、大阪の万博の状況やそれを映すNHKテレビのことなどに目が行くようにもなった。みんなどうでもいいようなことなのだけれど、ひとつ気散じのつもりで見て感じてみようと思った。
ずいぶん昔だが、日大闘争の頃、そこにいた者として思えばこの学校は何もその後、学習していないのだなと思った。もっとも7万人の学生の授業料が生み出す巨額な資金の上であぐらをかいて、上手い汁を吸っていた人間にとっては、昔の儘のおとなしい日大生でなければならないのだろう。
作り出される資金でうまい汁を吸っている人間にとっては面倒が一番の敵で、中間管理職向きの学生をつくる日大でなければならないのだろう。 経営者達は押し詰められれば、デモ隊の頭に鉄アレーも平気で投げ下ろして来たのだから、アメフト部の大麻騒動もまだまだ大したことではないと云うことなのだ。
先日の本誌で飯山線が全線での運行が危なくなったという話を読んだ。津南から戸狩野沢間の営業赤字がとんでもないということでJRはひとつの告示をしたようである。
つまり地域国民に対して、このままでは廃線になるよ! そうならないために何かいい案を出せという! 出なければこの区間の列車を止めることになるという。私には、文句がある奴はかかってこいとばかりに居丈高な恫喝に聞こえた。
でも、その区間には「足滝」というとんでもないめずらしい不思議な駅もある。だれも下りない乗らない伝説的な駅でもあるのだ。そりゃ今でこそ誰でも車を持つ時代だから、足滝から乗車しろとは言わないが、そもそもJRは旧国有鉄道時代には多くの乗客も乗ったのだ。そして高度成長の頃は多くの若者がここから金のタマゴとして日本を支えたのだ。外国の鉄道ファンがこぞって飯山線の「足滝」を、カメラを持って訪れる要素はきっとあるはずである。
JRという会社はそもそもこの国の税金で造られ、国の基盤を支えた会社の支線なのだ。今の新幹線の技術や列車運行システムもそこから出発している。ただ赤字だからと地域を捨てるような会社であるならば、そのうち在来線を全廃して、新幹線を在来線化し、リニアを新新幹線として生き残ろうとしているのではないかと、うがった見方も出て来てしまう。そんなことをしていたら元国有鉄道のJRは倒産の憂き目に逢うのじゃないだろうか!
もっとも万博の現状やら、NHKのBSプレミアムが消えたりとこの国の大きな会社はJRと似たもので何だか右往左往しているようだ。
この国はなかなか良い国なのだけれど、上に立つ人たちに必死さが見えないようだ!
ここまで言いたい事を書いたけれど、みんな思っていることは言った方が疲れが消える。病院で処方される薬が病気を直すのではないと、何となく気が付いた!
2023年12月16日号
切明は釜落から47キロに及んだ工事用軌道の終着駅で、中津川第一発電所の魚野川と雑魚川の要の位置にあり、ここから沈砂池を通った発電用水は真っ暗な地下水路に吸い込まれて高野山の貯水池に向かいます。
写真には建設中の沈砂池と、対岸には宿舎や医者・巡査なども常駐した建物が写っています。
町外の東電OBが、そのまた先輩から聞いたという昔話ですが、豪雪になると車で町まで向かえない、まさに陸の孤島だった切明発電所で業務にあたっていた職員が急病になり、このままでは人命にかかわると、流量を減らした水路に患者を乗せたボートを浮かべ決死の救出を行ったということです。
映画「ホワイトアウト」さながらの豪雪地帯からの脱出劇ですが、入ったのは良いがいったい何処で地下水路を出たのか気になります。途中何ヵ所かある横坑のうち、考えられるのは前倉上の横坑から出たのか、高野山のダムまで流れ着き、横根方面から町に向かったのか不明ですが、当時の電力マンの苦労が偲ばれる逸話です。
さて、厳冬期の秋山郷の工事現場では、何処も陸の孤島のようになりますが、地下水路が人や資材の行きかう動脈のようになっていたのではないでしょうか。
2023年12月16日号
あきれた以上に、これは「犯罪」だろう。パー券売上をポケット化している事実が判明し、この国の政権は瀬戸際に立たされている。そのお金を出した企業・団体・個人からの「反旗」は、それほど高く上がっていない。なぜ怒らない、それが不思議だ。
パー券、パーティー券だが、自民党の派閥による「キックバック問題」が年の瀬の切迫感と共に、この国の政治状況を大きく揺さぶっている。13日に提出された内閣不信任案は、自民・公明の政権政党だけの数の論理の賛成で否決したが、その実態は以外の野党すべてが賛成した事実は大きい。議院内閣制の国にとって、国会での議決がモノをいうが、今回のパー券問題は、著しく政治への不信感を増幅し、不信任案は否決されたが、国民の政権への不信感をかえって増幅しているのが事実だろう。ここはまさに「正義の味方」、検察の本来の力を見せてほしい。
政権を持つと資金が集まる、この構図は政治の歴史が物語っているが、今回のパー券問題、自民を推す民間企業や団体が「言われるままに」パー券を購入している実態が明らかになった。そのパー券の「ノルマ」以上をマイポケット化したことに対し、さらに政治資金に記載せず、となれば、これは雑収入扱いになり、それを申告しないのは「脱税」だろう。捜査はここまでも視野に入れているのだろうが、今後の検察捜査に注目だ。
そのパー券を買わされた民間企業・団体・さらに個人は、それもよし、としているのか。なぜ「何をしているのか」を怒らないのか。ここは反旗を掲げる時だろう。残念ながら、そうした動きは見られない。それは、「やはりそうだったのか」という織り込み済みのことなのか。
政治不信は、国の政策に大きく響く。マイポケット化が見過ごされれば、この先の納税、確定申告にも影響してくる。「あれが許され、なんで、これがダメなのか」、税務窓口での会話が聞こえてくる。ことは、それほど重要な局面だ。
2023年12月16日号
世界を対象に美味しいコメを表彰する「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」(12月1、2日)。新潟県初、津南町での農業関係の大規模全国大会となり、2日間で3400人余が来訪。最高部門である国際総合部門に津南町の出品社2人が金賞、1社が特別賞となるなど、津南産米のアピールにも繋がった。桑原町長は「町の米の美味しさを伝えたいと準備してきた。金賞受賞は拡販のステップアップに繋がる。農業は国の基、その農業を志すもの同士の相互交流の場になり、成功と言って良いと思う」と話す。だが一方で、2週間前の町内宿泊施設のキャンセル、さらに予算不足により12月議会で900万円を追加計上(当初予算1400万円)、総予算2900万円に増額が必要となるなど、行政サイドの不手際も浮き彫りになった国際大会となった。
2023年12月9日号
地域の若手看護職員らの連帯促進をと、「魚沼圏域採用3年目の看護職員交流会」は4日、魚沼基幹病院講堂で開催。広域の看護職員や保健師など対象にした3年目職員の研修会は県内初。魚沼エリアの県立病院や地域病院、県や自治体職員など11団体から41人が参集。うち県立十日町病院は7人、県立松代病院からは1人が参加。医療の道を歩み続けている同期たちと意見交換をするなどで、横の繋がりを深めていた。
2023年12月9日号
キノコは古くから利用されてきた食材である。栽培されることも多く、エノキ、シイタケ、マイタケなどは鍋物に欠かせない具材となっている。
「食」あれば「毒」あるのがキノコの世界。数ある毒キノコの中で絶対に食べたくないのが「ドクササコ」だ。名前からして怪しさがプンプン臭う。
摂取後の症状が特異だ。手足の末端が赤く腫れ、焼け火箸を押し付けたような激痛に襲われる(末端紅痛症)。恐ろしいのはその痛みが昼夜を問わず一か月ほども続くことである。痛みに耐えかね患部を冷水に浸けてみたがふやけてしまい指先の骨が露出したこともあったという。
食べてから発症するまでの潜伏期間が一週間ほどと遅い。そのためキノコが原因とはわからず風土病や祟りではと恐れられてきた。
一見食べられそうな姿が曲者。横から見るとラッパ形で、傘の中央が窪んでいたら要注意である。
2023年12月23日号
『市町村は人口減少対策から脱却を』。こんなタイトルの意見を日経紙面で見た。地方自治総合研究所の坂本誠研究員は言い切る。「そもそも、人口減少対策を市町村に委ねること自体に無理があるのではないか」。全国の人口減少に悩
む市町村は、「移住政策」と称する独自事業を打ち上げ、「うちの町に来ませんか、うちの村はどうですか」と、全国規模で人口が減少しているこの国の「やせ細るパイ」の奪い合いを繰り広げているのが、自治体の移住政策の実態ではないのか。「市町村の本分は、住民ひとり一人の生活の質を上げること。それによる定住環境の確保にあるのではないか」。坂本研究員は、浮足立つ人口減少対策に一石を投じている。
住民生活の「質」は、個人や地域ごとに多様だ。市長・町長・村長は住民との対話を掲げ、語る会など継続的に開く。生活から出る言葉をよく聞いていくと、住民が求めているのは立派な公民館やコミュニティー施設ではなく、最寄りの場所に「茶飲み」ができる場や気軽に集える広場などではないのか。声高に「移住」を叫んだところで肝心の住民が離れたのでは、まさに元も子もない。地域が行政に求めるのは、財政投資による「活性化」ではなく住民に余計な負担をかけずに、静かに見守り、安心して暮らせる環境づくりではないのか。
坂本研究員は続ける。「人口減少対策に全国各地で取り組むが、一握りの成功と、その陰に数多くの失敗例がある」と述べ、「住民であれ、移住者であれ、目の前の住民と共に腰を据えて向き合い、生活の質の向上に取り組む定住対策への転換だ」。人口減少対策の根本部分は国の社会保障制度の設計にあるとして、生活の質向上の第一義は市町村行政にある、と言い切る。まさに、目からウロコだ。細るパイの奪い合い、この実態を先ず見ることだろう。安心・安全の真の意味を考える時だ。
2023年12月23日号
『改良すべき踏切』として国交省の指定を受け、642日ぶりに渡って通行止めで改良工事を進めてきた十日町市の市道稲荷町線・JR飯山線稲荷町踏切は、ようやく工事が完了。13日、開通式を行った。式には通行を待ち望んでいた周辺住民ら50人余りが駆けつけ、通行再開を喜んだ。同路線は2月16、17日に開く冬の一大イベント・十日町雪まつりの主会場となる西小グラウンドと市中央部とを結ぶ導線として重要視される一方、下島地区に結ぶ道路改良も進んでおり、重要路線となる期待が高まっている。
2023年12月16日号
「今のままでは子どもの人数が少なすぎる。保育園の整備を進めてほしい」。「上郷小の児童数はいま30人余り。統合すべき」。「前の統合の話しが出た時から時間が過ぎ状況は変わっている。芦ヶ崎小校区の保護者アンケートで意向調査を」など、子どもの学び環境についての意見や質問が若手参加者から出ていた。
2023年12月16日号
もうすぐ冬至を迎えるにあたって、今が一番日暮れの早い季節だと分かっているのですが、やっぱり早く暗くなってしまうのは気持ちが滅入りやすくなりますね。でも今年は過去3年と比べて、週末に市内を車で走らせてみると、忘年会などでお店を貸し切って楽しんでおられる皆様の様子が見られるので、少し気分も明るく過ごせるのかもしれません。
今から35年以上も昔、私が小学生のころからすでに、この地域の冬は日照時間が短く湿度が高いため、他の地域よりうつ病と喘息が多いのだと、内科医であった父より聞いています。今日はそんなことで、もう少し明るい話題が良いのかと思いましたが、うつ病の患者さんを抱える家族の方がどう家庭でふるまうと良いのかをお話してみたいと思います。
それはなぜかというと、外来でも患者さんのご家族の方が見えて、「どう言葉を掛けたらよいのか分からない」という相談を受けるからです。
うつ病は、体を動かすエネルギーが全くない状態で生活を送らなければいけない辛い病気です。一番困っているのは患者さん本人であるということを忘れないであげてください。
その1『怒らない』。たとえ歯がゆくても、「いつまでそんな風になっているんだ!」と怒らないでください。治りたいけれど先が見えずに切ない思いをしているのは本人です。自分でも分かっていて動けない状態で、自分に対してダメだと思う感情や周りにとても迷惑をかけているという気持ちでいっぱいになっている状態なので、この言葉に大いに傷つき病状を悪化させます。
その2『何かを決めさせない』。本人のことを考えて「仕事は思い切って休んだ方がいいんじゃない?」「仕事辞めたら?」「予定していた〇〇はやめようか?」と本人に未来の何かを決定させてはいけません。それを考える余裕が頭の中には無く、ただ今を生きるのが精一杯な状態です。このような声がけは本人にとって、何も決められない自分は生きていても無意味と感じるプレッシャーになり、自殺未遂につながります。似たような声がけとして、「薬を飲んでいれば治るよ」「大丈夫大丈夫」などの安易な未来予想は口にしないほうが良いです。
その3『気分転換に何処かへ連れ出すのはかえって逆効果』。本人がしたいことだけさせてください。「これをやらなきゃいけない、やりたくないけど」と思いながらやることは、エネルギーをとても使い、症状を悪化させます。
その4『調子の悪い合図を見極めてあげる』。本当に調子が悪い時に本人から、「今は気分が落ち込んでいて辛い」と言うのはなかなか困難なものです。話しかけても黙っている、ボーっとしてうつむいている、表情が消える、涙がでる、頭痛がする、など、ひとによって症状は異なりますが、調子の悪い時に最初に出てくる症状がたいていあります。これらを見かけたら、「今調子悪いのでは? 休もう。」と、していることをやめさせてゆっくり横にさせてあげる気遣いをしてあげましょう。
さて、今回はここまで。次回続きをお知らせします。今振り返れば、私の体験からしても、なんといってもそばにいた母が一番大変だったろうなと思います。今回のお話が少しでも頑張っていらっしゃるご本人、ご家族さまのお力になればと思います。(たかき医院・仲栄美子医師)
2023年12月16日号
移転工事が終わって、引越しが一応済み、その片付けは暖かくなってからだと決めている。それまでは冬ごもりの熊よろしく疲れた身体の回復を待つだけだ。これといって病状が出て来たというこではないが、ただ気力が無いのだ。ふらつく、転ぶ、忘れる、震える、こぼす、漏らすといった老人特有のだらしなさがグンと多くなったと云うことなのだ。
そんななか、どうにか中津川右岸のひとつの家に紛れこむことが出来ただけでその集落の一員として地歩を得た。
長い間一軒家に暮らしていたせいか、自分がこのような集落に住んで、その集落を自立させるためのシステムに慣れていないことにも気が付いた。何も分からないのである。
ただ75歳老人だけれど、一番若い青年部員として少しずつ地域の事を覚えて行かなければならない事の面倒にも立ち至るのだ。
師走になり少しずつ冬らしくなって2㌢10㌢5㌢と白いものがこちらの気持ちを試すように厚みを変えて行く。雪踏み支援員という制度もあって、お上からそれを頼まれたりして、朝早くトイレに起きたついでに電灯のスイッチを探しながら積雪の状況なんぞを確認したりすることから一日が始るようになった。
そんなことひとつとっても、集落を維持するとはなかなか大変なんだとつくづく気付いた。左岸でひとり暮らしていた頃が天国だったなぁ~とあらためて感じもした。
今年、師走の天気は何となく穏やかで、そうなると周りを見回す余裕が出来たのだろう、少しずつ飯山線の話だとか日大アメフト部の事件だとか、大阪の万博の状況やそれを映すNHKテレビのことなどに目が行くようにもなった。みんなどうでもいいようなことなのだけれど、ひとつ気散じのつもりで見て感じてみようと思った。
ずいぶん昔だが、日大闘争の頃、そこにいた者として思えばこの学校は何もその後、学習していないのだなと思った。もっとも7万人の学生の授業料が生み出す巨額な資金の上であぐらをかいて、上手い汁を吸っていた人間にとっては、昔の儘のおとなしい日大生でなければならないのだろう。
作り出される資金でうまい汁を吸っている人間にとっては面倒が一番の敵で、中間管理職向きの学生をつくる日大でなければならないのだろう。 経営者達は押し詰められれば、デモ隊の頭に鉄アレーも平気で投げ下ろして来たのだから、アメフト部の大麻騒動もまだまだ大したことではないと云うことなのだ。
先日の本誌で飯山線が全線での運行が危なくなったという話を読んだ。津南から戸狩野沢間の営業赤字がとんでもないということでJRはひとつの告示をしたようである。
つまり地域国民に対して、このままでは廃線になるよ! そうならないために何かいい案を出せという! 出なければこの区間の列車を止めることになるという。私には、文句がある奴はかかってこいとばかりに居丈高な恫喝に聞こえた。
でも、その区間には「足滝」というとんでもないめずらしい不思議な駅もある。だれも下りない乗らない伝説的な駅でもあるのだ。そりゃ今でこそ誰でも車を持つ時代だから、足滝から乗車しろとは言わないが、そもそもJRは旧国有鉄道時代には多くの乗客も乗ったのだ。そして高度成長の頃は多くの若者がここから金のタマゴとして日本を支えたのだ。外国の鉄道ファンがこぞって飯山線の「足滝」を、カメラを持って訪れる要素はきっとあるはずである。
JRという会社はそもそもこの国の税金で造られ、国の基盤を支えた会社の支線なのだ。今の新幹線の技術や列車運行システムもそこから出発している。ただ赤字だからと地域を捨てるような会社であるならば、そのうち在来線を全廃して、新幹線を在来線化し、リニアを新新幹線として生き残ろうとしているのではないかと、うがった見方も出て来てしまう。そんなことをしていたら元国有鉄道のJRは倒産の憂き目に逢うのじゃないだろうか!
もっとも万博の現状やら、NHKのBSプレミアムが消えたりとこの国の大きな会社はJRと似たもので何だか右往左往しているようだ。
この国はなかなか良い国なのだけれど、上に立つ人たちに必死さが見えないようだ!
ここまで言いたい事を書いたけれど、みんな思っていることは言った方が疲れが消える。病院で処方される薬が病気を直すのではないと、何となく気が付いた!
2023年12月16日号
切明は釜落から47キロに及んだ工事用軌道の終着駅で、中津川第一発電所の魚野川と雑魚川の要の位置にあり、ここから沈砂池を通った発電用水は真っ暗な地下水路に吸い込まれて高野山の貯水池に向かいます。
写真には建設中の沈砂池と、対岸には宿舎や医者・巡査なども常駐した建物が写っています。
町外の東電OBが、そのまた先輩から聞いたという昔話ですが、豪雪になると車で町まで向かえない、まさに陸の孤島だった切明発電所で業務にあたっていた職員が急病になり、このままでは人命にかかわると、流量を減らした水路に患者を乗せたボートを浮かべ決死の救出を行ったということです。
映画「ホワイトアウト」さながらの豪雪地帯からの脱出劇ですが、入ったのは良いがいったい何処で地下水路を出たのか気になります。途中何ヵ所かある横坑のうち、考えられるのは前倉上の横坑から出たのか、高野山のダムまで流れ着き、横根方面から町に向かったのか不明ですが、当時の電力マンの苦労が偲ばれる逸話です。
さて、厳冬期の秋山郷の工事現場では、何処も陸の孤島のようになりますが、地下水路が人や資材の行きかう動脈のようになっていたのではないでしょうか。
2023年12月16日号
あきれた以上に、これは「犯罪」だろう。パー券売上をポケット化している事実が判明し、この国の政権は瀬戸際に立たされている。そのお金を出した企業・団体・個人からの「反旗」は、それほど高く上がっていない。なぜ怒らない、それが不思議だ。
パー券、パーティー券だが、自民党の派閥による「キックバック問題」が年の瀬の切迫感と共に、この国の政治状況を大きく揺さぶっている。13日に提出された内閣不信任案は、自民・公明の政権政党だけの数の論理の賛成で否決したが、その実態は以外の野党すべてが賛成した事実は大きい。議院内閣制の国にとって、国会での議決がモノをいうが、今回のパー券問題は、著しく政治への不信感を増幅し、不信任案は否決されたが、国民の政権への不信感をかえって増幅しているのが事実だろう。ここはまさに「正義の味方」、検察の本来の力を見せてほしい。
政権を持つと資金が集まる、この構図は政治の歴史が物語っているが、今回のパー券問題、自民を推す民間企業や団体が「言われるままに」パー券を購入している実態が明らかになった。そのパー券の「ノルマ」以上をマイポケット化したことに対し、さらに政治資金に記載せず、となれば、これは雑収入扱いになり、それを申告しないのは「脱税」だろう。捜査はここまでも視野に入れているのだろうが、今後の検察捜査に注目だ。
そのパー券を買わされた民間企業・団体・さらに個人は、それもよし、としているのか。なぜ「何をしているのか」を怒らないのか。ここは反旗を掲げる時だろう。残念ながら、そうした動きは見られない。それは、「やはりそうだったのか」という織り込み済みのことなのか。
政治不信は、国の政策に大きく響く。マイポケット化が見過ごされれば、この先の納税、確定申告にも影響してくる。「あれが許され、なんで、これがダメなのか」、税務窓口での会話が聞こえてくる。ことは、それほど重要な局面だ。
2023年12月16日号
世界を対象に美味しいコメを表彰する「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」(12月1、2日)。新潟県初、津南町での農業関係の大規模全国大会となり、2日間で3400人余が来訪。最高部門である国際総合部門に津南町の出品社2人が金賞、1社が特別賞となるなど、津南産米のアピールにも繋がった。桑原町長は「町の米の美味しさを伝えたいと準備してきた。金賞受賞は拡販のステップアップに繋がる。農業は国の基、その農業を志すもの同士の相互交流の場になり、成功と言って良いと思う」と話す。だが一方で、2週間前の町内宿泊施設のキャンセル、さらに予算不足により12月議会で900万円を追加計上(当初予算1400万円)、総予算2900万円に増額が必要となるなど、行政サイドの不手際も浮き彫りになった国際大会となった。
2023年12月9日号
地域の若手看護職員らの連帯促進をと、「魚沼圏域採用3年目の看護職員交流会」は4日、魚沼基幹病院講堂で開催。広域の看護職員や保健師など対象にした3年目職員の研修会は県内初。魚沼エリアの県立病院や地域病院、県や自治体職員など11団体から41人が参集。うち県立十日町病院は7人、県立松代病院からは1人が参加。医療の道を歩み続けている同期たちと意見交換をするなどで、横の繋がりを深めていた。
2023年12月9日号